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35、トーナメント1日前

35話です

魔族との戦闘から、日が経って学年トーナメントも、遂に明日になった。

後日ジンから

 

「怪しい生徒がいたら教えていただまけますか。」

 

と言われたけど特に探してはいない。

え、だって当たり前じゃん、何で自ら危ないことしないといけないの?平和万歳!!

それに、あれいこう魔族は現れてもいないし。大丈夫でしょ。

 

しかもあの化け物はリクだったらしい、怖いもんだねまったく。みんなには退学したと伝えられた、知っているのは先生と俺達だけらしい。

 

まあそれはさておいて、夜の修行は相変わらずフェンリルにぼこぼこにされていますが。

本当に何時になったらフェンリルに勝てるのやら。

今日でトーナメント最後の修行だな、いや修行なのかあれは?まぁ、(かたき)を取らないとこの修行は終わらないだろうけどな。


最近は字もネリーのお陰で読めるようになった。でも授業はあまり聞いていない。

コロシアムでの授業はそれぞれ自主練習になっていた。

俺は一刻も早くスノウフェアリーを使えるだけの魔力をあげないといけない。

俺は今までの自主練習は魔力を練る練習をひたすら続けていた。

はーー、まだ1分しか使えないからなー。他の魔法と一緒に使うとさらに短くなるからなあいつ燃費悪い、もうちょっとエコに作ればよかった。

 

何?最近のニュースはないのかって

あぁ、そういえば勇者がこの学校に転入したらい。何でらしいって、だって興味ねーもん、勇者とつるんだら絶対に何か起きるでしょ。

そんなの嫌だよ。

ちなみに噂で、かなり美人なおねーさん、と聞いた時はぜってー行かねー、と思ったよ。

もう姉的なのはこりごりなんだよ、家にとんでもないのがいたからよ。

 

え、今何してるかって!それはコロシアムで絶賛ネリーと戦闘中さ。


「ミツキさん、戦いの途中で考え事はいけませんよ。」

 

と言ってネリーが黒い傘で襲いかかってくる。ギャーー!、ギャーー!助けてヘルプヘルプ。

俺はネリーの傘を必死によける。

ネリーは容赦なく傘で剣のように切りかかってくる。しかもかなり速いが、かろうじて避けられる。


何で、こんなことになってるかって、そりゃ、夢の中でフェンリルに勝てないっていったら、「手伝って差し上げます」とネリーが言ってくれた。そのせいで今にいたるわけだ、どうだろう見事にへまっているだろう。

 

「余計なことを考えていると危ないですよミツキさん。」

 

と言って俺が片膝をついているところを、ネリーが突きを打ち出して、傘の先が俺の頬をカスって止まる、そして俺の頬から一筋の血が流れた。

俺は真っ青になって冷や汗が流れた。

こ、こえーーーー、これわざとかすらせたよね。

 

「ご、ごめんなさい。」

「それでは仕切り直しですね。」

 

と言って傘を引いた、そしてネリーが俺に提案してきた。


「そうですね、ミツキさんそろそろレイズではなく上位のオールレイズに切り替えたらどうでしょう。

魔力の消費は多いですが近接技を仕掛けるなら動きが全然変わりますよ。」

 


へー、そんな魔法あったんだ。

俺はネリーにやり方を学んだ。

魔力を限界まで溜めるのかやってみるか。

俺は、現在使える魔力でありったけの魔素を集める。 体が徐々に暑くなってくる。

 

「ネリー体が暑いんだけど。」

「それは体が活性化しているからですよ、それを越えてください。」

 

越える?この暑さを?しかたない頑張るか。

「ハーーーーー」、と魔素を溜める体が暑い、いや、熱い。

燃えてしまいそうだ、だが、我慢して練る。

すると体の熱さが消えて俺の体が輝きだす。なんだこの光は?


「ネリーこの光は何?」

「それは自分の限界を迎えた時に起きる現象ですよ。体に溜めた魔素で入りきらない分が溢れているのですよ。それが限界値と思っていいですよ。」


ここに来て初めて知った。授業しっかり聞いとけばよかったか?

