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「本当に、ここは安全なんだろうな?」

 三〇分ほどが経過した。最初にアタッシュケースを隠した巨木の根元に、二人そろって背中をあずけながら座っていた。気温は少し肌寒いが、身体を密着させていれば、それほど気にはならない。

「よくわかりません」

 仙道は正直に答えた。眼が慣れているとはいえ、真っ暗闇だから、ほとんどなにも見えない。すぐとなりにいる首相の顔も、確認するのは難しそうだ。

「熊とか野犬とか、大丈夫なのか?」

「わかりません」

 仙道自身も、野犬のことは真剣に考えた。が、いまのところ、それらしい気配を感じたことはない。

「なんにもわからないじゃないか」

 そのとおり。自分は、なにもわからないダメ教師だ。

 仙道は、心のなかだけで自嘲した。

「なにか食べ物はないのか?」

「ありません」

「飲み物は?」

「ありません」

「ったく……」

 文句を言いたいのは、こっちのほうだ──そう思ったが、口にはしない。それこそ、体力の無駄だ。

「さすがに喉が渇いた……」

 仙道も、それは同感だった。ここに落とされてから、なにも飲んでいない。特異な状況下におかれていたから、これまでは感じなかった。だが本当なら、脱水症状がおきても不思議ではない。

「わかりました。飲み物を確保しましょう。ここで待っていてください」

 仙道はライトを手に立ち上がった。だが都合よく、水源があるとも思えない。

 こういう場合は、遠慮なく生徒たちを頼ると心に決めていた。自分一人だけの力では、生きてもどることは不可能だ。

 サバイバルにも精通しているだろうということで、ボーイスカウトの専門家・塚本に連絡をとってみたが、やはり水源をみつけなければならないということだった。なので、植物のスペシャリスト・沢井あすかにかけた。もう寝ていてもおかしくない時間なのに、コール数回ですぐに出てくれた。

 結論から言うと、たとえば樹木の幹を傷つければ水がわきだしたり、椰子の実のようなものや、根に水分が溜まっているような植物は、この日本には存在しないということだった。季節によっては竹から水を得ることもできるということだったが、集めるのに一晩はかかるし、そもそも周囲に竹はなさそうだ。バナナの木でも同様のことができるそうだが、竹よりもみつけるのは困難だろう。

 川をさがすのが手っとり早いと、沢井あすかは言った。

 もしくは、わずかの水でいいのなら、夜露を利用するほかない。本来は明け方に、朝露を採集するものだそうだが、夜にも露はおりている。いまの時間でもどうにかなるだろう──と。

