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5. 呪いの正体の露呈と解呪――断罪へ至る前段
ローゼンベルク家男系の魔力飽和の異常は、生まれつきの欠陥ではなかった。
婚姻を断られたアルカディアス王家が禁術をもって仕組んだ、人為の歪みであった。
そして巧妙で悪意に満ちたものであった。
呪いは、力を奪うものではない。
力を増やし、出口を失わせ、
「自らの力で自壊するように」設計された。
そして解呪の時、領地に現れた現象もまた、噂として語られるほど鮮烈だった。
虹が重なり、光の花が降った。
それが象徴するのは、祝福ではない。
歪みが剥がれ落ちた瞬間である。