いや、俺にはネリえもんがついているから大丈夫だ。

よし、やってみるか。

 

「《オールレイズ》」

 

すると俺の体が、レイズの時より強い光に包まれる。

本当に段違いの力がわいてくる、だけどこの魔法の消費量もって5分だな。

 

「ネリーこれは魔素の消費が激しいね。」

「えぇ、それは仕方ありませんね、その魔法は、身体強化だけでなく、全ての基礎能力を底上げしますから。」

 

へーー、例えるならべ○ータが超べ○ータになるくらいの違いか!うんこう考えるとむしろ微妙だな。

 

「では、その状態で私をまっすぐ打ち抜いてください。」

 

とネリーに言われたので、俺はネリーに飛び込んで拳を振り抜いた。

すると両手で、拳を受けたネリーが地面に足で線を引きながら滑る。

す、スゲー今までびくともしなかったのに、ここまで変わるものなのか。

俺は内心かなり驚いていた。

 

「流石魔神の魔力ですね、素晴らしいパンチでしたよミツキさん。」

 

と笑顔でこっちに歩いてきた。

このパンチを受け止めたネリーに勝てる気がしないんだけど。

 

「では、今日の授業は終わりですので各自帰るように。」

 

と、アリッサ先生の号令がかかった。

俺はネリーと一緒に寮に帰った。

寮に入るといつも通りネリーが俺を抱き締めて甘えてくる。

 

「ミツキさん、また血をいただけませんか。」

 

ネリーが甘えた声で僕を抱き締めて言ってくる。

3日に一回のペースで言ってくるんだよね。だがあの日の事件を忘れた訳ではない。

 

「ダメだよ、ネリーは血を吸うと何するかわからないから。」

「もう、ミツキさんが最近冷たいです。」

 

と僕を見て拗ねてくる。可愛い。

て、いけない騙されては駄目だぞ俺。

 

「じゃあ、仕方ありません一緒にお風呂に入りましょう。」

 

と言ってネリーに捕まりいつものように風呂に連行される。


またか、と俺もなかば諦めながらネリーのいやらしい手つきで俺の体を洗っていく。これさ、どさくさに紛れて触って来るからさ。たまに、変な声だしてしまうから嫌なんだけどな。

 

そして湯船にいつも通りネリーの膝の上に座る、まぁ狭いからしかたないのだが。1人で入れば済む話だと思うのだが。

 

「ネリー、僕さ明日のトーナメント大丈夫かな?」

「ミツキさんの実力なら負けることは無いと思いますよ。」

 

とネリーが笑顔で言ってきた。

そうなのかな?正直俺が勝てたのはレオナルド達くらいしかないんだよな。

大丈夫かな明日は?

てかステータスないから強さが分からないんだよな。

 

「それでは、のぼせてしまいますから部屋に戻りましょうか。」 

 

と言ってネリーの魔法で水を乾かしてから部屋に戻りパジャマに着替えてベッドに入る。

そしてネリーの抱き枕にされながらいつも通りに寝つく。

 

そして俺の夢の空間にやって来た。

相変わらず真っ黒な空間だ。

最近変わった事と言えばドラが居ることくらいだ。

いつだったかな?ドラがいたのは?10日くらい前だったかな?

忘れた?でもドラのすごいことを知ったんだ。

実はな・・・・・ドラが回復魔法が使えるのだ凄いだろ。シスターしか使えないはずの回復魔法を使えるんだぞ。よく、俺がお世話になってるよ、フェンリルにぼこぼこにされた後に。

「ピー、」と言ってドラが飛び付いて来た。よし、良い子だ。ドラを撫でてやる。

 

「来たわね、さっさと始めるわよ。」

 

とフェンリルが表れた。

 

「フフフ、今日の俺を昨日の俺様だと思うなよ。カケロット」

 

フェンリルめ、目にもの見せてやるぜ。

いかにも雑魚っぽい台詞をはいた。


「やけに、今日は張り切ってるじゃないどうしたのよ?てか、カケロットって誰よ?」

 

フェンリルが俺のことを不思議そうにみていた。

俺は、魔力を練り上げる、そして限界を越えて体が輝きだす。

 

「へーー、ちょっとは出来るようになってきたじゃない、僕のお陰じゃない。」

 

と、何故かフェンリルが偉そうにしていた。

お前のお陰じゃねーよ、ほとんどネリーのお陰でここまで来てんだよ。

何でお前が全部やったかのような雰囲気醸し出してんだよ。驚きだよこいつ!!!

