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Step.6 少し覚ましましょう 狼尾未来 土方光成

 未来と柊は、鴨川の河川敷に身を置いていた。


 柊は、近くの空き家に残っていたキャベツの塊を持ってきて、川で軽くすすぐ。そして、それを丸ごと未来の前に差し出す。


「ん。喰っとけ。ないよりはましだろ」


 未来は、ひざを抱えて座り込んでいた。顔を上げることなく、受け取りを拒否する。


「野菜ってだけでも俺みたいな階級のやつには高級品なんだけどな」


 柊は、芯に近い白と緑の混じった部分を人ひとかじりする。


 新人類の口にする食料は、すべて六大企業「お呪い牧場」が生産している。しかし、食料生産を独占するこの企業は、高所得者向けにのみこれを販売しており、下層階級に流れることはほとんどない。このような人間たちは、普段の食を、炎帝府が低価格で販売している「Bond」で済ませている。


 そのため、元武功会系列の孤児院である「霧島孤児院」出身である未来にとっては、野菜は日常食であったが、柊にはもの珍しかった。


「へえー、こんな味するんだな……」


 二口め、柊は歯型の隣にかぶりつく。


「それで……、怪我は大丈夫か」


 未来は、なにも話さない。純金閣寺から帰ってから、柊は、未来の背中に追った火傷を治療した。その間も、未来は無言であった。


 柊は、想像がついていた。未来が、黙っている理由、それは純金閣寺での惨劇によるショックなどではないと。おそらく、原因は、あの未来と瓜二つの少年である。


 なんらかの関係があるのだろう。しかし、踏み込んでいいものか、わからない。ならば、と柊はさらに自分の話をする。心を開かせるためには、自分を開示する。


「俺さっきさ、辞めてきたんだよ。グレン牙」


「…………」


「昔から思っていたことだ。俺には、盗みは向いていない。生きるために、強くなってきたが、なんか違うんだよな。なんていうか、盗みっていうか、悪いこと全般、俺好きじゃないんだわ」


「…………」


「育ててもらった恩で、いままで尽くしてきたけど、結局俺はあの集団になじめなかったんだなあ。価値観って環境でつくもんじゃなかったのかよって。ま、異分子は自分から去りますよって」


「……」


「寂しくはあったけどよ。でもそろそろいいんだ。俺は俺のために生きることにした。ここからは、俺の人生だ。清算は終わった。これからは、ずっとやりたかった仕事につく。俺は自由だ」


「…………」


「京都での用事は終わった。あとはもう帰るだけだが……、それでいいか?」


「……」



 狼尾未来は、武功会幹部の父と、とある浮浪者の女性との間に生まれた。武功会は、同時に生まれた双子の兄のみを引き取り、未来は武功会の援助を受ける孤児院に預けられた。新人類は、カップルから必ず二子生まれる。しかし、格式高い武功会は、幻術型として生まれた未来を組織の一員として認めなかったのである。


 霧島孤児院では、皆が自分を受け入れてくれた。周囲の人間も同じような境遇のものたちだったからである。未来は、愛に囲まれて育ってきた。


 何不自由なく成長した未来は、恩を返す側になっていた。美影とともに、年下の孤児たちの世話をする毎日。平穏な日常……。



 飼い殺されている。



 なぜ、自分に欲求が生まれないのか。


 もともと、未来は孤児院から独立する資金を集めるために、炎帝府からの任務をこなすようになった。その行動原理は孤児院に迷惑をかけないために、出ていこうとした決断によるものであり、望むものに向かう「夢」への一歩ではなかった。孤児院から出ても、適当な仕事をっ見つけて、適当にのたれ死んでいただろう。


