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Online H-E-R-O  作者: C.コード
ゲームプレイ初期
1/7

Game start!

更新スタートしましたー!

ネット専用語句については、後書きの方に解説していきたいと思います。

抜けている部分がありましたら、遠慮なく突きつけてくださいッ!

俺の名前は『吉田(よしだ) (しょう)』。

公立高校に通う1年生だ。夏休みも越えて9月の今、俺は猛烈に趣向を凝らす趣味がある。

それは『オンラインゲーム』というやつだ。

俗に言うMassively Multiplayer Online Role Playing Game(略称MMORPG)。

『多人数同時参加型オンラインRPG』というやつだ。

やり始めてまだ1カ月と言ったところだが、なかなかやりこんでいる方だとは思っている。

今もやっていて、熱中しているわけだが……。

お、チャットだ。画面ログへと見やる。


執行者K:誰かバルログ一緒に行こうぜ!

Boostα:おお、ついにバルログに出陣か

堕ちた使者:俺も協力するよ~

執行者K:よっしゃー! αさん、使者さんに感謝っす!

Boostα:ドロップ品wktk

堕ちた使者:バルログと言ったら『邪剣(ブラックロード)』ですね。

執行者K:んじゃソレ狙いで! @30分後にでも冥界の入口で落ちあいましょう

Boostα:りょーかぃ

堕ちた使者:OK


今日も面白い。仲間と何かをするのは楽しいし、飽きない。

ちなみに言うと、バルログとはこのオンラインゲーム『H-E-R-O』界でのボス敵。

全てのボスをひっくるめてみると高いランクではないが、それでも強くて名は広まっている。

邪剣と称されるブラックロードは剣としては名品で剣という分類で分けてみてもランクは高い。

雑魚敵をちまちま倒して偶然手に入れる武器とは格が違っており、

雑魚敵から入手は不可能で、雑魚相手だとこの攻撃力のランクの武器を手に入れるには、

俺が今狩っている敵よりももう7,8ランクほど高くならないとならない。

故に、ブラックロードは誰もが憂いの目線を見せるほど。ゲーム内では所有者は

強者扱いの対象になっていて、強者の証でもある。


「くぅぅぅ、ついに俺もバルログか。」

友達にでもメールしておくか。学校には俺と同じオンラインゲームをやっているやつが3人ほどいる。

メール送信完了ッと。あいつらの憂いの目線が目に浮かぶな!


さてと、集合時間よりもずいぶんと早く冥界の入口に着いちまった。

すると、しばらくしてから冥界の入口にとあるプレイヤーが訪れた。

見た目は女か? 凄くやりこんでいそうなアバターもつけていて、なんだか強そうだ。

名前は……『GirlHeats』か……。

GirlHeart:堕ちた使者さん?

堕ちた使者:ん、はい?

GirlHeart:やり込んでますね。このゲームは楽しいですか?


このプレイヤー、急に話しかけてくるとは。まぁ、色んな事も起きるし、それも面白味の一つと言う感じで、

俺はオンラインを今の今まで満喫いたわけだがな。こういう急な展開ぐらい、割り切ってやるか。


堕ちた使者:そりゃまぁ楽しいです!

Girl]heart:どれくらい楽しいですか?

堕ちた使者:このゲームの世界に入りたいくらい!

GirlHeart:なら、招待してあげましょうか?


なんなんだこのプレイヤーは。おかしなことばかり打ち込んできて……


堕ちた使者:招待?

GirlHeart:はい。すぐにこちらにこれますよ。


うっぜぇぇぇ!! からかっているとしか思えん! なら、やってもらおうじゃないか!

ん、待てよ? もしかしてこれはもっと面白い……ボス戦のメンバー募集の暗喩(あんゆ)か?

そうか、そうなのか!?


堕ちた使者:なら是非招待してくださいw wktk

GirlHeart:そのままでじっとしててくださいね


最後のGirlHeartのログを見た直後、俺はめまいに襲われた。

「う、お……?」

視界が暗くなって……いく?






「う、うう……」

薄眼を開けると明るい。光が差し込んでいる。

が、そこは部屋ではなく、室内でもない。外だ。しかも緑が広がっている。

「……え、ここどこ!?」

思わず声に出す。

マジで、ここどこぉぉぉぉぉぉ!?

平和的な緑の草原の上に俺がいるってどういうことなのぉぉぉ!?

「ねぇ、そこの君。」

驚愕しているとなりで声を掛ける人がいた。

「ん、え?」

振り向くと顔つきの良い男性がいた。

「き、君は……。」

「『閃光ロイス』って言えばわかるかな?」

「せ、閃光ロイス……!!」

閃光ロイスといえば、H-E-R-O界では屈指の英雄プレイヤーじゃないか!!

「どうして英雄がここに! 確か今じゃLv109で職業が『ドラゴンナイト』……。」

「良く知ってるね。」

「あなたのブログはまめにチェックしてましたから……。」

閃光ロイスはブログも経営していて、そこにこうして自分の成果等々を更新している。

このオンラインゲームでは有名人の代名詞とも言われているほど。

「そ、それで……ロイスが一体僕に何のようですか?」

「簡単な話さ。……一緒に旅をしないか。」

「え?」

最後の俺の一言を放った時の瞬間は脳裏に刻み込まれたよ。あえて言おう『どうしてこうなった』とな!!

ドロップ:本来の意味は『落とす』だが、この場合は敵が落とすアイテムという意味。誰かから貰ったり、以来の報酬として入手した場合とは区別される。

wktk:ワクワクテカテカ。要するに『期待しちゃうな~』という解釈の仕方で間違いは無いと思う。

@:『後』をタイプ省略した場合に用いられる。例:後1時間→@1時間

 もちろん時間以外にも個数等々に使ってもOK.

Lv:レベル。実装初期ではLv100が上限だったが、

大型アップデートの度にそれらの上限の枠が徐々に上がっていくという

のがこのゲームのオリジナル感溢れるシステム。ちなみに今現在はLv120が限度。

職業:ゲームではよく使われる設定。選択により決定され、

それにより他のプレイヤーとスキル等に大きな差が生まれる。

効果や恩恵は千差万別。

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