 ハンカチを取り出して、草や葉にあてがった。濡れた感触があった。これを繰り返して絞ればいい。ためしに飲んでみた。わずかではあったが、水滴が喉をうるおした。

 大きな葉をみつくろって、一本手でちぎった。

 それを持ちかえったら、ヘンな顔をされた。

「水はどうしたんだ……」

「いいから、これ持ってください」

 葉を渡した。

「いいですか、こぼさないように」

「お、おい……」

 葉っぱの上で、ハンカチをしぼった。

「まさか、これを飲めと?」

「そうです。なにも飲めないよりはマシです」

 ライトに照らされた総理の表情が、泣き出しそうになっていた。

「みじめだ……なんてみじめなんだ」

「嘆いてもはじまりません。生き残るために飲みましょう」

 総理は、葉っぱを舐めた。

 しかしどうやら、意外に渇きが癒えたようだ。

「おお、生き返ったようだ……」

「ね、けっこういけるでしょ」

「みじめなことにかわりはないがな」

 そう愚痴りながらも、葉についた水分を舐めつくした。が、仙道もそのときになって気がついた。少しの水分をとってしまったことで、さらに喉が渇いてきたのだ。

「もっと飲みたい……飲みたくなってしまったではないか」

「そうですね」

「なんとか水源をさがせないのか? 山のなかなら、小川があっても不思議じゃないだろう」

 森だとは思っていても、山だとは思っていなかった仙道は、総理に問いかけた。

「ここ、山のなかなんですか?」

「あ? 森があるのは普通、山だろ? ずっと目隠しをされてたから知らんが……そういえば、ここのことを『御山』と呼んでたな」

「誘拐犯がですか?」

「そうだ」

 仙道は、あの宗教家の顔を思い浮かべていた。御山──なんとなく宗教臭い響きがある。その場合、山のなかにあるからではなく、宗派の総本山という意味だと考えられる。

「そっちこそ、ここに来る途中で、なんか見なかったのか?」

「ぼくも空から落とされたので、よくわかりません……死ぬかと思いましたから」

「なんだそりゃ」

 しかし、そういえば……なにかよく知っているものを眼にしたような。

「助けを呼ぶことはできないのか? 携帯は?」

「あるにはあるんですが……」

「ん?」

 仙道は、生徒たちだけとつながることのできる携帯のことを打ち明けた。

「こっちから、登録されてる番号にのみかけられるだけなのか……だが、それでも上出来だ。生徒たちに通報してもらえばいい」

「よく考えてみてください。ここがどこだかわからないんですから、通報を受けたほうだって困るでしょう?」

「電話の基地局から、おおよそ割り出すことはできるんじゃないか?」

「この携帯は、衛生電話らしいんです。しかも、違法に電波を飛ばしてるみたいで……」

 さらに、GPSはついているが、板倉の持っている装置のみでしか検知できず、しかも有効範囲は二〇キロほどしかないそうだ。つまり、それ以上離れた段階で、こちらの位置はわからなくなっている。

「……それじゃあ、こっちの居所をつきとめてもらうことはできないな。おたくの生徒は、すこぶる優秀なようだが」

 まるで、自分のことを褒められたような気分になった。

「べつに、あんたを褒めたわけじゃない」

「わかってますよ……」

「とにかく……水が飲みたい。移動しよう」

 総理が立ち上がりかけた。

「待ってください。朝まで待ったほうがいいです」

「朝まで何時間あると思ってるんだ」

 沢井あすかに電話したとき、十一時過ぎだと教えてもらった。

「夜明けは、五時間か六時間後です」

 現在の日の出時間をよく知らなかったので、大雑把に答えた。

「たとえ三時間でも、私は待てん──」

「どうしたんですか?」

 中腰の姿勢で、総理は動きを止めていた。もしや、敵の気配を察知したのかと思い、ライトを慌てて消した。

「御山……」

「総理?」

「御山……」

 その言葉を繰り返した。

「なにか思い出したんですか?」

「そうか……鳳楽院とか言ってたな」

 鳳楽院のぼる──教祖の名は、たしかそうだった。犯人グループの要求の一つが、その教祖の釈放だった。

「だとしたら……ここは、樹海の真ん中だ」

「樹海? 富士の?」

「この国で樹海といったら、それしかないだろう」

「あ!」

「なんだ!?」

「そうか……」

 落下しながら見たのは、富士山だったのだ。

「富士山、見ました」

「どうして、そんな重要なことを見落とすんだ……どうかしてるんじゃないか?」

 まったく、そのとおりだった。が、ここで疑問が浮かんだ。落ちている最中に見たものが恐怖などで脳に認識されないことはあったとしても、落ちたあとなら、そうはならないだろう。しかし、いまのいままで富士山を見た記憶がない。樹海にいるのなら、見上げれば、よく知っている光景が眼に飛び込んでくるはずだ。

「樹木で視界がさえぎられるんだ」

 その疑問は、総理が答えてくれた。

「どんなに高いものでも、近くに遮蔽物があれば見通すことはできない」

「そんなものでしょうか……」

「ここは、樹海を切り開いて建設された牢獄だ。ここへつれてこられる者は、目隠しをされる。それを取っても、敷地に入ってしまったら、富士山は見えない。場所もわからないんだ。さっきまでのわれわれのように」