 自由を求めていないわけではない。しかし、その先には、なにもない。下層階級に、幸せはないから、求めたところで、無駄なのだ。




『未来』が、ない。



 それが、この世界である。


 未来は、ある考えにたどり着く。


 いまの、先のないこの世界をつくったのは、誰だ。


 自分を捨てた、武功会ではないのか。武功会は滅んだ。そう聞いていた。自分が憎むべきものはもう、なくなった。そう思っていた。


 しかし、純金閣寺で会ってしまった。よりによって、血を分けた、兄妹に。


「獅子頭、奈保。……さっき、神仏連であったあの男は、私の、双子の兄だ」


 ぽつり、ぽつりと語りだす。


「へえ……」


 柊は、純金閣寺での未来の挙動に合点がいく。そして、吐露される未来の感情に、ようやく心の鍵が解かれたことを知る。


「あいつは、私のことを、忘れていた。こんな目に、こんな境遇に落とし込めたっていうのに!あいつは、のうのうと、生きてやがったんだ……」 


 未来のもやが晴れた。怒りに火がつき、導火線を伝い、感情と欲望が、爆発する。


「そうだよ、わかった。私は、わたしを、私たちをこんな目に合わせた世界を、変えたかったんだ……!」


「世界を、変える? ……随分と突飛な発想じゃないか」


 饒舌に話し出した未来を、柊はにやけながみる。


「突飛なんかじゃない。未来がないのは、世界のせいだ。だから私は、手始めに、理不尽の象徴なやつ、つまり兄貴をぶん殴る!」


「へっ。その兄貴にとってはたまったもんじゃねえな。別に、そいつが諸悪の根源ってわけじゃないだろ」


「いま責任をおえるのは、あいつしかいない」


「はははっ……未来、お前サイコーだな……ぶっとんでやがる。獅子頭奈保、か。未来、兄貴を殴りたいっていうなら、行くしかねえな、ライブ」


 獅子頭奈保は、那須花凛にライブ会場に招待されていた。事情は不明だが、そこへ行けば、また獅子頭に会うことができるだろう。しかし、そこは、テロ組織ブレーメンの巣窟。危険は大いに存在する。


 未来は、握りしめた手を開いた。そこには、柊との戦闘で手に入れた小さなあの板があった。


「それ、使っちまえよ、未来。それを使えば、『倒達者』……つまりは、那須花凛と同等のちからを得ることができる」


「……いいさ。使ってやるよ。私は、この力で、世界を、作り変えてやる!」


 いまの未来は、正常な思考とは言えなかった。いわゆる、ハイになっていた。しかし、若さはすべての制約を振りほどくため、疾走する。


「付き合うぜ、未来」


 

「その名前もいい加減捨てるよ。柊、わたしの本当の名前は……」


 そうだ。過去を清算するなら、過去と向き合わなければならない。未来のため、この名と向き合わなければならない。


 狼尾は、十数年ぶりに自分の真のなまえを口にする。



「狼尾保奈だ」



             〇



 富士月見は、神仏連の「姫」候補のひとりであった。


 神仏連では、所属する巫女のなかで、神術の才覚あるものを「姫」、すなわち、神仏連を統べるトップに据えてきた。富士は、幼少のときより、同世代のなかではとびぬけた才能を現しており、ほぼ間違いなく、次の姫は、彼女と言われてきた。


 神術型は、旧人類の技術データが保存されたチップを、解析することができる。しかし、このチップには、ものによって、パスワードや暗号などによるロックがかかっているため、それを解くためには幅広い知識が必要となる。


 富士は、暗号解読のための膨大な知識を吸収し、次々と解析不可能と言われてきたチップの情報を明らかにしてきた。


 自分は、秀でている。周囲の反応から、富士は確信していた。次の姫は、自分だ、と。


 しかし、富士が十代なかばとなったころ。


 「神童」が生まれた。


 椿舞。その幼女は、暗号解析の初歩を、一日で修めた。富士も生まれた当初は神童と持ち上げられていたが、同量の知識を得るのに、彼女は三か月かかっていた。


 この時点で、富士は嫌な予感がしていた。立場がなくなる恐怖。それは、想像以上に早く、現実となった。


 その一年後、先代姫が病気に倒れたのだ。そして、次の姫を決めることとなった。このとき、椿舞は四歳、富士月見は二十台に差し掛かろうとしていたころ。年齢で考えれば、責任のある立場に据えられるのは、富士のほうのはずであった。


 しかし、姫を襲名したのは、椿舞であった。それほどに椿舞のこの時点での技術力は、富士を凌駕していたのだ。


 二番目の烙印を押された富士であったが、才能のある彼女は、姫に仕える幹部「三人官女」に任命された。周りの人間は、それでも称賛してくれていたが、富士にとっては生き恥ともいえるほどに屈辱であった。


 そんななか、椿舞のうわさを聞き付け、サンジェルが神仏連に接触してきた。炎帝府とつよいつながりを持つ神仏連にとっては、テロリストの手を取る必要はない、しかし、椿舞は「倒達チップ」の引き渡しを条件に、不戦協定を結ぶことに同意した。


「利用できるものは利用しとかないとだよ、富士ちゃん」


 椿舞のしたたかな決断に、富士は、気が付いてしまった。自分が姫であったら、どうしていたか。まず、間違いなく、サンジェルの提案を断っていただろう。凡庸な、決断。安泰で、平凡で、……カリスマ性のない決断をしていただろう、と。


