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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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ヒルダとレベッカ対魔物の集団 その三

自身達に接近してきたレベッカにオーク達は、慌てながら槍を振り回して追い払おうとしていく。

しかしレベッカはこの槍を避けると、オークの一体に狙いを定めて槍に剣を当てて槍を吹き飛ばしていき、丸腰になったオークを真正面から斬っていき、脳天から綺麗に真っ二つにしていったのである。


「フシュル!? ブシュルウ!!」


「ブシュルル! フシュルウゥ!!」


「フシュルルッ!」


「ほいさっ! そんなんじゃあたしには当たらないよ!」


「フシュルッ!?」


「それから、驚いている場合でもないっ! それっ!」


「ブ、ブシュルッ!?」


「……はあああっ!! 脳天、唐竹割りいぃっ!!」


「……ブッ!? ……」


「……ブ、ブシュルルルウ!?」


「フシュルッ!? フシュルッ、フシュルルッ!」


レベッカの脳天唐竹割りが直撃して真っ二つにされた仲間を見たオーク達は、恐怖のあまりにレベッカへ背を向けてしまう。

そんなオーク達を見逃さずに追撃を仕掛けようとするレベッカに、オーク達を救出する為にスモールトレント達が攻撃を仕掛けていく。

しかしスモールトレント達の攻撃はヒルダの魔法で邪魔されてしまった為、スモールトレント達によるオーク救出作戦はすぐに失敗してしまった。


「……あっ!? オーク達が逃げる!? いや、そうはさせない!」


「……ギギッ! グギギッ!」


「ギゲーッ!」


「……あっと!? スモールトレント達が……!」


「させません! ファイアレーザー!」


「ギゲッ!? ギゲゲッ!?」


「よし、これで大丈夫です! さあレベッカさん!」


「ありがとうございます、ヒルダ様! さあオーク達、逃げるな! 残りもあたしが倒してやるんだから!」


「フシュルウッ! ブフシュルルルウ!!」


「フシュッ! フシュッ!」


「……無視して逃げるんかい……まあいいや、逃げるのなら追い掛けて倒すだけだからね!」


「……フシュル……?」


「……ブッ!? ブシュルウッ!?」


ヒルダとレベッカから逃げ出していたオーク達は、自分達を追い掛けてきたレベッカに驚愕する。

そうしてそのまま逃げるか、逃げる事を止めて戦うかで悩んだところに、レベッカの剣が炸裂していく。


「フシュルッ! フシュルッ!」


「ブフシュルルル!」


「……なんか、中途半端な事になってるな……まあいいや、このままいくわよ、オーク達!」


「フシュルルルウ! ……フッ!? フシュルオッ!?」


「これで二体目だ! 食らえっ!」


「フシュルッ!? フシュル……」


レベッカの剣が炸裂した次の瞬間、首を斬り飛ばされたオークが、ゆっくりと倒れていった。

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