まぁ、いいや、《オールレイズ》を唱えて俺が戦闘体制に入る。

 

「自信満々ね、いいわよ先手を譲ってあげるわ。」

 

と言って腕を組ながら余裕の笑みを浮かべて待っている。

ふん、今からその顔に殴りつけてやる。

俺は足に力を込めてフェンリルに向かって走る。


「見せてやるわ、俺の残像を!!」


ものすごい、スピードでフェンリルに近づいて横から蹴りを放つ。

だが、フェンリルに蹴った足を掴まれて止められた。「え!?」そのまま地面に叩きつけられた。


「へぶ」と声が漏れた。


すぐさま、起き上がりフェンリルから距離をとる、痛い。バカな、何故だ。俺は強くなったのでは無いのか。何故あんな簡単に捕まれるのだ?

 

「その魔法は確かに強くなるけど、あんたのその魔力の練り具合じゃまだまだ僕には届かないわね。でもそれを発動できるまで成長したことは誉めてあげるわ。そろそろ本気で動いてあ・げ・る。」

 

と、笑みを浮かべながら、フェンリルがこっちに向かってきた。あれドSの笑みだよ!俺は焦りながらフェンリルを追う。

だが今の状態ならフェンリルの動きがわかる。

目の前に迫るフェンリルのパンチを、避けられずに顔面に受ける。「はがっ!」とそのままスピンしながら俺は地面を転がる。

地面に転がっている間に魔法が解けていた。

 

「痛てーーー!!」俺は顔面を手で押さえながら地面をゴロゴロ転がっていた。

馬鹿だろ本気で顔面殴りやがって。腫れてない俺の顔面、めっちゃ痛かったんだけど。よく気絶しなかったな俺。だがこれだけで済んだのは魔法のお陰なのか!!

だがフェンリルの動きが見えるようになった、避けられるとは言ってないが。

するとドラが近づいてきて、詠唱し始めて俺を治療していた。あぁ、痛みがやわらいでいく。

ありがとうドラ、やっぱりお前は俺の癒しだ。

 

「コラ!、ドラ駄目でしょ、このバカを甘やかしたら。」

「ピーー」としょんぼりしたような感じの鳴き声を出して端に逃げていく。


「ほら続きやるわよ。あんたも本気で来なさい。」

 

と言ってフェンリルがこっちを向いてくる。わかったよ全力でやれば良いんだろ。このくそが。

俺は再び《オールレイズ》を唱えてそしてさらに、こい、《スノウフェアリー》を呼ぶ。

俺の目の前の魔方陣から現れる。

体からかなりの量の力が抜けるこれはきついな長く持たないぞこれ。

 

「お久しぶりですね、ご主人様呼んでいただいて大変嬉しく思いますよ。」

 

と上機嫌なスノウフェアリーが膝をついて頭を下げてくる。

 

「スノウフェアリー今からあいつを倒したいから手伝って。」

 

とフェンリルを指差しながら伝える。


「了解いたしました。全力でお相手いたしましょう。」

 

と言ってフェンリルの方を向いた。

 

「これはご主人様とそっくりな方でございますね。ですがご主人様の命令ですのでご了承下さい。」

「へーー、あんた面白いものを作ったわね。いくわよ。」

 

と言ってフェンリルがさっきとは段違いのスピードでいつの間にか俺の横に現れた。

そのまま、俺蹴り飛ばそうとする。

嘘だろこの状態で見えないだと、さっきの本気は嘘だったのかよ!俺は思わずガードしようと腕で顔面を守った。


だがスノウフェアリーがフェンリルを殴り飛ばし俺を守った。フェンリルは、空中で回転しながら着地して嬉しそうにこっちを向いた。


「ありがとうスノウフェアリー。」

「いいぇ、私はご主人様を命に変えても守るのが使命ですので。」

 

