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過去作品(更新停止)   作者: 遊観吟詠
第二章 トートゥゾネ
33/105

2-(16) ファーストバーン(上)

 高速戦艦シャルンホルストでは、すべての艦運行システムがアクセル・スレッドバーンの一身に集まるなか、クルー達はどうにかして状況を把握しようと機転を利かせていた。

 

 統火長とうかちょう(統合火力統制官)が、連絡要員の手にしていたタブレットに目をした瞬間に奪い取り、

「ケーブルをよこせ!」

 と叫んでからことはトントン拍子に進んだ。タブレットを有線で艦のネットワークに繋いでみれば、艦内システムに干渉こそできないものの各種計器などの数値は確認可能となったのだ。エネルギー残量や船速はもちろん残弾数などもわかる……。だが、状況確認を開始した統火長は、数秒とたたず真っ青となった。


「シャルンホルストの主砲が発射されようとしています! フルチャージです。とんでもなく揺れますよ!」

 

 細かい説明などいらない。トレーセン艦長は、統火長の顔を見ただけで状況が把握できた。戦艦と題されるような軍用宇宙船の主砲口径は、船体に対して大きい。当然、主砲発射による船体の揺れも大きい。

 

 なお、これが空母や駆逐艦などのクラスになると違う。艦載機の発着が頻繁な空母は、船体が安定していることが大前提だし、船速のでる小中の艦は、速度に乗っているときにバランスを崩せば目も当てられない。船首と船尾が入れ替わりながらくるくると回転し、あらぬ方向に飛んでいきかねない。これが大事故なのはいうまでもない。こうなってしまうと予定進路に戻るのはどころか、船体の安定を取り戻すこと難しいのだ。

 

 こうならないように、軍用宇宙船には法的に船体に対する口径に制限が設けられ、衝撃相殺機構が設けられているが、戦艦と指定された軍用宇宙船は特別だった。艦載砲による敵への強力な打撃を期待する戦艦には、例外的に船体に対して規定より少し大きい主砲を搭載することが許されている。もちろんそれだけじゃない。衝撃相殺機構も通常の艦とは違う特別製だ。

 

 つまり巨大な船体と、特別で大掛かりな衝撃相殺機構。これで戦艦クラスは、大口径主砲の巨大な衝撃でもバランスを崩さないとされているが……。これは平常のエネルギーチャージによる主砲発射を基準としていた。


「くそッ。総員対ショック防御ー!」


 トレーセン艦長は、マイクをオンにし艦内の全員へ向け叫んだ。おそらくクルー達には、聞こえていると判断できた。音声を拾っていることを示すメーターが振れたのだ。幸いにも音声認識状況を示すメーターは、画面中央にデカデカと表示された『特措法命令』や『緊急事態』の文字に隠されてはいなかった。


「艦長も座席にお座りください。戦艦クラスは特に優秀な相殺システムが設置されていますが、フルチャージでぶっ放せば船体が1メートルは一気にズレ込む!」


 統火長の言葉に、トレーセン艦長は慌てて座席に身をおさめ、慌ただしくシートベルトで体を固定した。トレーセン艦長や統火長が想像するに、主砲発射で訪れるであろう船体のブレは、揺れなんて生易しいものじゃない。エレベーターのケーブルが、切れて落下するような衝撃に見舞われる。シートベルトをしていなければ床から天井に叩きつけられる。こうなれば大怪我で済めばいい。まともな想像力があれば、自分のミンチが脳裏に浮かぶというものだ。

 

 加えてシャルホルストが増速しているのもいけなかった。いま、座席に身を固定したことでトレーセン艦長はかすかな振動を感じていた。これ高子力エンジンをフル回転させたときに起きる振動だ。

 

 トレーセン艦長が、身に感じる振動に不安を覚えるなか統火長はタブレットを抱きながら座席に身を固定。そして、

「アクセル司令に艦のコントロールが、集まっているように見えますが……」

 とトレーセン艦長へ問いかけた。


 統火長がチラリと司令指揮座を見ると、そこにはだらりと座席に身を横たえるアクセル・スレッドバーンの姿。どう見ても意識がないように見える。そう。確信はないが、ブリッジ内の誰もが、いや、艦内の誰もが薄々気づき始めていた。

 

 ――アクセル・スレッドバーンが一人で、艦をコントロールしているのではないのか?

