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第五十四話:生徒会狩りの号砲と、空飛ぶ生徒会長』

ここから第九章がスタートします!

前回の選挙戦で大暴れした生徒会への憧れが限界突破した結果、全校生徒が一致団結して生徒会室へ攻め込んでくる『フラッグ争奪防衛演習』が開幕!

「一般人の前だから魔法を隠す」……なんて自制はどこへやら、生徒会長が空間を足場にして空中散歩しながら全校朝礼で宣戦布告!?

「会長が浮いてる!?」「物理法則どこ行った!?」と大パニックの一般生徒たちを迎え撃つべく、生徒会室は秒速で超常アトラクション要塞へと変貌していきます!

タクトの胃痛と、常識が粉々に吹き飛ぶ防衛コメディをお楽しみください!


生徒会長デスクに突っ伏したアイラが、両腕をだらりと垂らして魂の抜けたため息を吐く。

机の脇には、昨日教頭から突きつけられた「大講堂演壇損壊に伴う始末書」全50枚の束が、リサの検印済みで綺麗に整頓されている。

「死んだ……完全に右腕の筋肉がログアウトしたわ……。なんで98%も票を取って勝ったのに、一晩で50枚も『反省してます』って書かなきゃいけないのよ〜〜〜っ!」

リサは姿勢正しく自席に座り、検印を終えた書類を鞄へしまいながら優雅に眼鏡を押し上げる。

「自業自得です、会長。いくら相手が凶器を抜いたとはいえ、全校生徒の面前で厚さ10センチのハードカバーをフルスイングしたのですから。教頭先生が泡を吹いて倒れなかっただけ感謝なさい」

タクトはソファーで腕を回しながら苦笑いする。

「いやでも、校内の空気は完全に真逆っすよ。登校中にすれ違う連中、みんな目をキラキラさせて『アイラ様マジ最強』って拝むような目で見てきましたからね」

セリアが穏やかな手つきで淹れたての紅茶をアイラのデスクへコトッと置く。

「ふふ、怪我人が一人も出なかったのは幸いでしたわね。……あ、神代君の鼻骨以外は」

ガチャアンッ!と勢いよく生徒会室のドアが跳ね上がり、セナが息を切らせて駆け込んでくる。

その手には、蛍光イエローのド派手な大判プリント。

「大事件だよアイラちゃん! 平和ボケしてる場合じゃないってば! 昇降口の掲示板、とんでもないことになってる!」

「えっ、なになに!? 鷲宮がまた変な刺客でも送り込んできた!?」

「違う違う、外敵じゃないよ! 敵は……ウチの全校生徒!」

セナが机の上にフライヤーをバァンと叩きつける。そこには太字で『第42回 桐花伝統・フラッグ争奪防衛演習』の文字。

長机を囲んでいたタクトとノアが目を丸くし、アイラがガバッと顔を上げる。

リサが眉をひそめてプリントを引き寄せ、箇条書きの規約を指先で追う。

「……ああ、創立記念祭の直前に行われる伝統行事ですね。日没までに生徒会室の『黄金の腕章』を奪取したクラス・部活には、特別校則の制定権と次年度予算の倍増枠が与えられる……」

ノアが端末を叩き、学内SNSのトレンド画面をホログラム表示させる。

画面には『#生徒会を倒せ』『#腕章強奪計画』『#部活予算2倍』のハッシュタグが凄まじい勢いで乱舞している。

「現在、学内掲示板の書き込み数が通常の400%を記録。運動部連合、文化部連合、各学年有志による『生徒会打倒・全校同盟』が結成されています」

タクトが慌てて言う。

「ちょ、待ってください。普通これって、上級生が下級生をからかう程度のレクリエーションでしょ? なんで全校生徒が一致団結してガチ同盟組んでんすか!?」

「昨日のアイラちゃんの六法無双見て、みんなのハートに火がついちゃったんだよ! 『あの最強生徒会に一泡吹かせたら学園の英雄じゃん!』って、目を血走らせて武器モップとかメガホン磨いてるかんね!

