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世界大会

巨大アリーナの中央に、“宙に浮かぶリング”。

結界と国旗が輝き、空気には戦場の熱。

大会は終盤。

日本代表が呼ばれると、会場は薄笑いに染まった。

「日本? 三戦ともすぐ終わるな」

「Z級一人の国が勝てるわけない」

御影は肩をすくめる。

「まあ、言わせておけばいい」

桐生は指を鳴らしながら笑う。

「あとで全部黙らせりゃいい」

そして隣には、新Z級・不知火 灯。

フランス代表アダムが笑う。

「日本のZ級……実力あるのか?」

ベルギー代表バルデンも鼻で笑う。

「せいぜい三秒は持つといいな」

灯は表情一つ変えず、リングへ歩いた。

________________________________________

第一試合:日本 vs ベルギー

バルデンの《重圧核》が発動し、リング全体が沈む。

観客ざわめく。

「日本のZ級、即死じゃないか!」

しかし——

灯は動かない。

片手で拳を止めていた。

「重いけど……ありがとな」

呪紋が輝いた瞬間。

「倍返しだぁぁぁ!!」

バルデンは一直線に吹き飛び、壁へ叩きつけられた。

観客が凍る。

「……ベルギーのZ級が一撃……?」

________________________________________

第二試合:日本 vs フランス

速度特化のアダム。《神速歩法》。

残像すら見えない。

だが——桐生は片手で刃を受け止めた。

「速ぇけど……足音で全部バレてんだよ」

膝が入り、拳で沈め、一瞬で終了。

観客は声を失った。

________________________________________

第三試合:日本 vs アメリカ

“世界最強”レオン。

会場の空気が変わる。

「……俺はお前を警戒している」

「どうも」

淡々と返し、観客からの怒号は無視。

開始——

レオンの《ミリタリー・ヘイルストーム》が襲う。

しかし全て、御影の手前で弾けた。

《次元障壁》。

さらに《オーバードライブ・エーテル》まで放つが——

御影は前へ歩くだけ。

「……な、ぜだ……」

「次は俺の番だ」

星のようなエーテルが溢れ——

御影は消えた。

「ここだよ」

背後からの一撃。

レオンは防御バリアごと吹き飛ぶ。

審判が叫ぶ。

「日本代表・御影!!」

世界は黙りこんだ。

大会は、日本の完全勝利で幕を閉じた。

直後、御影は再び会議室へ呼ばれる。


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