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20、クラスメイトと新たな部屋

20話です。

「それでは私から見て右からお願いします。」

 

アリッサ先生が俺から左の女子生徒に声をかけた。

すると横を向いて立ち上がった。

 

「わたくしの名前は、ヤンナ・ピーテルスともうしあげますわ。」

 

ピンクドリル髪の人とか、初めて見たよ。

まあ、綺麗な顔してるけどネリーほどではないな。

ヤンナ・ピーテルスさんね、言葉使いからお嬢様なんだろうな。

てか何でこっちをチラチラ見ながら言うんだこの人は。

 

「わたくしは、・侯爵(こうしゃく)家の娘でございますわ。」

 

ほらやっぱりなそんなしゃべり方だし、誰でも気づきますよね。

するといきなり俺に指を指してきた。

何でこっちを向いて、ビシッ、て音がしそうな感じて指を指してきた。

おい、人に指差すなや。

 

「わたくしは、この学校で1番を目指しますわ。

そのためにまずはミツキさんを倒しますのであしからず、以上でございますわ。」

 

といって座って前を向いた。

え、何でいきなり宣戦布告されてんの俺?てか、最後にわをつけるのは癖か?


「では次の人お願いします。」


すると今度は男子生徒が立ち上がった。そしてまたこっちを向いてきた。

だからなんでさっきからこっちを向いてくるの。

 

「拙者キラサギと申す。

拙者もまた、天下を目指している、なので皆よろしくたのむ。」

 

といって礼をして座った。

何か日本人ぽい人初めてみたよ、てか腰に刀らしき物を下げているし。

顔は美男子って感じだな、黒髪の長いポニーテールしてるし、女装させたら似合いそうだな。

てか侍ってこの世界にいるのか?

 

「では次の方お願いします。」

 

そして今度も男子生徒が立ち上がった。どうせまた俺の方を向くんだろ。

案の定こっちを向いて立った。

ですよねー!

 

「僕の名前は、アーサー・アルシェという。

僕は子爵の次男だ、もちろんだが1番を目指すつもりでいる。ミツキさん、もしこのトーナメントで戦うことがあったら伝えたいことがある以上だ。」

 

え、何、何伝えたいことって俺何されるの!

てか何でみんな宣戦布告みたいな事してくるの、俺が代表になったからなの。

ちなみに耳が尖っていた、エルフなのかな。金髪の短い髪に、キリッとした顔立ちだった。

 

「では次の方どうぞ、」

 

今度はネリーの番だな、流石にネリーはこっちの方を向かずに、他の生徒達の方をみた。

 

「私の名前はネリーと申します。

ミツキさんのお友達でございます。

私は平民ですので、皆さん優しくしていただけると幸いです。以上です。」


といって軽く頭を下げて座った。うん流石ですね。

完璧な自己紹介でした。ちょと、誉めすぎかな?

 

「では、最後にミツキさんお願いします。」

 

何で俺だけ名指しなの、ねえ何か嫌なんだけど。

そう思いながら立ち上がった。

うっ、みんなの視線が突き刺さる。

教室には四人しかいないけど。

 

「えーと、講堂でも名前を言いましたが、ミツキ・カガミと言います。

見ての通り獣人です。

平民ですが、仲良くしてもらえたら嬉しいです。」


といって座った。

はぁー、何か視線に殺されそうだな。

 

「では、寮には地図を渡しますので各自で、向かってください。

では、今日は終わりですので解散してください。」

 

といってアリッサ先生が地図を渡してきた。

では、ネリーと一緒に新しい寮にいきますか。



新しい寮は凄かった。

いや、これは遼と言うよりホテルの一室だなこれは。

カードをドアに差し込んで鍵をあけたら、部屋は広く、おまけにお風呂とトイレがある。

前止まった、ホテルよりはすごくはないが、遼とするなら別格だろう。

てか、カード差し込んで開けるとか何処のホテルだよ。

だがこの部屋知ってしまったら前のところには戻れないよね。

おまけに食堂の近くだしね、絶対死守してやるぞ。

前の寮は食堂が遠かったんだよね、学校の端に寮があったせいで。

 

『トン、トン』とドアからノックが聞こえてきた。

お?だれだ?休もうと思っていたのに。

ドアを開けるとネリーがいた。

そう言えば部屋が隣だったな。

てか、五人とも横に並んで隣とは、こんな部屋なんか作るから学校がでかくなりすぎるんじゃねーのか。


「ミツキさん遊びに来ちゃいました。」

「うん、いらっしゃい。」

「ミツキさん明日からの授業も始まりますから、字を覚えた方がよろしいのではないですか。」


と、ネリーが言ってきた。

それはありがたい、正直授業はどうしようかと思ってたし。

 

「ありがとうネリー助かるよ。」

「いえいえ、それならシャワーを浴びて寝る前にやりましょうか。」

 

まぁ、寝る前の方がベッドに入りやすくていいや。

前の寮は皆で入れる大浴場があるのだが流石に裸の女性がいる場所に行くのは気が引けていた。

その時はネリーが《クリーン》をかけてくれたお陰で何となかったが、やっぱり風呂には入りたかった。

だからこのお風呂場はありがたかった。

 