タクトが「勘弁してくれ……」と頭を抱えて深いため息をつく。

「……はぁ。やっと選挙が終わって平穏な日常に戻れると思ったのに、全校生徒相手に防衛戦とか面倒臭すぎる……」

しかし私は先ほどまでの疲労感を完全に吹き飛ばし、琥珀色の瞳をギラリと好戦的に輝かせて不敵な笑みを浮かべる。

「面白いじゃない! 私たちに喧嘩売る度胸があるなら、全力で迎え撃ってあげるのが生徒会の務めでしょ!」

ブレザーの襟元をビシッと正し、机の上にドンと立ち上がる。

「よーしみんな、グラウンドへ行くわよ! 開会式で、うちの生徒会に挑む愚か者たちに盛大に挨拶してやりましょ!」

壁のスピーカーから、全校朝礼(開会式)の予鈴チャイムが鳴り響く。

私はやる気満々で生徒会室を飛び出していく。

「……嫌な予感しかしねぇ」と呟くタクトを置き去りにして。


青空の下、広大な第一グラウンドを埋め尽くす全校生徒たち。

普段の退屈そうな全校朝礼とは打って変わり、運動部はハチマキを締め、文化部は作戦ノートを広げ、全員がギラギラした瞳で朝礼台を見つめている。

朝礼台の脇には、青ざめた顔でハンカチを握りしめる教頭と、腕章を巻いた生徒会役員たちが並び立つ。

タクトは後頭部に手を当てて小さくため息をつき、リサは冷徹な視線でグラウンドを見渡し、セナはニヤニヤとスマホを構えている。

教頭が震える声でマイクへ向かう。

「え、ええと……これより、伝統行事『第42回・桐花フラッグ争奪防衛演習』の開会式を行います……! 生徒会長、前へ……!」

一般生徒にざわめきが起きる。

「おい、いよいよ始まるぞ! 日没までにあの腕章をもぎ取れば、ウチの部活の予算が倍だ!」

「昨日のアイラ会長マジでカッコよかったけど、今日は数で押し潰してやる!」

タクトが小声でぼやく。

「……うわぁ、見てくださいよあの目の色。完全に獲物を狙う猛獣の群れっすよ。俺たち、何か恨まれるようなことしましたっけ……?」

「昨日、会長が六法全書で派手に暴れすぎたせいです。全校生徒の闘争心にガソリンを注いだようなものですね」

「生徒会長、挨拶を」と教頭からマイクを手渡されたアイラ。

彼女は朝礼台の木製階段には目もくれず、グラウンドの地面から直接、何もない空間へ向けてスッと右足を乗せる。

パキン、と微かな乾いた音が大気に響く。

アイラは足元の空気を魔力で瞬時に固めた『不可視の凝固足場』を階段状に踏みしめ、虚空をスタスタと大股で歩きながら空中へ登り始める。

一段、二段、三段――。

重力を完全に無視し、地上5メートルの何もない空間でピタリと立ち止まり、全校生徒を見下ろすように仁王立ちするアイラ。

「………………は?」

固まる全校生徒たち。

教頭はマイクを落としそうになりながら目を剥く。

「ひ、ひえぇぇっ!? あ、アイラ君!? な、何を踏んで立っているのかね!?」

全校生徒たちが動揺と困惑でいっぱいになる。

「えっ、嘘だろ!? 会長、浮いてねぇか!?」

「浮いてるっていうか、歩いて登ったぞ!? 透明なアクリル板!? いや、ワイヤーアクションか!?」

「どんな最新ハイテクスニーカー履いてんだよ!! 桐花の科学力どうなってんだ!?」

セナがグラウンド脇で腹を抱えて爆笑。

「あはははっ! ほら見なよ、みんなアゴ外れそうになってる! 物理法則どこ行ったーって顔してるよ!」

タクトは顔を手で覆って天を仰ぐ。

「……あーもう! 会長、開幕から隠す気ゼロじゃないすか……! あれ後でなんて言い訳する気なんすか……」

全校生徒の度肝を抜き、ざわめきと混乱がグラウンドを埋め尽くす中、アイラは悪びれる様子もなくニヤリと八重歯を覗かせる。

