第三話ひねくれ者の初めての討伐
「ほんとに冒険始まっちゃったよ!」
頭に手を当てながら呟いた。俺だって世界でもっと魔力保有量が多いフィエルド・アローくらい魔力保有量が多かったらこうはならなくて済んだのかな
「はぁー」
母さんがなんとかするって言ったから完全に油断してた。あと人マジで頭のネジ5本くらい抜けてんだろ。
弱気なことを考えて歩いていたら森の中に入ってい
「迷ったー‼︎‼︎」
「もう家に帰りたい、モンスターたちの行動観察してたい」
そんな大声で叫んでたら茂からガサガサとなる
「なに!!」
茂みから大イノシシがでてきた
しまったじっと見ていたら目が合ってしまった
これは‼︎恋が始まる・・・わけがなく
前足を動かして今にも突進してきそうだけど
どうしようこ、ここは魔法だ!俺にだって魔法使いの加護があるんだ大丈夫!
「ファイヤーボール」
ファイヤーボールは初級魔法であり消費魔力はなんとたったの5とってもお得な魔法でしょ‼︎
一般人の魔法職なら二千回も撃てる
威力は・・・
大イノシシにファイヤーボールを当てたが全く効いてない様子……やばい(汗)
大イノシシは俺の攻撃を受けた後すぐに突進してきたけど、どうしよう「そうか!」
「筋肉増加I」
筋肉増加Iは初級魔法 消費魔力はなんとたったの10お買い得でしょう
でも効果は・・・
「筋肉が増えてきた」 メキメキメキメキ
「筋肉がよろこんでやがる」
腰低くし牙を押さえようと体勢を取る
「かかってこいやあん//」
止めようとしたが気づいたら木にもたれかかってた、クソ、「あぁ頭痛い」手を当て確認すると手が真っ赤だ・・・「こ、これは!」ちょっと舐めてみよう・・・酸っぱい、ああこれはバックに入れてたトマトが潰れただけか、よかったーってそんなの気にしてる場合じゃないあいつまたこっちに攻撃しようとしてる詰んだ、いや魔法だ魔力加算を使うんだ
ー魔力加算とはー
魔法の発生魔力とは別に魔力を加えて魔法の威力あげる術
「ファイヤーボール」と同時に魔力加算を行う
空気中にある外気魔力を魔法にねじ込むんだそうすることで自分の体内魔力の消費を無く威力上げる
「強くもっと威力を上げろ上げろ」
大イノシシがこっちに向かってきてるチャンスは一度だ‼️
「ファイヤーボール+」
そう魔法を放つと、正面からしか突っ込むことしか脳がない、大イノシシに直撃した。
「と、止まったよかったー生きてる」
てか強くね!顔面が吹き飛んでる……えぇ 魔力加算てこんなに強いん?もうこれだけでよくね?
今までは岩や木にしか使ったことないからまじで知らんかった、これから俺の無双が始まるんじゃね
そんなことを考えながら、ニヤニヤしてたら日が暮れ始めた。
やば、今日はここで野宿か飯もちょうどあるし‼︎てか母さんトマトしか食料を入れてないなんて!
「ファイヤーボール」
集めてきた木の枝や幹に向かって発射し火をつける、その周りにさっき倒した大イノシシ肉を切って串刺しにしたのを地面に突き刺し焼いていく。
焼き終わったので食べようとした時また茂みがガサガサとなる
「チッ 匂いにつられて魔物でも来たか・・・」
「ファイ……」
「ちょっとまってください」
茂みから飛び出したてきたのは
弓を持った黒髪のちょっと痩せた俺と同い年くらいの男が出てきた
俺が詠唱を咄嗟に止めると男はへたり込んだ
食事に戻ろうと座ろうとしたら男の腹がグーとなった・・・が無視して食事を始める
「んっ今まで食ってたことなかったけど豚の肉に似ててうまいな」
ああうざい もの欲しそうな目でこっちを見てくる うぅん全部食ってしまおう
人に恨めしそうに見られながら食う飯が美味い
けど流石に・・・
「いります」
「いや流石にもらうのは」
めっちゃ欲しそうなのに手と首を横に振り断ってくる うぅやっぱりうざい欲しいものを欲しいと言えないなんて、よし全部食ってやろう
「ごめんお腹空いてるのかなってw」
やっぱ最高だ人の負の感情はサイコーのスパイスだw
「いってて なにするんだよ」
「すみません空腹が限界に達してしまって・・・」
『すごいうざかったし』
「なんかいったか?」
煽りながら飯を食い進めて最後の一本になったとき不意にいきなり殴られ飯を奪い取られた。
「最後の一本だったのに、あぁ魔力回復しきれてないのに」
魔力は睡眠や食事で回復する。まぁ魔力は全回復したが
機嫌が悪そうに呟くと、
「すみません、でも豚みたいな味で美味しかったです」男はとずっと謝ってる。けどこれ本気で謝ってるの?
