第6話 -仮拠点-
あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"。
腹がぁぁぁ。
腹が減って死にそうーーー。
あれから2日何も食べてない……。
今の所魔物とは出会ってないけど、けど!
「あーー。おいしそーなきのこがあるううぅぅ」
また死んだ……
いやいやいやいや!
流石にあの模様はやばいだろ!
赤色に白い斑点……ま○おのやつみたいなそんなキノコがまともに食えるわけがねぇ。
流石に俺でもわかる。
あれは完全に脳が溶けてたなぁ……
恥ず。
あれから俺は29回。
全体で15030回繰り返して、少し、ほんの少しだけ食べられるものがわかってきた。
結果、1日以上生きられることが増えてきた。
なので今回は、少し遠出してきているのだが。
「あれは!?」
俺の目線の先には、ほら穴?というのだろうか。
雨をしのげそうな所があった。
今まで雨は降ったことがないが、もし降った時は助かる。
とりあえず入ってみよう。
「おおおおお!!!」
そこには目を見張るものがあった。
まず広い。
というかちょうどいい?
普通に暮らせそうな広さだ。
そして何より。
「湧き水!!!!!!」
水がある!!
部屋の端っこに大きめの水たまりができていた。
急いで飲む。
ぬるい。
ぬるいけど!!
「美味しい……」
なぜか今まで川を1回も見てない。
つまり、15030回ぶりの水である!!!!!
あぁなんて幸せなんだろう。
まさか、水だけでこんなに喜ぶ日が来るなんてな……




