猫と雑魚
同級生との会話が苦手な大学二年生の粉城凪(こなぎなぎ)。
人付き合いが苦手で、自分のコミュニケーション力を雑魚だと自虐する彼は、大学の中で唯一の友人である餅宮寧央(もちみやねお)に頼まれて、初めての飲み会に参加した。
男の先輩にしつこく言い寄られる餅宮を助けようとして、粉城は酔い潰れてしまう。居酒屋のトイレで粉城は年上のお姉さんに介抱される。初対面でも、どこか安心する雰囲気の彼女が印象に残った翌日、粉城は昨日の礼も兼ねて餅宮の自宅に誘われる。
そこで出会った相手は、自分を助けてくれた昨日のお姉さんだった。餅宮寧々子(もちみやねねこ)と名乗った彼女は、餅宮の姉だった。
自分が留学に行っている間、寂しがり屋の姉と関わってあげて欲しい。そう餅宮に頼まれて、粉城は寧々子と親しくなっていく。
同じ日々を過ごすうちに気付いていく彼女が隠していた素顔。
他人と関わる事に自信がなかった男子大学生と、天真爛漫だが猫を被った一面を持つお姉さんの距離が徐々に縮まっていく話。
雑魚は猫と出会う
始まりは滑稽な思い出
2024/04/17 12:08
ありふれた大学生の話
2024/04/17 13:19
回想、あの日の飲み会で起きたこと(前編)
2024/04/17 13:57
回想、あの日の飲み会で起きたこと(後編)
2024/04/17 17:45
ハプニングは人と人の距離を縮める、そして繋ぐ
2024/04/17 18:14
(改)
それが君の頼みなら
2024/04/18 07:46
友人の姉、僕を助けてくれた人、その素顔
2024/04/18 08:14
友達といえど、僕に他人を見送る日が来るとはね
2024/04/18 08:37
雑魚だから臆病なのか、臆病だから雑魚なのか
映画を観るだけ、二人で観るだけ
2024/04/18 09:19
宅飲み、良き朝かな
2024/04/18 14:53
その接触、彼女にとっては些細なれど、雑魚にとっては火傷
2024/04/18 15:14
覆水は盆に返らずも、僕らの潤いとなって
2024/04/18 15:39
おやすみからおはようへ
2024/04/18 15:54
スイミー
足早に向かう先は
2024/04/18 17:05
冬の風物詩
2024/04/18 18:33
嘘吐きチキン
2024/04/19 10:10
ちいさなさかな
2024/04/19 10:51
猫の贈り物
2024/04/19 12:07
大晦日にて(前編)
2024/04/19 13:51
大晦日にて(後編)
2024/04/19 14:32
いつものおやすみを
2024/04/19 14:58
幕間
姉の猫
2024/04/19 17:11
張り詰めた水風船
それを好意と自覚したのなら
2024/04/19 17:35
占いだけにね
2024/04/20 09:32
(改)
休み明け、新たな友達
2024/04/20 13:02
寂しい誤算
2024/04/20 13:41
いつもと違う表情に
2024/04/20 17:16
好きです
2024/04/20 18:54
水風船に思いを託して
2024/04/20 21:31
その距離感に何を思う
2024/04/21 10:10
猫の妹
餅宮寧央(前編)
2024/04/21 10:56
餅宮寧央(中編)
2024/04/21 11:37
(改)
餅宮寧央(後編)
2024/04/21 17:41
たった一人の家族を好きになった少女の決意
2024/04/21 18:10
粉城凪という人間
2024/04/22 13:44
回想、あの日の真実
2024/04/22 14:18
ずっと言いたかったこと
2024/04/22 14:55
猫と雑魚
二と一
2024/04/22 15:37