空中でブレザーのマントをバサリと翻し、右手のマイクの音量をカチリと最大にする。

瞳をギラギラと輝かせ、全校生徒の挑戦を真っ向から迎え撃つ覇王のオーラを解き放つ。

私はマイクを通して、グラウンド全域に響き渡る快活な大声。

「桐花学園のみんなー! おはよう! よく集まってくれたわね!」

「ルールの確認よ! 放課後、生徒会室の机に置かれた『黄金の腕章』を日没までに奪取したクラス・部活には、特別校則の制定権と、部活予算倍増の特権を与えるわ!」

一般生徒たちはざわめきつつも、再び欲望と闘志が点火する。

「昨日、私たちが掲げた『自由で何でもありの桐花学園』――あんたたちが本気でそれを勝ち取りたいなら、力ずくで奪いに来なさい!」

私は空中で不敵に指を突きつける。

「うおおおおおおおおおおっっっ!! やってやるぞぉぉぉーーっっ!!」

グラウンドが割れんばかりの地鳴りのような大歓声と雄叫びに包まれる。

私は空中を蹴ってフワリと華麗に地面へ着地する。

「さ、放課後までに準備するわよ!」と意気揚々に踵を返す私に対し、役員たちが駆け寄る。

「ふふん! どうよリサ、完璧なアジテーションでしょ!」

リサが呆れたように言う。

「煽りすぎて全校生徒が完全に狂乱状態ですよ、会長。……まあ、予算倍増など絶対に承認できませんから、徹底的に叩き潰すしかありませんが」

タクトがすかさずツッコミを入れる。

「いやそれより会長、さっきの空中歩行の言い訳! 一般生徒から質問攻めにあいますよ!?」

「大丈夫よ! 『生徒会特製の最新鋭ナノカーボン磁気浮遊インソールです』って言っとけば誰か納得するでしょ!」

「するわけねぇだろそんな超技術ーーっ!!」

タクトの本格的な胃痛と、生徒会室の迎撃要塞化工事が幕を開ける。

「早く生徒会室戻ってトラップ張るわよ!」と私は走り出す。


生徒会室の扉が閉まった瞬間、タクトが両手で頭を抱えてガリガリと掻きむしり、執務机のアイラへ詰め寄る。

「会長! 開会式から『凝固足場』でスタスタ空中散歩してどうすんすか! 目立ちすぎなんてもんじゃないっすよ!?」

私は腕を組んで満足そうにフンスと鼻を鳴らし、淹れたての麦茶をゴクゴクと喉を鳴らして飲み干す。

「いいのよ! あれは『超小型反重力磁気発生装置』を仕込んだスニーカーの演出ってことにしてあるから!」

「誰が信じるんすかそんなSF超技術! 校内中『会長が浮いた! 桐花に未知の重力技術が導入された!』って大騒ぎですよ!?」

セナは窓枠に腰掛けてスマホ画面を見せながらゲラゲラ笑う。

「掲示板トレンド1位『#空飛ぶ生徒会長』、2位『#物理法則の敗北』だってさ! アイラちゃん、完全にオカルト界のスターだよ〜!」

リサはすでに定位置のデスクで、学内見取り図を広げて赤ペンを走らせている。

「騒がしいですね。どのような言い訳であれ、全校生徒が打倒生徒会に結束した事実に変わりはありません。日没までフラッグを守り抜くことだけに集中しなさい」

リサが学内見取り図を指先でトントンと叩き、眼鏡のブリッジを押し上げる。

長机の中央に置かれたのは、ガラスケースに収められた金色の刺繍腕章――『黄金の腕章』。

ノアが端末を叩き、生徒会室を中心とした立体迎撃グリッドを空中にホログラム展開する。

「本校舎3階、生徒会室へ至るルートは『東階段』と『中央直線廊下』の二点。もし腕章を奪われれば、全運動部の遠征費と文化部の機材費が倍増し、生徒会予算は即座にショートします。……絶対に一歩たりとも部屋へ踏み込ませてはなりません」