「じゃぁ、お湯を入れてくるよ。」

 

俺は風呂に入るためにお湯を入れにいった。

真っ白なタイルの部屋、丸い浴槽に金の蛇口が2つ伸びて上にシャワーがついている、おまけに壁に鏡も、シャンプーボトルらしきのが2つ。

てか、金持ちの暮らしが俺が住んでた世界の標準だな設備が。

金かかりすぎだろ。

 

取り敢えず蛇口をひねってたら、片方が水で反対がお湯だった。

丁度いい温度になるようにしてしばらく出した。


溜まるまで時間がかかるだろうから部屋に戻った。

ネリーはまだ部屋にいたようだ。

そうだせっかくだから、クリーンとリペアの魔法教えてもらおうかな、先に。

 

「ネリー、クリーンとリペアの魔法教えてもらえないかな。」

「構いませんよ、クリーンの詠唱は《すべてを浄化せよ》でリペアは《すべてを元に》ですよ。」

「うん、わかったありがとうネリー。」

「それじゃあ僕はお風呂に入って来るね。」

 

と言ってお風呂場に戻った。

さてお湯を止めて、服を脱ぐか、もうなんか自分の裸でいつまでもはずかしかっている場合ではない、そんなことじゃおかしいからな、うん開き直りは大切なんだと言うことを学んだよね。

制服を脱いで、

《すべてを浄化せよクリーン》

すると服が輝き出した。

おーー、出来たすげー。

あ、脱いだはいいけど、タオルと服を持ってきてないや。

 

部屋に戻ると裸のネリーに鉢合わせた。

おう、ネリーさんまさか一緒に入るんですか。

 

「あれ、どうしたんですかミツキさん顔を赤くして。」


貴方のせいですよ。

あなたが俺の部屋で裸になっているからですよ。

 

「いや、何でネリーが裸なのかと。」

「男性のミツキさんが私の裸を見たことあるんですからミツキさんには、責任を取ってもらいますよ。」

 

ネリーがニコニコしながら言ってくる。

流石に冗談だよね、ジョークですよね。

あかん、わからん話題を変えなくては。

 

「ね、ネリー僕の服を持ってない?」

「あーそれならトランクの中にありますから後で渡しますよ。では一緒にはいりましょう。」

「う、うん」

 

こうしてネリーと一緒お風呂に入った。

何か体を洗うときにネリーが抱きついて、体を手で洗ってくるのだか手つきがいやらしい気がしたがきっと気のせいだったのだろう。

垢擦りが欲しいなーどっか無いのかな。

 

そして俺はパジャマ(ネグリジェ)に着替えた。

ネリーもいつも寝るときは裸なのだか、今は黒のネグリジェだ。

うん、やっぱりエロいよねネグリジェ

ネリーが来てると直視できないんだけど。


「それじゃあ、字の勉強をしましょうか。」

 

と言って1つしかない椅子にネリーが座った。

するとネリーが自分の膝をポンポンする。

来いって事なのかそこに!!

俺の、頭の中に雷が落ちた気がした。


「ミツキさん、勉強をしましょうか。」


笑顔言ってくる。何かすごく嬉しそうなのだが、何がそんなに嬉しいのだろうか?

ネリーの膝に俺が座った、・・・うん、落ちつかね。

風呂上がりのせいで、いい臭いがするし、柔らかい感触を後ろから感じるし、俺の脇からネリーの腕が出て来て、ネリーとの勉強が始まった。

男ならもはやこれは御褒美としか言いようがないのだが、これは勉強するには雑念が多すぎるね。


言葉はわかるので、あとは字を覚えるだけだった。

ネリーが紙に字をかいてそれをひたすら覚えるのを繰り返した。

一時間ほどしてから

 

「それじゃあ、そろそろ寝ましょうか、ミツキさん。」

 

と言って俺をそのまま持ち上げて抱っこする。まるで人形を持ち上げるみたいに。

何で簡単に僕を持ち上げられるんだ?女の子ってそんなに力強くないよね。

そのままネリーは電気をけして大きなベッドに入った。

あれ?ここで寝るんですかネリーさん。

 

「ネリーは部屋に帰らないの?」

「最近ミツキさんを抱いてないと寝付けなくて、駄目ですか。」


ネリーがうるうるした目で訴えてくる。

流石に勉強を教えてもらってるし断れないしな。

 

「うん、ネリーがそうしたいなら構わないよ。」

「ありがとうございます。」

 

と言ってぎゅと抱き締めてきた。

何だろう、俺もネリーに抱きつかれて寝てるせいで何か安心するんだよね。

あれ、何か外堀埋められてる?

まさかね、女の子どうしだしそんな事無いよね。

 

そう思いながら俺も寝た。


「フフフフフフ、さてそろそろあいつを鍛えないといけないわね」←フェンリル


「すーーー、すーーー。」ミツキ

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