スノウフェアリーが俺の前に立って、胸に手を当てて頭を下げてきた。


「あんた、そこのバカより強いじゃない誉めてあげるわ。」

「お褒めいただき恐縮でございます。ですが私のご主人様を馬鹿にするとは、お仕置きが必要ですね。」

 

とスノウフェアリーがフェンリルを睨む。

そしてフェンリルが襲いかかり、それをスノウフェアリーが防ぎ、時に攻めてと攻防を繰り返していた。フェンリルと互角に戦いを繰り広げでいた。


俺か?俺は見ているだけだよ、何故って?動きたくてもアイツらの戦いが凄すぎて何もできねーし。俺は観戦モードに入っていた。

 

スゲー、スノウフェアリー指からビーム撃ったりしてるよ。撃ったところが凍りつき氷の刺が下から生えているし。

それに翼からも氷柱を何本も出している。

まぁ、それを全て体捌きと拳で壊すフェンリルもどうかと思うがな。

珍しくフェンリルも氷の魔法を使っていた。足場にしたり、時には吹雪のような魔法からいきなり氷のトゲトゲした塊にスノウフェアリーが埋もれた時は「あ、負けた」と思ったが無傷で砕き現れた。

 

「よし!、やれ!、そこだ!」と俺は完全に他人事になっていた。

 

2分ぐらいだって俺は鼻から何かが流れる落ちた。

うん?何だ?と思って手でぬぐうと真っ赤に濡れていた。

は、鼻血が出てきてると思った瞬間、体から力が抜けて地面に崩れ落ちた。

いきなり疲労が襲ってきた、し、死ぬこれ、し、しんどすぎる。

何で急にアドレナリンでもきれたんですかこれ。

するとスノウフェアリーが徐々に薄くなる。

 

「今日はここまでのようですね。悔しいですが次は勝ちますので。」

 

と言って消えていった。フェンリルがこっちに近づいてきて


「あんた良い魔法作ったわね。そのまま魔力を練る練習を続けなさいいいわね。」

 

と久しぶりに暴れてスッキリしたのかいなくなった。

あーーきついな、魔力切れってこんなに辛いのか。

するとうつ伏せに倒れている俺の頭にドラが飛び乗ってきた。

そして俺に回復魔法をかけてきた。

「ありがとうドラ」、俺はそのまま安らかに寝た。

 

 

 

 



「オメー主人公だろーが、

しっかりと戦えや(#`皿´)」←ねこさん


「うっせー、ならオメーが戦ってみろや。

ワンパンで死ぬくせに(# ゜Д゜)。」←ミツキ


「だまれ、俺はそっちの世界には行けねーだよ馬鹿が(# ̄З ̄)」←ねこさん


「あ(# ゜Д゜)、死ねこら」←ミツキ


ミツキが氷柱で襲ってきた。


「おい、ばかやめろお前きたねーぞ。当たったらどうする!(*`Д´)ノ!!!」←ねこさん


「フハハハ、雑魚がひれ伏せ。(ノ´∀`*)」←ミツキ


「「あ!(  ̄▽ ̄)(  ̄▽ ̄)」」←ミツキとねこさん


ねこさんのお腹に氷柱が刺さった。

ねこさんは力を振り絞り血で犯人の名前を書いて力尽きた。


「あ、やっベー殺っちまった。(((^^;)ネリえもーん」←ミツキ


「あらあら、仕方ありませんね(*´ω`*)」←ネリー


と言ってネリーがねこさんの体を直した。


「は!ここは?川を渡っていたはず!死んだはずのじいちゃんとポチが川の向こうにいたのに。(((・・;)」←ねこさん


「ミツキの野郎作者を殺すとは良い度胸だ、ひどい目に会わせてやるわ(-_-#)、ハーハハハヽ( ̄▽ ̄)ノ。」ねこさん


これからもつまらないでしょうがみんなよろしく。

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