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新生ワッフル店小春庵の日常  作者: 小春庵


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番外編その3(煎インタビュー)

作者から煎くんに質問です。


−−−小春庵のクリスマスコンサートの2日間のことを教えてください。


「まず真凛を家まで迎えに行ったら、ダークグリーンの優美なワンピースで現れたから、あー可愛いなぁって思った。でも中身はいつもの真凛で、このピアノ運んでなーみたいな感じで、車に積み込んで、一緒に小春庵に行った。で、ピアノをセッティングして、僕は客席に座った。真凛がお辞儀をして『神の御子(みこ)は今宵(こよい)しも』を弾き始めた時、もう、ズキューン!って脳天直撃。これはヤバいと思って、そのあとお客さんと一緒にそそくさと帰った」



−−−なるほどねー。危険を感じて撤退したと。で、2日目は?



「兄に丸一日有給もらって、朝また真凛を迎えに行った。そしたら真紅のドレスで出てきて、めちゃくちゃ綺麗だった。で、その日は真凛がしてほしいこと全部やろうと思って、ずっと付きっきりで世話をした。真凛のピアノは何時間聴いてても飽きなかった。でも真凛はさすがにヘトヘトになって、最後は歩けなくなって、でも何とか小春庵のドアの外までは出て、そこで僕がおんぶした。僕が無言でしゃがんだ瞬間真凛がためらいなく背中に乗ってくれて、あー、信頼されてるなぁって思って嬉しかった。その2〜3秒後ぐらいにはもう真凛は眠ってた。真凛は本当に乗ってるの?って思うくらいすごく軽かったけど、あんなに細いのに柔らかくて温かかった。で、そのまま後部座席に寝かせて毛布かけて、真凛の家に着いて、車のドア開けたら起きてびっくりしてた」



−−−そりゃ背中に乗った次の瞬間もう家に着いてたんだもんね。



「で、真凛はその時にはちょっと回復して自分で歩いて家に入った。で、サーッと自分の部屋に行って、瞬時にクマさんの部屋着に着替えて出てきた。もうその瞬間に魂を射抜かれて、そっからはもう真凛の全てに魅了されてる。一緒に住んでからも、毎日違う真凛を知ることができて、毎日ハート射抜かれてるよ」



−−−はいはい、ごちそうさま


−−−煎くん、新婚生活で不満はありますか?



「真凛と一緒に暮らせるだけでこれ以上ないぐらい幸せだけど、強いて1つだけ言うと、真凛が牛のぬいぐるみの『サカちゃん』を抱いて寝るんだよな。僕は腕まくらしたりもっと密着して寝たいのに、間に『サカちゃん』が入ってくるんだよ。それが1つだけ不満です、ハイ」



−−−なるほどね。でもあなたたちのお店、牛さんにはお世話になってるよね



「確かに!お茶の国はソフトクリーム屋だし、ラテとかも売ってるから、牛乳や生クリームは絶対必需品なんだよな。それに真凛はいつも朝食の時に、僕が白鷺園スタジアムで買ってあげたカップで牛乳飲んでるし。牛さんには毎日本当に感謝してる。『サカちゃん』にももう文句は言わないことにするよ」



−−−真凛ちゃんの部屋着ではクマさんがいちばん好きですか?



「ふわふわしたベージュのクマさんと、ピンクのブタさんと、白のウサギさんが日替わりで登場するんだけど、やっぱクマさんがいちばん好きかなぁ。でもあのクリスマスに魂を射抜かれた時の衝撃が残ってるから、未だにクマさん見たらちょっと胸を押さえてしまうんだよな。あと、ブタさんとウサギさんもめちゃくちゃ似合ってて可愛いんだよ。見せて自慢したいぐらいだよ。見せないけど」



この物語はフィクションです。作中に登場する人名や地名、校名、お茶やフルーツの銘柄などはすべて架空のものです。一部実在の名称と同じものも混在しますが、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

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