「もちろん! でも相手はウチの可愛い生徒たちだからね。怪我だけは絶対にさせないこと! 痛くない方法で、盛大に困惑させて追い払うわよ!」

タクトはもう呆れ散らかして言う。

「『痛くない方法で困惑』って、それ一番魔法のセンス問われるやつじゃないすか……」

アイラの号令一下、生徒会の面々が職人技のスピードで迎撃トラップの設営を開始する。

セリアは調合トランクからピンク色に発光する小瓶を取り出し、給気ダクトのアロマディフューザーへ滴下。

「ふふ、吸い込むと視界が全部ピンクのお花畑に見えて、突進する気力が吸い取られる『多幸感ハーブ』を仕込んでおきましたわ」

ノアは廊下の監視カメラと防火シャッターの回線へ魔力パケットを直結。

「電子機器のハックは任せてください。パソコン部が侵入を試みた瞬間、端末画面から『術式の腕』を突き出してキーボードを取り上げます」

そしてセナは両手の魔導ワイヤーを天井の照明レールに張り巡らせ、廊下に不可視のあやとり蜘蛛の巣を構築。

「アタシは影分身と一緒に、廊下で大増殖サーカスをお見舞いしてあげる!」

タクトは作業を見渡して呆然とする。

「……おいおい、お花畑アロマに、画面から生える光の腕に、影分身……。これ完全にホラーハウスかB級遊園地のアトラクションじゃねぇか……」

「タクト、あんたが最大の要よ! 廊下のど真ん中に、とびきりツルッツルの偏向障壁を敷き詰めなさい!」

タクトは深いため息をつきながらも、両腕の青銀の魔導腕甲をカチリと打ち合わせる。

生徒会室の扉を開け、目の前に伸びる長さ30メートルの直線廊下へ手をかざす。

藍色の魔力が床板と壁面へ浸透し、肉眼ではほとんど判別できない『角度をつけた多重偏向反発面』が幾重にも組み上がっていく。

「『多段偏向ピンボール床』、敷設完了っす……。はぁ、昔の俺なら真っ先に『腹痛なんで早退します』って逃げ出してたのに、なんで俺が全校生徒の突撃を受け止める盾役やってんだか……」