「くっそー そういえば君の名前は?」
殴られたところを手で触りながら尋ねる
「僕の名前はフィ・・・ フィスタム・グルタル職業は弓使いです。君の名前は?」
「俺はアイア・スーベルト職業は……」
「うわ聞いたことある世界最弱の人でしょ!あ、あれだ魔法使いの加護持ちなのに魔力量100の人!」
俺が加護を言う前にフィスタムはそんな知ったような口を聞いてくる。はーい殺す殺す、俺は静かに拳を握り締める、「すみません」とフィスタムは地面に頭が練り込むぐらいの勢いで土下座してくる。
「なぁーフィスタム・グルタルって名前長しフィスって呼んでいい?」
俺は不機嫌そうに尋ねると、フィスタムは正座したまま「あっ俺か!いいよ」と反応するこいつ空気読めねえタイプか?てかなんで自分の名前なのにこんな反応するんだ?
「お前もしや偽名だろ!」
「‼︎」
はぁ〜やっぱりな俺にお約束が通じると思うなよ。俺は小さい頃から数々の生き物の観察をしてきたのだ、ちょっとくらいの嘘をついてるかどうかくらいわかる。
「お前の本当の名前なんだ!」
俺はフィスを押さえようと、腰も下げいつでも手を前に出し尋ねた。
「あ、あなたはお約束が通じないんですか⁈」
「うん」
「ゔん! ほんとちょっとは考えてくださいよ相手の都合や事情とか⁈」
逆ギレしたフィスにいきなり胸ぐらを掴まれた。興奮しすぎだって!
「筋肉増加I」メキメキメキメキ
「パワー」
まぁ相手がやる気ならと、筋肉増加した俺は逆にフィスを制圧し地面に押し付けながら言った。
「俺は相手の都合とか考えないよ。俺は嘘つくやつ嫌いだし」
あぁ嘘ついてしまったw
「ごめんなさい」
お!本当の名前教える気になったな!ならw
「僕の名前は!」
「まぁいいや!」
フィスにまたがるのをやめそう言い放った。
「え?」
当然の反応。クー最高!この覚悟を決めたうえで突き放すの最高すぎる!
「いやでも・・・」
「まず俺嘘つくやつ嫌いじゃないし、それに都合とかあるんだろならいいよ」
まだ地面に倒れてるフィスにニコニコしながら手をさしのべた。
「あらためて!俺の名前はアイア・スーベルト
村のみんなにはアイスって呼ばれてたからフィスもそう呼んでくれこれからよろしく」
フィスは言葉が出せないようだ
困惑してる困惑してる最高w
もうちょっとこのキャラ演じてフィスで遊ぶかw
「フィスはどうしてここに(ニコニコ)」
「あっええと・・」
最高・・・
いつからだろうこんな嫌なやつになったのは
村ではいつもザコだの言われ、いつのまにか人の苦しみが嬉しいと思うひん曲がったやつになってしまったのかもしれない・・・
〜10年前〜
「おめでとう!あなたは剣士の加護ね。しかも最大魔力保有量は8103ね!」
「よっしゃー しかも剣士で最大魔力保有量8103なんて、かなり高いじゃねぇか」
「あなたは、魔法使いの加護ね。最大魔力保有量は10241ね」
「平均かー」
そんな様々な声が聞こえるのは、村の教会だこの世界では6歳になると、教会で自分が生まれながらに持っている加護が判明する。
今の段階で判明している加護はざっくり分けると、剣士、魔法使い、弓使い、召喚士などその他もろもろだ。もちろんがみんな加護を持っているわけではない。
俺には、加護があるのだろうか!もしあったらなんの加護なんだろう?と考えながら心を踊ろせながら、待っていた。
「次アイア・スーベルトくんお越しください!」
待ってました!とうとう俺勇者のような人生が始まるんだ!
「加護は魔法使いですね」
「え?」
マジか来たよこれ!僕も加護持ち!これから僕の冒険者人生スタートか!アイア・スーベルトの冒険譚の始まりや、
「あれ?これってエラーおかしいこんな魔力量見たことない!」
きたきた、これマジで確定演出じゃん!悪いな今日この教会にきた。他のガキど……
「魔力量100です」
「は?」
衝撃の事実に目が点になる。え、え、えぇーだってだって、最大魔力保有量が100って魔法使いでは最弱だし、なんなら剣士とかあんまし魔力を使わない奴らよりも魔力が低いんですけど!今までの最低記録はジッコー・ランドルの4545だよ、なんでいきなりマイナス4445も更新!終わった。俺の人生!
この世界には、他には僧侶とかあったらします。
加護進化は魔法使いに例に挙げると、極めた属性などに左右されます




