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第9話 話し合い②
「「「「「彩斗の為よ」」」」」
「あ、彩斗の為?!」
意外な言葉にサクラは少し混乱してしまった。
「ええ、そうよ。ここにいる全員が彩斗に助けられた者ばかりよ」
「……目的は何?」
「何の事?」
「これだけの最上級精霊が集まって人間のしかも、子供の為に動くとは思えないわ」
サクラはそう言った。
「勘違いしないでほしいわ。彩斗は私達に何にも頼んでいないわ。私達が勝手に彩斗の為に動いているだけよ」
「……何の為にそんな事をしているの?」
「え、そんなの決まっているじゃない」
彩花は笑顔でそれを言った。
「それは、彩斗の事が好きだからよ」