 

 信じられないが、こう想像せざるを得ない。アヘッドセブン序列一位。バイオニクス・オブ・インターネットという生体ネット能力。神域工学ボーダーブレイク・エンジニアリング。公然の秘密とはまいわないが、噂はあったのだ。軍は次世代型兵器の研究開発を成功させ、これまでにない斬新なプランを実現化させつつあるという噂が……。いわゆるウルトラシークレット。軍事機密中の軍事機密だが、秘密兵器も実戦投入可能な段階ともなれば噂は流れるものだ。


「わからんが、状況的にそうなのだろう」

「技術的には可能と軍政本部付きの研究者から聞いたことがありますが、本当にそんな能力ある人間が存在するとは信じられません……」

「あの計画が、本当だったということだろうな」

「あの計画?」

「いや、知らんならいい。いや、知らんほうがいい。いまの発言は忘れてくれ」

 

 ――天儀総司令はどこまでご存じなんだ。

 とトレーセン艦長は思った。力がすべてを裁量するのが戦場。トレーセン艦長のしる天儀は、現状を状況で打破してきた男だ。あの人は、前の戦争で荒唐無稽な計画を実現してしまったがゆえに、危険な野望を抱いているのではないのか。そう思えるのだ。

 

 軍人が国家をリードする時代は、はるか昔地球時代は二十世紀すでに終わっていた。軍人、政治家、官僚、科学者、企業経営者。人類史において時代をリードしてきたのは、このどれかだったが、軍人が最初にこの枠から外れ、科学者はすっかり鳴りを潜めていた。天儀は、この状況を変えようとしているのではないのか。

 

 ――力こそすべての男だ。

 天儀総司令は、残念だがそういう人間だろう。経歴抹殺刑ダムナティオ・メモリアは、なによりの証拠だ。危険人物すぎるので、戦後の新世界から抹殺された。旧軍経験者、天儀のもとで戦ったことのあるトレーセン艦長にはそう思えるのだ。

 

 トレーセン艦長が黙考し、統火長が手にしているタブレットに見入るなか見船体が急激に揺れた。上から頭を押さえつけられるような強烈なG。誰もが、高速戦艦シャルンホルストは潜水艦が急速浮上するごとく真上に起動したことを理解した。


「急速起動です! 総員は対ショック姿勢!」

 この操舵手の報告に、

「遅い――!」

 というトレーセン艦長の鋭い声が飛んだ。もっと早く報告しろというものだ。だが、操舵手からすれば、艦がどのように動くかだなんて事後でしかわからない。なにせ操舵は乗っ取られてしまっている。


 高速戦艦シャルンホルストのクルー達を最初に襲ったのは、フルチャージの主砲発射の衝撃ではなく、艦の急速な運動による強烈なG。誰もアクセル・スレッドバーンの考えなどわからない。本来なら矢継ぎ早に指示が飛んでくるはずの指揮座は、不気味な静けさに包まれ、座席などのセーフティーポイントに身を固定している国家親衛隊インペリアルも不気味なほど落ちついている。


 なお、これまで幾度かでてきているセーフティーポイントとは、ようはシートベルト付きの座や、艦内の随所に設けられた緊急避難用の小さなスペースだ。


「アクセル司令は、一人で戦うつもりなのでしょうか?」

「知らん! だが、シャルンホルスト一隻でどうこうなる状況でもない」

「自分は思うのですが、はたしてアクセル司令が乗っ取っているのは、この艦だけでしょうか」

「……まさかありえん」

  

 驚き顔のトレーセン艦長は、統火長にタブレットの画面を見せろというようにジェスチャーした。統火長は、心得たもので先遣部隊トップユニットの配置状況がわかるウィンドウを表示しトレーセン艦長へ画面を向けた。

 ――わからん。

 トレーセン艦長は、向けられた画面を確認したが、そこには乱れなく進む部隊の隊列が表示されているだけでなにも読み取れないが、次の瞬間画面には、

『主砲発射10秒前。――総員対ショック防御――』

 の文字。同時に艦内には、やはりクレーロン(軍隊ラッパ)の音が鳴り響いた。今度は主砲発射タイプのメロディーだ。


「ついにきたか! 総員対ショック防御ォオオオ!」


 トレーセン艦長が、ふたたびマイクを手に艦内へ向けて大声を発した。フルチャージの主砲の一斉射だ。四基十二門が一気に火を吹けば、艦は半回転してあらぬ方向へ飛んでいくことだってありうるだろう。


「いけません! シャルンホルストの射線に上に友軍がいる!」

 と統火長が叫んだ。


「なんだとありえんぞ。おい通信兵。射線上の友軍に警告しろ!」


 だが、トレーセン艦長に命じられた通信兵は青くなって慌てるだけだ。まず射線上にいるという友軍が、具体的にどの艦だがわからない。わからないのだから警告を飛ばしようがない。

 

