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影に潜む脅威

「御影様」

「おう、大丈夫か?」

「はい」

「カストラは?」

「私も大丈夫です」

「そうか、その様子だと力も使ってないな」

「はい」

「よし、取り敢えず協会の人間が来たら皆を診てもらおう」


それから数分経って協会の人間が来て、直ぐに処置が必要な人達を連れて病院に向かった。


後から聞いたが死者はいなく重傷者もいなかったので安心した。

「帰りますか?」

「ああ、帰るか」

「あ、私は友達と帰りますね」

「分かった」

そうしてカストラに友達が出来た嬉しさを抱えながら車で桐生と帰った。


家に着く前に家の近くに広い公園があって、そこで異変に気付いた。

「此処で降ろしてくれ」

「かしこまりました、帰りはいつ頃に?」

「直ぐに帰るから風呂の用意を頼む」

「分かりました」

そうして車から降りて公園の一通りが少ない場所に来た。

「そろそろ良いだろ。隠れてないで出てこい」

そこには誰もいない、でもそこにマモンが現れた。

「気づいちゃった?」

「当たり前だ、学校にもいたろ」

「まあ、視察だよ」

「お前がやったことだろ?」

「まあね、それから龍族とも会ったんだって?」

「そこまで知ってるのか?」

「あいつら面倒くさいからさ潰し合ってくれれば良かったんだけどね」

「まさか桐生の家族も?」

「ああ、君の下部だっけ?」

「嫌な言い方だな」

「実際そうだろ?」

「それで答えろよ」

「もしそうだと言ったら?」

「人間の全ての力を使ってお前らと戦う」

「それは戦争と捉えても良いのかな?」

「ああ」

「立った一人がきっかけで戦争宣言んとは変わってないね」

「実際そんなもんだろ、お前らは人間だけじゃない龍族と言うモンスターとも仕掛けたんだから」

「そうか、まあここで君を仲間にしたかったんだけどね」

「人間を人間だと思わない奴らとどう仲間だと言えるんだ?」

「それは君自信の課題でもあるんじゃないのか?」

まるで心の中を見られたかのような感覚だった。

「俺は共に手を繋いで歩める世界を作りたいんだ、お互いに理解できなければそれは共存とは言えない」

「そうか、なら仕方ないね。交渉決裂だ」

そう言いマモンはゲートの中に消えた。

そうして俺は家に帰った。


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