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誰か俺に異世界人の指導の仕方を教えてほしい【更新停止中】  作者: クスノキ
第2章 騎士の中の騎士と騎士あらざる騎士
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第39話 新ロエ村防衛戦①


 森の捜索計画を立てたのはイラとエクスだ。しかし彼らとて、初日から戦いがあるとは思っていなかった。

 森に潜む少数を、同じく少数が探す。有利なのは隠れる側で、不利なのは探す側だ。追い、追われる立場であっても追われる側は不意打ちし放題で、森を熟知している。気配だけを漂わせ、追う騎士が疲弊したところを叩く。それが定石で、最善策。

 だからエクスたちは時間を稼ぎ、増援が来るのを待つつもりだった。


 しかし。


「ぬ……」

 エクスの目の前にいるのは人型の「何か」。「何か」と表現したのはそれが人の形をしているだけで、色は黒。体は波打ち、ボタボタと粘液のような液体が垂れているからだ。


「リ、リ……」

「リァァ、リリィ」

「リリリ、リ……ィィ」

 それが三体。三体とも軍服のようなものを身につけていた。だが同じなのは服装だけだ。軍服から見える手足や顔はどす黒い不定形の肉体で構成されている。昨日見た軍服の集団とは全く異なる、異形の怪物。これではまるで……。


「イラから聞いた死の怪物ではないか」

「リリリッリ……ィィ!」

 化け物の内の一体が体をひねらせて、背中から跳びかかってきた。その動きに知性は感じない。


 手に持った……粘液状の肉体で絡めとった剣でエクスを斬りつける。その動きはお世辞にも鋭いものではなく、だからエクスは悠々槍で剣を払い飛ばした。剣と共に怪物も飛んでいく。怪物は近くの木に衝突し動きを止めた。だがすぐ立ち上がる。

 その合間に左右から「手」を伸ばしてくる二体の怪物。


「……ウジム エタナウ」

 細長い触手を伸ばす怪物に対し、エクスは自分を中心に水を撃ち放った。撃たれた怪物は防御することもなく鉄砲水に押し飛ばされる。


「リリ……」

「リ、ィ」

「ィィ」

 無論、致命傷にはなりえないが。


「……どうしたものかな」

 エクスは怪物の一体に接近。瞬きの間に3度槍を突き出す。頭、首、胸、に当たる部分。槍は頭、首を問題なく貫いたが、胸は軍服に遮られた。どうやら反則じみた防御機能は残っているらしい。

 槍は怪物の肉体を貫いたものの、ズルリと動いてすぐさま元の形に戻った。不定形の肉体ゆえか。効いていない、のだろうか。


「ならば」

 もしこの怪物たちがイラから伝え聞いたそれと同一のものであるならば、エクスにこの怪物を倒す術はない。イラですら、秘中の秘である概念爆発を使わざるを得なかったのだ。


 森に入って十分余り。エクスは早々にこの怪物と遭遇した。接敵の際に上げる狼煙は上げていない。例え上げたとしても騎士では対応できないだろう。犠牲が増えるだけだ。

「ウオシウス エタナウ」

 怪物をそのまま飲みこむほどの水槍を放つ。水槍に飲みこまれ、激流に飲みこまれる怪物にさらに詠唱。


「ウテヌタウ」

 水槍という名の激流を高温に変える。水がぐつぐつと音を立てて沸騰し、もだえ苦しむ怪物の声無き悲鳴が伝わってくるようだ。


「ウオシウス エタナウ イン」

 背後から残りの怪物が来る。それを見ずに詠唱。飛んでいった二つの水槍は怪物に激突。またしても時間を巻き戻したように、後ろに飛んでいく。


「まるで知恵のない獣だな。ウカミウス エラビス」

 放った水槍を変形。水の膜を作り怪物二体を地面に覆いかぶさって拘束する。相手が人間ならそれだけで窒息するが、怪物が窒息する様子は一向にない。

 背中越しにそれを確認し、エクスはまた熱湯にさらされている怪物に目を向ける。


「イマ エザク」

 沸騰した水槍は怪物を殺すに至らない。水槍を解除し、今度は風の網で怪物を絡めとる。怪物は避けきれずに空中で動けなくなる。


「まずはその邪魔な軍服を脱いでもらおうか?」

 風の縛りを強めて怪物が指一本動けないようにして、エクスは軍服のボタンに手を伸ばした。一つ一つボタンを外し、ベルトを外して軍服を脱がせる。

 空中に浮いて動けない相手の服を、厳めしい顔の男がはぎとる。傍から見れば滑稽極まりないが、本人は大真面目だ。


(イラの話を信じれば、この存在は死、そのものであるから殺せないそうだが、どうだろうな)