タクトが独りごちるように呟いたその瞬間、校内全域に放課後を告げるけたたましいサイレンが鳴り響く。

私はタクトの背中をバシッと叩いて豪快に笑う。

「逃がさないわよ! あんたが一番頑丈なんだから!」

校内放送でノアの声が響き渡る。

『――時刻は午後4時。桐花フラッグ争奪戦、開始します』

『ウォオオオオオオオオッッッ!!』という、校舎全体を揺らす凄まじい地鳴りと雄叫び。

階段の奥から迫り来る、床を砕かんばかりの数百本の足音。

第一波――ラグビー部、アメフト部、柔道部からなる【脳筋フィジカル連合】の突撃が目前まで迫る。


生徒会室の中央、重厚な執務机の上にスタンドライトで照らし出された金色の刺繍腕章――『黄金の腕章』。

机の脇では、ノアが腕組みをして端末の迎撃ログを淡々とチェックし、リサが長机に手を置いて冷徹に廊下を睨み据える。

け放たれた生徒会室の両開き扉。その前方に広がる長さ30メートルの直線廊下に、タクト、セナ、セリア、そしてアイラが横一列に並び立つ。

タクトは魔導腕甲を鳴らして首をコキリと回し、セナはポケットで魔導ワイヤーの束を弄び、セリアは桃色のアンプルを指の間に優雅に挟む。

「あーあ、本当に始まっちまうよ。俺の高校生活、どこでボタン掛け違えたんだか……」

私はタクトの肩をポンと叩いてニヤリとする。

「あんたが私のスカウトを断りきれなかった時点で諦めなさい!」

「はぁ……《あの時》に俺の運命は決まってたんすね……」

リサが眼鏡のブリッジを押し上げて言う。

「無駄口はそこまでです。……来ますよ」

『――ウゥゥゥゥゥゥン……!』

『――午後4時を回りました。これより第42回・桐花フラッグ争奪戦を開始します。……健闘を祈ります』

校内全域のスピーカから、防衛演習の開始を告げる重低音のサイレンが鳴り響き、ノアの声が響き渡る。

直後、静まり返っていた3階フロアの空気がビリビリと震え出す。

ズシィン……ズシィン……! ドタドタドタドタッ!!

東階段の踊り場から、数百本の足が床板を踏み鳴らす凄まじい地鳴りと突風が吹き抜けてくる。

壁の掲示板がガタガタと悲鳴を上げ、天井の蛍光灯が細かく揺れ動く。

そして階段の奥から絶叫が聞こえてきた。

「うおおおおおおおおっっっ!!」「合宿費倍増じゃあぁぁっ!」「腕章を奪えぇぇーーっ!!」

セナがそれにドン引きして言う。

「うわっ、すっごい足音に絶叫!ゾウのスタンピードか何かかな!?」

階段の角から、先頭の生徒たちが怒涛の勢いで廊下へ雪崩れ込んでくる。

ラグビー部の巨漢たちが肩を組み、アメフト部がショルダーパッドを軋ませ、柔道部が気合の咆哮を上げる。総勢50名を超える【脳筋フィジカル連合】の先遣隊。

廊下の横幅いっぱいにスクラムを組み、時速30キロ近い猛スピードで生徒会室の扉へ向けて直線突進を開始する。

先頭のラグビー部主将が、生徒会室の前に立つアイラたちを捉えて咆哮を上げる。

「生徒会室の扉が開いてるぞ! ど真ん中を一気に突破しろォッ! アイラ会長に怪我させるなよ、腕章だけを掠め取れェッ!」

「「「オオオオオオオオッッッ!!!」」」

迫り来る筋肉の壁、残り距離わずか15メートル。

恐怖で逃げ出すどころか、前衛に立つセナとセリアが一歩前へ踏み出る。

セナがニッと八重歯を剥き出しにして印を結ぶ構えを取り、セリアが桃色の煙を纏うアンプルを親指でピンッと弾き上げる。

「いっくよ~! 捕まえられるもんなら捕まえてみな! アタシの特製残像ステップ、目が回っても知らないよーっ!」

「ふふ、皆様とても血気盛んですこと。……とびきり甘いお花畑で、ぐっすりお昼寝なさってくださいな」

アイラが背後で魔導指揮杖を優雅に構え、タクトが両足を踏ん張って偏向障壁の起爆キーに指をかける。

「手加減なしでいらっしゃい! 桐花生徒会の鉄壁、骨の髄まで味わいなさいーーっ!!」

常識などこれっぽっちも通用しない、生徒会の規格外な超常アトラクション迎撃が火を噴くコンマ数秒前の静止画。

突進する運動部連合の目の前で、セナの影が揺らめいて十数人に増殖を開始し、セリアのアンプルから甘い桃色の煙が爆発的に広がり始める。



第9章開幕です!そしてフラッグ争奪防衛演習も開幕です!!

第9章はタクトの胃が痛みます。とにかくタクト胃痛回です。

そして学内で魔法第暴走回です。

やったれ生徒会!

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