表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/19

異世界ふぁーすと☆こんたくと

突然だが自己紹介をしようと思う。

浜田洋平、25歳、独身。

職業は自宅警備員で、趣味や特技は無し。

しいて言うなら自慰行為である。

長く引きこもっていると、それぐらいしかやることがなくなってくるのだ。

もはや中毒のようになっていた。

最近では、新たなオナニー手法の修行の為にオナ禁をするというおおきな矛盾を孕んだ存在へと

昇華していたのだが、まあ、言ってしまえばただのニートである。

そんなどこにでもいそうなごく普通の自宅警備員の前に悠然とたたずむのはライオンの頭と、鷲の体を持ったいびつな生物。


……どうしてこうなった?


この奇妙な状況の始まりは数分前。

ついに、かねてから(1か月前から)の夢であったエナジー・オーガズムに至った俺は

気づけば巨大な木々の生い茂る森の中にいて、このわけのわからん動物のエサになろうとしていたのだった。


「ま、まま…まて、話せばわかる、俺を食べるのはよせ、腹を壊すぞ!!ええい、お座り!!」


焦りながら言葉を紡ぐが、目の前の動物に言葉が通じる保証はないと思い至り、頭が真っ白になる。

その、いかにも肉食獣ですといった風に主張してくる白くとがった牙を見て思わず目をつむった。


だめだ、食われるっ――


しかし、いつまでたっても予想した痛みは訪れない。

疑問に思い目を開くと、目の前にはちょこん、と行儀よくお座りをしている生物の姿が。

あれ、もしかして、いう事を聞いてくれてるのん?


「…おちんちん」


ひょいっ


「…おかわり」


ひゅ


「お手」


ポンっ

…グサッ。


「ギャァァァァァァァァァァァァッ!!」


文字通りの鷹の爪が刺さった。

ぐりふぉんではないです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