続き
転生することが当たり前になった世界はどうなる?
死んでも次がある死ぬ事は終わりじゃない今の人生に希望はない。かと言って死ぬ勇気もないそんな人は沢山いた。その人達にこの世界は次を与える。
この事を人類に事実だと告げたら一体どうなるんだ?
異世界転生したと思われる赤ちゃんは1000万人。
だがこれだけの数、証明があるならいずれもっと増えるだろう。そうなった時隠せるわけがない。
なら、今わかってる事をありのまま発表しよう。
それから1ヶ月たち自殺する人が増えていった。
そして数年が経ち元いた人たちよりも、転生した人達の方が増えた辺りから異変に気づく。
産まれてきた赤ちゃんがみんな異世界から転生してきたという事。
人の世界の転生者が居なかった。誰一人として。
魂には型があり人は人にしか転生できない。
転生する場合記憶を消さねばならない。
だかある時、例外が起きた。
記憶を持ったまま転生した人が産まれた。
どうしてそうなったのかそれは、その子の前世は魔人だった。魔獣の世界で生きた人は鍛錬を積み人から魔人になった。
魔法と呼ばれる力で自分に魔法をかけた。
永遠を生きる魔法でも失敗した。
だけど記憶を引き継いで生まれた。
また、魔獣の世界に産まれたその子は偶然生まれた魔法を完成させて転生する事を当たり前に変えた。
あくまでこれは記憶を引き継ぐ魔法だ。
異世界に行けるかはランダムでどの世界に産まれて死んでもどこに行くかは分からない。
でも、ランダムだとしても確率が偏る場合があるそれが、死ぬ数と産まれる数。の違いだ。
つまり、上限があるのだ。
人の世界で死ぬ数は少なく、他の世界の方が死ぬ数は多いい。
もし、産まれる命が死ぬ数より少ない場合その魂は消滅する。
転生しないただ、それ、だけ、だが。
転生することを目的に死んだ者たちは本当の意味で居なくなってしまった。