53.人生ゲーム
夜中の行動は夕食後に再び会議をする事でで決めるらしい。
村を散歩したり、村人と話すのは、そろそろ退屈になってくる頃だった。
アプシュルノはヒニーが居なくなってしまい話す相手が無くなり、
哲也は圭吾の誘いによって、
4人は圭吾の部屋で人生ゲームをする事になった!
「はっはっはっ!我のターンだ!」
圭吾はルーレットを勢いよく回した。
「5だ!5よ出るのだアアア!!」
数字を指す部分と数字の間にある区切りをつける部分が擦れ合う音が次第に少なくなり、針は数字を指す。
「5!5!5!そうそこだ!来い来い来い!アアアアアアアアアアアアア4ダアアアアアアア!!!!!」
「うるっさい!黙らないと轢き殺すわよ!!!!!」
叫ぶ圭吾に更に大きな声で奥の部屋から歩いてこの部屋まで来て、怒鳴りつけるソフィー。ここで皆んなはお前の方がうるさいとか言いたかったが、逆ギレが怖過ぎて言えない。
「あ......す......すみません.....」
ソフィーが怖過ぎて弱腰になる圭吾。
お金の減るマスに着き、怒鳴って怒られた圭吾は萎えながら、自分の車を4マス進めて、約束手形を3枚引く。
「ははっ...これで禁忌の金券契約(借金の事)が11枚だとぅ......このゲームは誰かに操作されているのではないのか?」
「序盤に10を出してフリーター、そしてアンラッキーゾーンの時だけ1や2を連発。オマケに我に保険など必要無い!とか言っときながら保険で軽減出来るマスに止まってしまう..プッッ..とてつもない悪運ね....」
アプシュルノは可哀想と思ってフォローしようと思ったが、あまりにも圭吾が不運過ぎて鼻で笑った。
「次....僕ですよね........」
哲也がルーレットを回す。
「.....よし、ゴール。」
「て.....哲也。なんぼになったのだ?」
哲也は扇を作れる程に持っていた。
哲也は数えるのも一苦労だ。
「んー.....30万くらいですかね....アプシュルノさん....ゴールした分下さい.....」
銀行役はアプシュルノの圭吾がやっている。
「1、2、3.....っと。はい!」
「ありが..イタッ!」
アプシュルノが哲也にお金をあげようとした時、アプシュルノの棘が哲也に刺さった!
「あっ!.....ごめんなさいごめんなさい...............大丈夫ですか?」
必要以上に謝るアプシュルノ。
「..大丈夫ですよ。」
「...本当に?大丈夫なの?」
「大丈夫ですってば....」
「.....................ありがとう。」
「なんで?」
「なんでもない。気にしないで。」
と、アプシュルノは意味深な言動を残した。
「....次はワティフェィだな?」
そして山斬は割り入ってルーレットを回した。
そこから4人は夕食まで遊んだ。




