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1968年
山道を下って行くとだんだん民家が見えてきた
何とも不思議だが、木造作りの昔ながらの家ばかりで
サッシをはめ込んでいる家が全くない、いやサッシどころか
煙突のある家が殆どで、垣根の家が圧倒的に多い・・・
ようやく、平地にたどり着いた、道はまだ舗装されていない場所が
いたるところに溢れていて、もう忘れてしまったバキュームカーが
いるではないか!!
トイレから、糞尿くみ出しをしている、まるで本当に昔の時代に戻った
そんな時代錯誤に陥りそうだ・・・
少し歩くと、懐かしい車が行きかっている場所に出た
もう訳が分からなくなりそうだ
歩いている人は、時代遅れの洋服を着こみ、ヘヤースタイルも
何となくどんくさい、前を歩いているラックは
博士、もうお分かりかと思いますが、今時代をさかのぼって
1968年、博士の中学生時代に来ているのです。
今から、時代をさかのぼったことを
お見せしましょう・・・
とても想像が及ばない世界に来ている事だけは
分かるような気がしてきたのだが、なぜ私が?
その疑問がいつまでも頭に残っていた・・・つづく