「牢獄?」

「そうだ。ここは、政府が秘密裏につくった場所だ。政治犯……言い方をかえれば、われわれに都合の悪い人間を隔離しておくためのな」

 なにを言っているのか理解できなかった。現代の日本で、そんなことがおこなわれているはずがない。

「ここから抜け出し、森のなかへ入ったら最後……木々の隙間から富士山が見えたときには、もう迷ってる。樹海にのまれたときだよ」

「そんな……」

 仙道は、ゾッとした。

「その携帯は、つながったか?」

「はい……」

「だったら、ここらへんまでなのだろう。ここより深く入ってたら、危なかったな。磁石や電子機器は使えないはずだ」

 だが近年の常識では、樹海はそれほど恐ろしいところではなく、磁石はまったくきかないわけではない。携帯もつながるという話を聞いたことがあった。

「ためしてみるか?」

 仙道は、首を横に振った。

「ここらへんの航空写真は、撮影できない。したとしても、発表はさせない。この国のトップリークレットの一つだ。ためしてみろ、グーグルアースでは、なにも写っていないはずだぞ」

「本当ですか?」

「公安に、ここの隠蔽を専門にあつかう部署があるそうだ。まあ、じつは私も、そんな話は信じちゃいなかったんだが……都市伝説だと思ってたよ。『エリア51』が、この日本にもあるなんて」

「そんな名前なんですか?」

「正式名称は、最初から覚えていない。みんなそう呼んでる。まさか、こんなところが本当に存在していて、つれてこられるとは思ってもみなかったが」

「どうして、ここが宗教団体の本部になったんですか?」

「さあね。詳しい経緯まではわからない。だが、彼らはもともと囚人だった。その囚人たちがはじめた宗教だったんだろう。もしくは、外の世界で活動していた教祖とやらが危険人物としてここに隔離され、懲りずに布教を続けたのかもしれん……せめてもの情けで、寺院のようなものを建てたり、自給自足に近いことをさせていた」

「鳳楽院のぼるという人は、有名なんですか?」

「ようやく思い出せたような人物だ。実在するとは思ってなかったしな。たしか、ここにいた全員が信者になってしまったために、国としても黙認できなくなった。教祖を排除して、ここを解体することになった」

 他人事のように、総理は言った。現在は、その国のトップが彼自身だというのに。

「排除した……べつの刑務所などに送られたということですか?」

 不吉な響きがあったので、確かめずにはいられなかった。

「言葉どおりだ。本当のことなのかは、私にもわからない。もし、私の知ってることが真実だとすれば、あの要求だけは絶対に叶わなかったということだ」

 覗いてはいけない闇を垣間見たようだった。

「世の中には、知らなくてもいいことが山ほどあるということだ。これからは、生徒にもそう教えてやるんだな」

 未来ある若者たちに、そんな汚い話をするつもりはなかった。

 暗黒から抜け出すように、話題を変えた。

「政府の施設なら、どうにか逃げられるんじゃないですか?」

「ムリだな。ここにつれてこられたってことは、日本の最高機密に触れたってことだ。私も、君も、消される運命だ」

「なに言ってるんですか? あなたは、総理大臣でしょう!?」

「総理なんて、ただの政治家だ。かわりなんて、いくらでもいる」

 むしろ、さばさばと総理は語った。

「でも、ここに連れ込んだのは、国家側の人間ではなく、テログループのはずです。どうして、国の機密に関わる施設を知ってたんですか?」

「そうか……」

 なにか思い当たったように、総理は声をもらした。

「おたくの生徒が指摘したんだったな……犯人グループは、自衛隊の特殊部隊だと」

「は、はい……装備が同じだと」

「特殊作戦群というのだがな、その一部隊が集団で退役してるんだ……少しまえに」

「え? 原因は?」

「あるミッションに関することなんだが、詳しくは教えられん。とにかく、やめてしまった。それで、公安が慌ただしく動いているという情報を耳にしていた。どういうことなのかまでは、私程度では知りようもないが……」

