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128 「無職の大卒」

 

 はいこんにちは。

 今回もまた、あの塚口サンサン劇場さまが上映してくださっている映画のご紹介です。前回の「クベーラ」つながりでの上映だと思うのですが、主演が同じダヌシュさんなのです!

 本日ようやく観に行くことができましたので、ちょっとご紹介を。


 〇「無職の大卒」(原題または英題:「Velaiyilla Pattathari」)

 2014年製作

 監督:ヴェールラージ

 音楽:アニルド

 出演:ダヌシュ / サムティラカニ / アマラー・ポール  ほか

 インド タミル語 133分 G


 少し前の映画ということで、あまり詳細がわからなくて申し訳ないです。

 とにかくダヌシュさんが主演で笑顔が可愛くてアクションと演技とダンスをめちゃくちゃ頑張っているという点がひとつ。そして頑張って大学を出ても望みの職に就けずに無職となってしまっている人が大卒の9割近い…というインドの社会問題を扱っているという点、この二つは特筆すべき点だろうと思います。

 あ、もうひとつ! 音楽がアニルドさんなのもとても大きいです。要所要所の感情が高ぶる場面で流れる曲がどれも本当によかったです!


 ということで、少しだけストーリーのご紹介を。

 両親の支えで必死に勉強し、やっとのことで入った大学を卒業したラグヴァラン(ダヌシュさん)。けれども、当時花形と言われたIT関連の専攻ではなく土木工学を学んだために、そちらの専門職にありつけず、必死に職探しをしているにも関わらず数年を無職で過ごしています。

 一方で弟は英語も堪能でよい職に就き、父親はそんな出来のいい弟とラグヴァランとを比べてはお説教ばかりしてくる毎日。母親もそんな彼に大きく味方をしてくれず、家庭の中で非常に肩身の狭い思いをしています。


 そんなこんなですっかり気が塞いでしまっているラグヴァランでしたが、ある日隣に引っ越して来た家族の美しい娘と知り合いになり、彼女に励まされるようになって……。


「無職の」とは言いながら、彼が職を得てからもまた波乱万丈。

 親のコネでさっさといい会社に就職している御曹司がいわば「敵」となっていくのですが、やっぱり全体を流れるのは「持たざる者の反骨精神」かなと。

 あちこち本当に胸アツの展開ですし、涙を誘われる場面も。


 公開時、インドで人気を博したそうですが当然だろうなと思いました。

「無職の……」とはいえ鬱々とした展開ばかりではなく、ラストは爽快感、そして温かさも感じられる良い作品でした。

 もう少し上映期間があるようなので、よろしかったらどうぞ!

 ではでは、ドスティ!


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