↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

212/221

ヒルダ、村人達にリビングアーマーを紹介する

ヒルダとレベッカ、そしてリビングアーマーが農作業現場に到着した時、そこにはすでに大勢の村人達が、ヒルダがやって来る時を今か今かと思いながら待っていた。

そんな村人達にヒルダとレベッカは大きく手を振りながら駆け寄っていき、到着が遅くなった事を謝っていったのである。


「……むぅ、今日のヒルダ様は遅いな……」


「なにか、体の具合が悪くなってしまった、とかでしょうか……?」


「……わからん。わからんが、そういう予想をしてしまうと確かに不安になってしまうな……」


「どうしましょうか? 誰かを様子見に行かせる、とかは?」


「ふむ……うん? あれは?」


「え? おっ?」


「えっほ、えっほ……皆さーん! おはようございまーす! 遅くなりましたー!」


「あたしもいまーす! おはようございまーす!」


「……おっ! ヒルダ様とレベッカだ!」


「良かった、何事もなかったんだな!」


「……うん? あの、ヒルダ様とレベッカの後ろにいる、全身鎧は一体どこの誰だ……?」


「さ、さあ……?」


「……ヒルダ様がどこからか呼んだ、知り合いの騎士様、とかか……?」


「う、う~ん?」


「……いや、皆さん! 遅刻してしまい、大変申し訳ありませんでした!」


「あ、ああ、いや……」


「……遅刻は、まあ、その……あまり気にしていないので、そんなに丁寧に謝られなくても、大丈夫ですよ……?」


「え、ええ……」


「そうですか? それは、どうもありがとうございます」


「はは……」


自身達の遅刻を謝ってきたヒルダに、村人達は遅刻は気にしていないと返してくる。

これにヒルダがありがとうと感謝の言葉を伝えていくと、村人達が遅刻よりも気になる事がある、と言って全身鎧の事を尋ねてきた。


「……ところであの、ヒルダ様……我々には遅刻よりも気になっている事があるのですが……」


「気になっている事、ですか。それは、この全身鎧の事ですよね?」


「……はい……」


「……どなたか、ヒルダ様のお知り合いの騎士様が駆け付けてくださったのですか……?」


「いえいえ、これはリビングアーマーと言いまして……そうですねぇ……まあ、簡単に言ってしまうと魔物の一種になります」


「まっ、魔物の一種!?」


「ひ、ひいっ!?」


「そ、それがどうして、ヒルダ様について走ったり歩いたりしてるんですか!?」


「そ、それにどうしてヒルダ様やレベッカを襲っていないのですか!?」


ヒルダから聞いた謎の全身鎧の正体、リビングアーマーの事を軽く説明された村人達が混乱しながら、どうしてヒルダやレベッカに襲い掛かっていないのか? と尋ねてくる。

そんな村人達の様子をレベッカは、ヒルダから初めてリビングアーマーの事を説明された自分も似たような感じになっていたんだろうなぁ……と思いながら眺めていた。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。