若旦那ストーリー1
春子さんから、「若旦那」さんこと白沢茶太田園社長の玄さんに質問があるそうです。
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春子:若旦那さん。小春庵で藍子さんに会うとちょっと赤くなったりされてたわよね。ここだけの話、ちょっぴり憧れみたいな感情あったの?
玄:あ、いや、そんなんじゃないですけど、僕まあどちらかと言うと緊張しやすいタイプなんで、それでかな?まあ、綺麗な人だなとは思ってましたけど
春子:でも、他の人と喋る時は赤くならないわよね?
玄:うーん…。まあでも藍子本人さんには特別な感情はないですね
春子:藍子さん『本人』には?
玄:はい。…いやまあ、ここだけの話、1つ白状すると、高校時代に茶道部の部長やってたんですけど、副部長が亜依子さんっていう名前だったんです。顔は小春庵の藍子さんには似てないですし、名前の字も違うんですけど、エレガントな物腰がちょっと似てるところがあって…。それでかもしれません…
春子:あら?いわゆる元カノ?
玄:いえいえ、付き合ってはいませんけど…
春子:でも、好きだった?
玄:あ、…はい…、まあ…
春子:2人で出かけたことはあったの?
玄:部活の帰りにカフェに寄ったことはあります。チーズケーキ食べたり
春子:お!?
玄:ドーナツ食べたこともあります。ハンバーガーショップも行きました
春子:結構行ってる!!で、卒業後は?会ってないの?
玄:…いえ、駅前の呉服屋さんの娘さんなので、たまに前は通りますし、亜依子さんがうちにお茶を買いに来たら少し話をすることもあります。年にほんの1〜2回ですけど
春子:え?もしかして商店街の、織戸呉服店?
玄:…はい
春子:彼女も独身?
玄:…はい
春子:31歳の独身どうし?
玄:…はい
春子:2人で会う予定はないの?
玄:今のところはないです…。あの、誘ってみた方がいいでしょうか
春子:そりゃもうね、応援するわ、全力で
玄:あ、じゃあ、いや、うん、まあ、がんばります…(赤)
この物語はフィクションです。作中に登場する人名や地名、校名、お茶やフルーツの銘柄などはすべて架空のものです。一部実在の名称と同じものも混在しますが、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。