 だが、それも仕方ない。統合火力管制官が、射線上に友軍がいると叫んだのは敵の位置と、味方の進路、そして主砲発射タイミングを頭のなかでざっくり想像しただけの発言であり、いわば勘。統火長だって厳密にどの艦が射線上にいるかなどわからないのだ。

 そもそも謎の保特措法命令とやらで、通信に必要な操作も入力できない。


「なにをしている早く警告してやれ!」


 慌てているのはトレーセン艦長も同じだ。困りはてる通信兵を、状況を知ってかしらずか怒鳴りつけるしかない。


「どれかわからないんです!」

「全艦に送ってやればいいだろ!」

「通信しようにも入力を受け付けません!」

「チクショウめ!」


 トレーセン艦長が悪態をつくと同時に、高速戦艦シャルンホルストを衝撃が襲った。

 ――ついに主砲が発射されたか?!

 と誰もが思ったが違った。

 右側に放り出されるような強烈な揺れ。高速戦艦シャルホルストは、直上へ急速起動したあとに取舵とりかじを取った。つまり右へ曲がったのだ。厳密にはアクセルは、スピードに乗っているシャルホルストを、艦首などに取り付けられたバランス制御用の少噴射口をつかい右へ超信地旋回ちょうしんちせんかいさせた。シャルホルストの進路は、ほぼ直角に右へ曲がった。マニュアル操作の神業といっていい。脳が直接艦コントロールに繋がっていなければできない芸当だ。


 ついに艦内では、軍人には似つかわしくない悲鳴があがったが、意識を沈めたアクセルはそんな混乱とは無縁だった。

 ――オー。いい揺れじゃねーか。

 アクセルは、初めての戦艦との意識同調に心地よさを覚えていた。巨大な船体と、体が一体となるフィードバック現象の心地よさは体験したもので半ければわからないだろう。だが、アクセルには、そんな余韻に浸っている暇などなかった。

 

 アクセルの体が指揮座から放り出されたのだ。

 

 ――しまった。シートベルトしてねえ!

 

 身が宙を舞うなかいたって冷静に思った数秒後、アクセルの体は糸の切れた操り人形のように床へ落ちた。顔面からの激突だ。

 

『痛えぞぉおおおお。チクショウがぁあああ!』


 指揮座からではなく、スピーから悲鳴と悪態が艦内に響いていた。インターネット・オブ・バイオニクスによる生体と宇宙戦艦の同調は、技術的にも複雑怪奇。つまりデリケートな作業なのだ。それなのにアクセルは、座席から放り出されて、床に強烈に打ち付けられた。しかも顔面から。これでアクセルの言語野の信号が艦の音響ディバイスに流れ、スピーカーから音となって飛び出たと考えられる……。

 

 アクセルは床にうつ伏せに転がったままピクリとも動かない。いや、動けないのだ。アクセルは、繊細な操艦をするために意識のほとんどをシャルホルストに移していた。それが放り出されたことと、落下の衝撃で、痛覚だけは中途半端に肉体の方に戻った。こんなところなろで、依然としてアクセルの意識の大部分は、シャルホルストに残ったままだ。


 ただ、これは不幸中の幸というやつでもあった。アクセルは無駄に長いケーブルのコネクターを偶然使用していたため言語野と音響ディバイスが繋がってしまうなどの多少の問題は発生したものの接続が途切れるという最悪の事態には陥っていなかった。手順を踏まずに接続が切れると、廃人一直線ということもありうる。

 そしてこれは、

 ――まだ指揮を継続できるぜェ!

 ということだった。床に這いつくばるアクセルが考えたことはそれだけだ。


「カウントファイブ。主砲四基十二門の最終セイフティ解除! 主砲一斉射されますぅううう!」


 統火長が、手にしているタブレットの画面を見ながら叫んだ直後に、船体は船腹方向、つまり真下へ動いた。エレベーターの下りで身に覚える感覚を十倍したようなふわりと浮くような心地悪さがクルー達を襲った。アクセルの体は、一瞬だけ宙に浮き、また床にベシャリと叩きつけられガチンという鈍い音が鳴り、アクセルの血が空調設備の風乗りブリッジ内に舞った。


 高速戦艦シャルホルストは真上に一斉射した。シャルホルストに搭載された四基三門の主砲は広角タイプで90度まで仰角が取れた。


「そうかこれなら水平方向に射撃するより、艦の安定を保ちやすい。……すごい発想だ」

 と統火長がうめいていた。水平方向に艦が主砲発射の勢いを殺しきれずに、船体が回転してしまうが、真上に撃てば真下にズレるだけですむ。


 だが、統火長の驚きはこれだけではすまなかった。いや、全シャルホルストの全クルーが、一分後にふたたび驚きに見舞われることとなった。一難去ってまた一難とはいったもので、一分後に高速戦艦シャルホルストを襲ったのは、敵待ち伏せ部隊からの集中砲火!