 服を脱がせながらエクスは思う。エクスはイラを疑っているわけではない。だがエクスは違和感も覚えていた。

(これからはイラが言う程の理不尽さを感じない)

 精霊を見る目をもたないエクスだ。全ては騎士として鍛えた勘でしかない。だがこと戦闘において、勘というものは重要だ。

 如何なる手段でかは分からないが、きっと殺せる。


「問題なく軍服は脱がせることができる、か」

 軍服をはぎ取られ、黒い人型になった怪物はプルプルとその身を震わせている。エクスはついでとばかりに持っていた剣も奪い取った。


 そうしてエクスはどうしたらこの怪物が死ぬのかを試し始めた。


   *


「これでよし、と」

 真琴が森へ出て行ってから、イラは家に置いてある精霊器を選別していた。


 身につけているのは鮮やかな緑色のローブ。両手足に頑丈で動きやすい鎧を嵌め、腰に巻いた太いベルトには精霊器の銃や爆弾、その他用途不明な武装がいくつもつけている。

 右手にあるのは一条の棒の先端にシリンダーをとっつけたような形状の武器。以前『六色細剣』の代わりに作ってみていた『四色昆』だ。『六色細剣』に比べると武器としての質ははるかに劣るが、ないよりはましだ。

 左手でガラガラと音を立てながらそりを引く。そこに乗せられているのは十二本のライフル型の精霊器。遠距離高火力狙撃を目指して作り、結果実現はできたが何度か使えば、下手をすれば一度で壊れてしまうため欠陥武器扱いされた残念な代物だ。

 だが最初から使い捨てと思えば問題なく使えるし、何より遠くの敵もホーミング機能付きで狙撃できる。殲滅力も高い。


 イラはどこから敵が来ても対応できるように村の中央にある広場に腰掛けた。するとすぐにシイナが現れてイラの隣に立った。

「村人、のひな……かんりょ、です」

「ありがとうございます」

 イラが準備を整える間、シイナに村人の避難誘導を頼んでいたのだ。いくらイラと言っても村中に散らばった村人全員を守れる自信はない。

 現在村人は村長の家の周辺に固まっている。


「さて、と。何日目に出てくるでしょうね」

「……嫌な、よか……するです」

「予感、ですか?」

「はい」

 シイナは眉を顰めて遠くの森を見つめている。影衆の言う勘だ。まるっきり的外れなものではないだろう。


「とりあえず、自分は早くて二日目……」

 パァン、パァン、パァン。エクスや真琴たちが森に入って一時間は経った頃だろう。森の上空に狼煙が上がっているのが見えた。騎士が使っている狼煙は赤と緑を用いた精霊術で、周りが気づきやすいように音を出したり、色を変えたりとバリエーションが多い。


「これは……」

 上がった狼煙は二つの地点から。一つは通常通り青色。つまり軍服と接敵したということだ。人数は三人。だがもう一つの方が問題だった。

 青と赤の狼煙。赤。これは異常事態を示す狼煙だ。どんな異常事態かは分からない。しかしそれを助長するように森のあちこちから青、赤入り混じった狼煙が上がり始めた。


「まさか、短期決戦でもするつもりか?」

 狼煙の数を見ると、騎士たちの大半が何者かと遭遇したらしいことが分かった。何となく森が騒がしい。

「変、です」

「えぇ」

 シイナの言葉に首肯する。確かに短期決戦はイラたちの想定外。だがそれはあくまでイラとエクスの話。騎士たちには初日から敵が来るかもしれないと、きつくエクスが言いつけていた。

