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獣魔と楽しい異世界ライフ〜女神様の愛をもらったら過保護な人達も集まりました〜  作者: 空花りん


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来訪者、来たり 8

「魔力による一連の流れは大まかに説明出来たと思うのだが、また何かしらわからないことが浮かんだらすぐに聞いてくれ。…では次に、複合属性について説明を続けたい、と思うのだが……」


「?」



先程とは打って変わって段々と口が重たくなっていくサイラスさんにどうしたのかと首を傾げてじっと見つめて待ってみれば、最終的に観念したのか彼は渋々と閉ざしていた口を開き続きを口にし始めた。



「………見分け方はごく簡単なことだ。人族が属性を持ち得ると、身体的特徴として顕著に現れる。──要は、誰もが一目見て分かる見た目となってしまうんだ」


「へ?………それってもしかして、わたしのこのからだみたいにいろんないろがあらわれるってことですか?」


「……そうだ」


「ぇ………えぇぇぇええええええーーーーーー!!!??」


「…だから容姿を見られる事には人一倍警戒をしていた。ニイナの姿は複合とは言い表せないほど多重に属性を持ち過ぎているどころか他種族にはない色も持っている。一瞥されるだけでもあまりに危険だとわかる姿だったから、話すのも躊躇ってしまった」



サイラスさんの苦悩に満ちた様子に、思っていた以上に危機感が足りていなかったのだともう何度目かわからないくらいに思い知らされた私は、今さらになって姿を晒したありのままの今の自分にぶるりと身震いが起き思わず両腕を擦ってしまった。

いや、まさかそんな事情があるだなんて思ってもみなかったというか単純すぎる視覚からの情報収集だなんて一番厄介すぎるやつがくるだなんて絶っっ対、思わないよねぇええええ!!!!



(まさかまさかのそんな、単純な構造になっているだなんて誰も予想しないどころかハデだなぁぐらいにしか思っていなかったのに!!なんならカラーが入ってちょっと喜んでたところなのにぃいいいいい!!!この世界では人が見た目に色を持つと狙われる要因になるだなんて聞いてないよ!のぉおおおおおおーーー!!!ちょっ、女神様!!一番肝心要な情報を伝達してくれないだなんて一体どうしてそんな暴挙に!!!ミスなんてしそうも無い美の化身なのにぃいいいい……って、あぁぁあああ!!!もしかして!!途中でおばあちゃんや地球の神様が現れて話したりしていたから時間が押して、それで説明不足になったとか!!?)



無さそうで有り得そうな単純ミスに、さらに付け加えれば転生してからでも説明は出来るし何らかの措置も出来るから大丈夫だと思っていたのでは、と思い付けば納得がいくというよりも辻褄が合うなとふと思ってしまう。

そういえば記憶を頼りに掘り返してみれば、こちらの世界に来るとなった時もタイムリミットが迫っていて女神様の力業で急遽来る形となったのだった…と次々思い出してしまい、半ば脱力感で頭を抱え込んでしまった。



(そういえばそうだった。それで転生特典の話しも有耶無耶になって…ってこれはとりあえずいいや。一先ず最優先はやっぱりこの見た目をどうにかしないと明日は無いっていう状態に陥っちゃうっていうことか。とほほ、何でこんな初期の初期段階でつまずく要素に悩まされるのぉおおお!!!)

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