 

 当たり前だった。シャルホルストは主砲を発射したのだ。待ち伏せ部隊からして、格好の標的。位置は確定的に明らかで、狙いは定めやすい。しかもトランスポンダの信号は、シャルホルスト|(戦艦級)。誰だって狙う。敵だってこの船が、重要な任務を帯びる船だと承知しているはずだ。軍事機密というのは、双方必死に調べるものだ。特にわかりやすい敵戦力ともなればなおさらだ。戦艦は、わかりやすい戦力の典型だ。


「敵の重力砲弾多数飛来!」

 と防空部所属のレーダー要員が叫んだ。ブリッジの全クルーの視線が、メインモニターに集まった。そこには、新たなウィンドウが開かれシャルホルストと飛来する敵重力砲弾関係が単純化された図が表示されていた。束となって襲ってくる重力砲弾。重なり合っていて正確な数は不明だが、待ち伏せ部隊のおおよその数からその砲門数は概算できる。待ち伏せが20隻だとして、飛来する重力砲弾の数はおよそ最大240発……!


 ――回避運動!

 と誰もが思ったが、艦は静寂を保ったままだった。さきほどまであれだけ揺れに揺れていたのに、一番肝心な瞬間には動かない。あのアクセルの横暴さを形にしたような急激な揺れ。もう簡便してくれと思っていたあの酷い揺れが、いまは懐かしくすらある。

 

 ――11、10、9、8、7

 と被弾三十秒前から始まったカウントだけが無情に進んだ。

 

 誰もが運命を呪った。よくわからないうちに死ぬ。なぜアクセル・スレッドバーンがこんな無茶な操艦をしたのか、どうしてフルチャージの主砲一斉射を敢行したのかまったく誰も理由がわからない。そのまま全員が死ぬ。


「セロッォオオオオ!」

 

 カウントが終了し艦内には不気味な静けさだけが残された。被弾による振動がない。一発でも当たればかなり揺れるはずだ。いや、最大240発が飛来したのだ。どれが当たるだろう――。

 

「重力砲弾群通過ッ!」

 レーダー要員の言葉に誰もが、意味がわからないと思ったが、思っただけで立ちどろころに自分たちの艦の置かれた状況を理解していた。


「敵の重力砲弾の群れは、シャルホルストの真上を通過しました!」


 とうことだった。ブリッジ内には、助かった喜びと、起こったことの異常さの意味に気づいたものとの興奮に包まれた。そんななか統火長が、

「フルチャージの一斉射はこのためだったのか!」

 と叫んだ。わかっていない者も、この状況の意味するところに気づいている者も統火長に注目した。そんな彼らに、統火長が放った。

 

「だから、アクセル司令は、一斉射による艦の不慮の位置ズレを回避運動に利用したんだ。先手を取って撃てばシャルホルストは、敵から絶好の標的になる。だが、射撃してから回避運動したのでは遅い。だから本来は、射撃と同時に回避運動をやりたい。だが現実にはこんなことは無理!」


 ――もうわかるよな?

 というように統火長がブリッジ内を見渡すと、

「……無理だからフルチャージの重力砲射撃反動を回避運動に利用したのか?」

 とうい声がどこからともなくすぐにでた。


「そうだ。これは艦の進路と運動、そして射撃による反動まですべて計算に入れておこなった戦闘術。いや、計算なんて生易しもんじゃない。一連の行動を意図してやったなら悪魔的に精緻な計算だ。アヘッドセブン序列一位というのは本当に強いぞ!」


 ブリッジ内には歓声があがった。最初シャルホルストに姿を現したアクセル・スレッドバーンは、まさに悪魔ザ・デビルだった。悪魔であり、悪魔的な強さを持った人間。戦場で強い味方ほど心強いものはない。それが白か黒かは関係ない。敵か味方かそれだけだ。


 なお、急速な右方向への旋回と、主砲一斉射で船体が連続して揺れるなか、指揮座に近い国家親衛隊インペリアルの数名が動きだしていた。アクセルの一大事は、彼らにとっても一大事だ。総司令官天儀の命令は絶対だ。彼らは血まみれのアクセルを救出しようと手早くシートベルトを外し、慎重にだが素早く座席から腰を浮かしたが、それより早くアクセルへと駆け寄ったものがいた。


「いま、すぐに衛生兵を呼びますのでご安心ください」

 とアクセルを抱きかかえたのは、トレーセン艦長だった。


『オイ! オレと艦をつないでいるコネクターが外れないようにしろよ!』

 

 スピーカーからは、お礼どころか怒鳴り声が響いた。

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