 多少の動揺があるはずだが、すぐに体勢は立て直せるはず。敵もそれは分かっているはずだからこそ、初日に襲撃はないと踏んでいたのだが。


「赤の狼煙。これが帝国どもが先走った原因か?」

 思考の海に落ちそうになったイラ。だが異変は村の近くに忍び寄っていることを察知した。

「イラさん……!」

「えぇ、分かっています」

 イラはすぐさま緑の探知用精霊術を使用。敵の位置を探る。


「オロコク オン イガン」

 その隣でシイナはイラに精霊術をかける。感情を落ち着かせる精霊術だ。そんなシイナの気遣いにイラはふっと口元を緩める。

 だがその口元もすぐにしまった。シイナの精霊術をもってもなお抑えきれない憎悪の念がイラの中からこみ上げてくる。


 村に向かってくる敵の数は五。だが一部の敵は見覚えのある異形だった。

 イラの探知用精霊術は相手の体しか探知できない。それでも分かる。

「人型が三に不定形が二。そうか……どうやらいつぞやの怪物はやはり帝国のものだったらしいな」


 シイナさん、とイラは敵に目を見据えたまま口を開く。

()は今から()()()してからあいつらを殺しに行く。シイナさんは村の人達の守りを」

「りょ……です」

 頭は灼熱しそうなほどだが、ギリギリ冷静を保っている。村のことを考えられるだけの理性は残っている。


 イラはそりで持ってきたライフルの一つを取る。金属を荒く削った黒鉄の銃身にストックと一体になったようなグリップは太く大きい。それに相反するように銃身は細長い。

 この機能性にのみ目を向けた銃は決して恰好のいいものではない。合理性のみを追求したデザインだ。イラはストックを肩に押し当てつつ、その不格好な銃を構えた。

 もしその銃を真琴が見ればこう言ったことだろう。


 アンチマテリアルライフルと。


 イラは引金に手をかける。表からは見えないが、銃の内部に搭載された精霊結晶が、刻まれた陣に反応して輝き、弾丸を生成する。


「……死ね」

 暗い、暗いイラの声。引き金が引かれる。ドゴォン!というすさまじい轟音と共に銃口から見かけ以上の質量と破壊力を伴った鋼鉄の弾丸が放たれる。

 その衝撃に耐えきれず、持っていた銃の銃身は大きくたわみ、中ほどから折れて弾け飛んだ。


「っつ……」

 イラは自身にも跳ね返ってきた衝撃に痛みを小さく呟き、壊れた銃を投げ捨てた。別の銃を手に取る。その間にも放たれた弾丸は緩やかな曲線を描き、そして帝国兵の一人に激突した。


「これは……」

 その様子をシイナも三色混成の探知精霊術で見ていた。こちらはイラとは異なり、視界も飛ばせる精霊術だ。それゆえにシイナはその威力を見て唖然とする。


 弾丸が当たったのは軍服を着た兵士の一人。当たった場所は軍服に守られた下腹部。

 軍服には依然としてほつれ一つない。しかし弾丸をくらった帝国兵は無残な有様だった。


 軍服は傷つかずとも、衝撃は伝わる。否、壊れぬ軍服は弾丸の威力を外にもらさず中だけに伝えてしまった。撃たれ倒れた帝国兵は動かない。それもそのはず、帝国兵は絶命していた。体の内側に途方もない衝撃が伝わったせいだろう。外に見える顔面の眼球は飛び出し、歯も抜けて当たりに散らばっている。

 軍服の中身も妙に薄っぺらで、それが骨や筋肉をグチャグチャにされたせいであることがわかる。薄っぺらなのは体の厚みを維持する骨格が粉砕されたから。


 倒れた軍服から赤い血と肉片が広がる。不定形の怪物は構わず進むが、帝国兵二人は思わずと言った様子で足を止めてしまった。そして唐突に死んだ仲間の方を確認する。

 イラが第二射を放った。狙いは足を止めた軍服。使った銃はまた破損する。砕けた銃の破片がイラの顔に当たり、赤い線を作った。


 第二射は軍服の頭を貫く。貫いて、頭自体をザクロのように弾けさせた。当然のように絶命。突き抜けた弾丸は地面に突き刺さって深い穴を作った。首を失った体はぺにゃりと地面に倒れ込む。


 ここにきてようやく怪物たちも進みを止めた。何を思ってか、そのスライムの如き体を蠢かせて死体の方へ近づく。そこに放たれる第三射。次の狙いは怪物だ。さらに銃が壊れなかったため、続けて第四射も放たれる。それで銃も壊れた。

 飛んでいく二つの弾丸。それらは二体の怪物にそれぞれ激突し、その体を散らせた。だが拳大にまではじけ飛んだ肉体は、またずるずると動いて元の体に戻ろうとする。


 第五射。弾丸を予測した最後の軍服は弾丸を躱そうと、その場から飛び退く。

「甘い」

 飛んでいった弾丸は躱され、空を切る……はずだったが急にその弾道をくねらせた。獲物を狙う狼のような俊敏さで軍服に迫り、その心臓めがけて弾丸が命中する。


 弾道が変化したことで多少威力は減ったが、それでも人一人殺すには十分すぎた。弾丸に撃たれた軍服は、一人目同様体を小気味よくシェイクさせて死んだ。



「……」

「では行ってきます」

 イラは二本の銃を持って追撃に行った。とんだ一当てだとシイナは思う。一当てどころか敵が半壊してしまった。


 これがイラ・クリストルク。これが“黄の玉石”。これが“透徹の暴霊”。イラの真の強みは『透徹』という使い勝手のいい固有術式でも、高い格闘能力でもない。精霊器の作成とその活用こそが、彼の真骨頂だ。