「駄目だ……このままじゃ、わたしは、一生、ただの……小間使いだ……!!!」


 富士は、覚悟を決めた。サンジェルによりもたらされるチップを自分が使用し倒達者になる。自分の存在を認めてほしい。そんな幼稚な感情に彼女は支配されていた。


 三人官女、浦島は、椿舞の熱心な信者であった。富士は、彼女をそそのかし、サンジェルの従者である伊豆麻里からチップを奪わせ、姫に献上するように誘導した。浦島は、容易く、思い通りに動いてくれた。


 そして、チップを姫に渡す前に、浦島を宝物庫に呼び出し、手を組んでいた那須花凛に、殺させた。そして、浦島殺害の罪を獅子頭奈保にかぶせ、チップの紛失の有無をあやふやにした。


 こうして、とんとん拍子に事を進め、倒達者になることに成功した富士は、那須を裏切り、現在、京都ドーム内にある山、大文字山に身を隠していた。


「……ふー」


 夜空をひとり見上げながら富士は考える。これから、どうするか、を。


 倒達者とは、特別な存在だと思っていた。しかし、純金閣寺での攻防で、その力が必ずしも絶対なものではないことが判明した。そのうえ、倒達者は、自分だけではない。これでは、一番になれない。


「ライブ、御呼ばれしてしまおうかしら」


 おそらく、那須花凛の呼びかけに応じ、ほかの倒達者も当日集まってくる。そこで、全員を殺してしまえば。


「私はようやく特別になれる……ふふふ……」


 富士の笑い声が、木々にこだました。




          〇



 新人類は、炎帝により、火に関する発明が生まれないよう、脳に制限がかかっている。そのため、技術復元研究所における天才、土方光成をもってしても、清水寺で那須花凛がみせた発火現象については、どのようなメカニズムで起こっているのか、見当がつかなかった。


 土方光成は、狩場瑠衣を青森で回収して以来、彼女の得た倒達技術「千人隊」について研究をしている。「千人隊」は、奇術型の技術器官「奇球関節」内で産生した電気を、操りたい対象に対して流し込むことで、人間のからだを意のままに操ることができる技術である。狩場の着火能力は、このとき発生させた電気による。


 狩場は、これらの説明をしているのだが、土方は、それを理解することはできない。倒達していない新人類の限界である。


 いくら努力したところで、無駄。狩場はそれを知っているが、教えられずにいる。それを言ったら、土方に捨てられるのではないか。彼女は、不安だったのだ。


 しかし、土方は、那須花凛をとらえることに情熱を燃やし、そのために自分を必要としてくれた。大切にしてくれているひとに、ウソはつけない。たとえ、それで見捨てられることとなっても。狩場は勇気を奮った。


「ほう。道理で。この私がわからないのだから、なにかあるとは思っていたが、ようやく納得がいった」


 軽い相槌で済まされ、狩場は拍子抜けする。


「ならば、火の技術を解析するのではなく、倒達の機序を調べればいい。俺自身が倒達者になれれば、手間はかからないが、サンジェルには君ももう会いたくないだろう。わたしもあんなのと相対するのはごめんだ。ゆえに、一番の近道は、第二のサンプル「那須花凛」を捕縛することだろう」


 土方は、理論立てつつも、狩場に配慮していた。狩場は、それに気が付き、頬を赤らめる。掛け布団で、顔を隠し、くぐくもった声をなかから出す。


「……それで、どうする?いま私が動かせる千人隊の数は、四十人。さっきから、京都じゅうの民家を襲撃しているんだけど、あんまりひとがいなくて、補充ができないの。那須に挑むなら、千人とはいかなくても、もう少し兵隊が欲しいとこなんだけど……」


「ふむ? それはどうしたことだ。京都は、神仏連が観光事業をやっていただろう。それにかかわる地元の事業者や、観光客で、普段はひとであふれているはずだが」


 土方は回想する。思い浮かべれば、たしかに、ここまでの行程で、街中ですれ違った人間はほとんどいなかった。


「ううん……。炎帝が住民を避難させているのかな。ブレーメンの活動、活発になってきてるし……」


 狩場の予想は当たっていた。警察省滋養風太と、忍者省伊豆アバレは、ブレーメンの動きを察知した炎帝府により、京都に向かわされた。そこで、ふたりは、住民を他のドーム都市へ避難させたのである。


 土方は、顔をしかめる。


「それは都合が悪いな。万全の態勢で臨みたかったのだが。しかも炎帝府に介入されることになっては面倒だ」




 しかし、皮肉なことに、千人隊の補充問題は、件の伊豆アバレが解決することとなった。




 伊豆アバレは、手首を回しながら、ひといきつく。


「たっはー……。ストレス解消とはいかなかったぜ」


 あきれたように、滋養風太は、伊豆を見る。


「アバレ。お前の名付け親は未来予知でもできるのか? 体現しすぎじゃないか」


 アバレは頬を膨らます。


「っつても旦那だって結構暴れてんじゃないすかー」


 二人の周りには、総勢六十人の盗賊団「グレン牙」の男たちが倒れ伏していた。


 京都の住人を避難させた二人は、第二の任務、「チップの受け取り」のために竜安寺にいた。しかし、その取引相手が現れることはなく、代わりになぜか現れたサンジェルの手下、砂川徹との戦闘となってしまい、その場はご破算になった。


