↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

119/227

レベッカ、ヒルダを探す

レベッカが目を覚ましたのは、ヒルダが寝室を出ていってから一時間程が経過した後だった。

目覚めたレベッカは隣で寝ているはずのヒルダがいない事に焦り、着替えもそのままに寝室を飛び出していき、ヒルダの行方を急いで探して始めたのである。


「……むにゃむにゃ……むぅ~……くあぁぁ……う~、おはようございます、ヒルダ様……うん……? あ、あれ……? ヒルダ様? え!? あれ!? ヒ、ヒルダ様!? ヒルダ様、どこですか!? ……返事が無い……? これは、急いで探さないと!! ヒルダ様! ヒルダ様、どこですか!?」


「……あら、おはようございます、レベッカさん。朝早くから元気ですねぇ」


「ヒルダ様! ……え? まだ、家にいた……?」


「え? ええ、いた、といいますか、ずっといましたけど……?」


「……そ、そうですか……あたしはてっきり、ヒルダ様があたしを寝かせたままダンジョンにいってしまったのか、と思ってしまいまして……」


「……ぷっ……あはははっ! 私がそんな昨日決めた予定とまったく違う行動をするわけないじゃないですか」


「は、はあ……」


「もし仮に予定と違う行動をするのなら、きちんとレベッカさんに話してから行動しますよ」


「……それなら、まあ、安心ですね……」


探し当てたヒルダから、予定を変えるならしっかり話してから変える、このように言われたレベッカは複雑な表情で頷いていった。

そんなレベッカにヒルダが、ちょうど起こしに行こうと思っていたから助かった、と満面の笑顔で話していく。

このヒルダの言葉にレベッカは首を傾げながら、何かあったのか? と尋ねていった。


「ふふ……それよりも、レベッカさんが自主的に起きてきてくれて助かりましたよ。ちょうど起こしに行こうと思っていたところですから」


「……え? ちょうど起こしにいこうと思っていた……? 何か、良くない事があったんですか?」


「いえいえ、そうではありません」


「うん? それならどうして……?」


「ちょうど朝食を作り終えたところでしてね、温かいうちに食べた方が良いだろうと思いまして……」


「ああ、それであたしを起こしにこようとしていたと。なるほどなるほど……」


ヒルダの言動が理解出来たレベッカが何度か頷いていく。

そんなレベッカの仕草を見たヒルダがレベッカに、それならそろそろ朝食にしよう、と声を掛ける。


「ええ、その通りです。というわけですから、レベッカさん?」


「あ、はい、ヒルダ様」


「先程も言いましたが、まだ朝食が温かいうちに食べてしまいませんか?」


「そうですね、そうしましょう」


「はい。ではどうぞ、レベッカさん」


「はい、ヒルダ様!」


嬉しそうに笑いながら歩いていくヒルダの後を、レベッカも笑顔で追いかけていった。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。