 現にイラは精霊器の力をもって平凡な才能を天才と同列になるまで引き上げ、今もたやすく精霊器で敵を屠ってみせた。


 シイナはこの場に残された六本のライフルを見る。何より恐ろしいのはこの精霊器が、引金さえ引ければ誰にでも使えるということだろう。隔絶した破壊力に追尾性能まであるのだ。数を用意できればチンピラでも国の兵士を制圧できるかもしれない。

「……“玉石”て……ほんとに」

 最後の一言は口に出さない。それはイラやシイナの親友であるフィリーネを侮蔑する言葉だ。


 だからシイナは残ったライフルを手に、黙って村人たちのところへ向かった。


   *


「なぁトコイル」

「なんだ」

「……勝てると思うか?」

「勝てるかどうかではない。勝つんだ」

「その一言が色々と証明してるよ。くそったれ」


 森のあちらこちらから狼煙が上がる。騎士たちの聞こえるはずのない悲鳴も聞こえてきそうだ。森の中で合流した真琴とトコイルは狼煙を上げきれないでいた。理由はエクスと同じ。ただの騎士では対応しきれないと二人が判断したからだ。


「ルルルルルルルルルルィィィィィィ……ハァ、ジィィネ゛ェェェェェェェェェェ!!」

 引金が引かれる。けれど弾丸は銃口からではなく、虚空から、真琴とトコイルを包み込むようにして放たれた。


「うっせぇよこのバケモンがぁ!」

 真琴は龍剣で炎をばらまいて弾丸を溶かす。呼吸を合わせてトコイルが目の前の「それ」に向かって槍を突き出した。


「ぬぐっ……!」

 ガチリ。トコイルの槍は噛みつきによって防がれた。槍に食らいついたまま「それ」は顔を大きく引き上げる。


「キァァ!」

「うおおっ!」

 トコイルはそのまま上空に大きく投げ出された。引金が引かれる。トコイルに向かって弾丸が飛んでいく。


「エザク エタト!間に会え!!」

 とっさに真琴は風の盾を張る。弾丸の動きが一瞬鈍った。


「エザク!」

 その隙にトコイルが槍を手放し、風で自分の体を飛ばして弾丸の領域から逃げ出す。いくつかの弾丸は鎧をかすめたが、辛うじて攻撃を凌ぎきることができた。


「ァ……ァ……ァ……」

「気色わりぃ声上げてんじゃねぇぞ」

 「それ」は快楽に溺れるような喘ぎ声を上げる。気味の悪さに真琴は眉をひそめる。


 気味の悪さで言えば、外見もそうだ。原型は確かに人。だがそれは決して人ではない。

 大地に立つ足は造形こそ人のそれだが、灰色の獣の毛皮に覆われ、黄色く変色した爪が生えている。上半身も紫色に変色、隆起し、身につけている軍服は今にもはちきれそうだ。そして「それ」は手に狙撃銃のようなものを持っていた。

 顔もまた異形だ。歯は不揃いかつ巨大な牙に変わり、口に収まり切れずにはみ出している。目は赤く染まり、二倍ほどに肥大して丸々としている。肌は紫、抜け落ちてまばらになった髪は色が抜けて白くなっている。


 魔獣になった人間。そんな表現が似合いそうな存在だ。

「まさしく怪物。マコト。“透徹”が出会ったのはこいつなのか?」

「いや、あんときのはもっときしょかった。あれにくらべりゃこいつはまだましだな」

「そうか」

 トコイルの槍はエヘエヘ笑う怪物の足元。トコイルは予備のナイフを取り出した。真琴も気を取りなおして龍剣を構える。


「ったく、最近こんなのばっかだな」

「それはお気の毒さまだ!」

「コロルノキモヂィィィィィィィィィィィ!!」

 かつて狙撃手と呼ばれた男は、おぞましい声を上げて二人に襲い掛かって行った。

戦況管理

王国

イラ(村の近くにて怪物と戦闘) エクス(森にて怪物三体と対峙) 真琴・トコイル(森にて元狙撃手と戦闘) シイナ(村で村人たちを護衛) 騎士たち(森で軍服・怪物と戦闘)


帝国

狙撃手(魔獣人間) 軍服(怪物のエサ・森にて戦闘) 怪物(各所にて捕食)


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