 その後、態勢を整えるついでに、ふたりで茶やで休憩していたのだが、そこで鉢合わせたのがグレン牙であった。警察省の人間である風太は、盗賊団である彼らを捕縛する理由があったのだが、伊豆はたまったうっぷんを晴らすついでに加勢し、やりすぎとばかりに暴れまわったのだった。


 男のなかのひとり、「平塚」がうめき声交じりに恨みごとを漏らす。


「くそ、てめえら……ぜってえ許さねえ……」


 伊豆は、平塚の頭を踏む。


「負け犬がさえずるなって話ですよっっと」


「だが、まあ。この人数を牢やに運ぶのは無理だな。正義に反することだが、仕方ない。伊豆、行くぞ」

「ええーまじっすか」


 そうして、ふたりはこの場を離れる。





 そこへ来たのが、狩場の千人隊のひとりだった。


「あ!」


 民家のなかで狩場が歓喜の声をあげる。


「いいところに、人がいっぱい倒れてるよ!」

 

 一時間後。狩場瑠衣、千人隊百名の製作が完了した。


 土方は、千人隊のなかから、呪術型の人間を見つけ出し、狩場に命令させる。


「回復したら、転送術で神戸に向かうぞ。おそらく、避難したやつらはそこにいる。一週間後のライブの日までに、千人隊を、否、赤シャツ隊を完成させる」




          〇




 清水寺地下。慌ただしい足音と、さまざまな楽器の音色が密閉空間に反響していた。


 ブレーメンの面々は各地から集結し、数日後に控えるライブに向け、準備をしていたのだ。


「那須ちゃん、これで全員ブレーメンのメンバーは到着しましたよ」

「おつージャンマネ、機材のほうはどうなってる?」

「ええ、すでに準備は整ってます。あ、那須ちゃんの衣装できましたよ」

「え、まじで」


 那須花凛は、マネージャー雀鬼クリスの差し出した衣装に袖を通す。


「うわあ……!すごい、那須ちゃん可愛いですっ」


 那須はまんざらでもない表情で、その場でくるりと回る。ふわりとスカートが舞い上がり、周囲に花の香が舞った。


「ふふ、アイドルだからねっ」


 雀鬼は少女の笑顔にほおが緩む。那須花凛は、倒達者として、敵対勢力から反感を買っているが、ただアイドルを目指している可憐な少女なのである。


 その笑顔を奪うものを、雀鬼は許すはずがなかった。


 ドアが開く。そこには、千堂千歳が立っていた。浮かない顔の彼は那須を見ると、無理にほほ笑んだ。


「那須ちゃんの新しい衣装?可愛いね」


「千堂」


 千堂の言葉をさえぎる那須。彼女は、千堂に近寄ると、小突いた。


「聞いたよ、あんた好きなひとできたんだって?美影さんだっけ」


「……はい」


「千堂には、これまで私を支えてくれた恩があるからね……。ようやく、自分を偽れない相手を見つけたっていうなら、私は快く送り出してあげるよ」


「ありがとう、那須ちゃん。でもお世話になったのは俺のほうだよ。行く当てのなかった俺に、音楽を教えてくれて、居場所も与えてくれて……本当に、毎日が楽しかった」


「そうか、そうか」


 那須の小さな手が、千堂の涙をぬぐう。


「今回のライブ、成功したら俺はブレーメンを離脱します。マネージャー、那須ちゃんのことよろしくお願いします」


 雀鬼は、深く頷いた。


 そして、改めて那須花凛の偉大さをかみしめる。


 出会ったころはあんなに軽薄で、嘘つきで、信用ならなかった男が、女に恋をするところまでもっていったのは、まぎれもない那須の影響である。


 たったひとりの小さな少女が、いまやブレーメンの団員、そしてファンたちを虜にしている。


 それも、那須の無償の愛がなせることである。

 


 純金閣寺で自分を殺すかもしれない倒達者たちをライブに招待したのも、ひとえに自分の音楽で、考えを改めてほしいから。

 那須花凛は、誰よりも純粋であったのだ。


 


「じゃ、ライブ楽しもうよっ」




 少女の笑顔を奪うことは、誰にも許されない。


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