「犯人は、そのやめた人たちなんですか? リーダーの名は、御影冷二というらしいです。あ……」

 そこで、やっと思い出した。徳井たちの尋問で、御影が元自衛官だったと聞いていたではないか。

「個人名までは、把握していない。が、そういうことなんだろ。特殊作戦群は、公式にはなにかの作戦に従事したことはない。あたりまえだが、実戦経験のある自衛隊員などいないからな」

 しかしその言い回しは、例外があるような意図を感じた。

「公式じゃなければ……」

 総理は、意味深長に言葉を止めた。

「なければ?」

「こっから先は、聞かないほうがいい。それこそ、知らなくてもいい事実だ」

「……」

「まあ、どうせ殺されることになるのだから、教えてやってもいいが……どうするね? 私は、もう逃げるなんて考えるのはやめた。おとなしく死ぬのを待つことにする」

「殺されるって……だれにですか!?」

「この国の本当の権力者たちにだよ。助けなんて、最初から呼べるはずもなかったんだ。もう政府の人間も、警察も信用はできない。できないどころか、敵になったんだ……われわれのな」

 信じられるはずもなかった。

「この国に、安全な場所はなくなった。だから、私は逃げない」

「ぼくは、おとなしく殺されるつもりはありません。それに、どうせ殺されるなら、逃げたほうがいいでしょう?」

「どうせ殺されるなら、逃げても無意味だろう」

 意見の相違だった。

「そんなふうに考えられるなんて、正直うらやましいね。教師ってのは、もっと絶望してるもんだと思ってた」

「そんなことありません」

「だが、少しでも生徒を注意しようものなら、暴力をふるわれ、抵抗しようものなら、体罰だと騒がれる」

 実際には高校は退学措置もあるので、生徒から暴力をふるわれることは少ない。総理の情報は、高校が荒れていたころの、だいぶ古いものだ。しかし、ささいなことも体罰にされるというのは、そのとおりだった。

「そんなふうに思ってるなら、もっと教育のことについて国会で論じてください」

「それは、政治家の仕事じゃない」

 総理は一蹴した。

「じゃあ、政治家の仕事ってなんですか?」

「本当の権力者のために働くってことだよ」

「本当の権力者って、だれのことなんですか!?」

「戦前のことを思い返してみたまえ。つねに実権を握っていたのは、軍部だよ」

「この国に軍隊はありません」

「おめでたいな、君は。自衛隊も、立派な軍隊だろう?」

 それでは、この国の実権を握っているのは自衛隊とでもいうのだろうか。

「自衛隊は、日本の軍隊じゃない」

「意味がわかりません」

「日本がつねに、だれのご機嫌をうかがっているかを考えれば、君にだってわかるだろう?」

「アメリカ……ということですか?」

「平たく言えば、そうだ」

「このところの自衛隊をめぐる新法は、そういう事情がある、ということですか?」

「それ以外のなにものでもない。自衛隊がアメリカの戦争に参加することも、国内の治安対策に乗り出せるようにすることも、徴兵制についてもな」

「でも、あなたはブラフだと言いました」

「あたりまえだ。むこうだって、本気でそんなことを望んでるわけじゃない。というより、そんな事態になったら、うちの党は吹き飛んじまう。むこうだって、それは困るはずだ」

《むこう》が、アメリカを指すことはわかるのだが、一国の総理が口にしていることに重い違和感がわいた。

「この中身について知りたがってたな。どうせ消されるんだから、教えてやる」

 総理の手が伸びた。アタッシュケースを取りたいようだ。仙道が、かわりに引き寄せた。

「これを開けるには、二つの鍵がいる」

「鍵穴なんてありませんよ」

「指の静脈認証だ。私と官房長官──もしくは、私の秘書官でもいい。が、その片方はいなくなってしまったがな。指紋とちがって、生きてなきゃならん」

「中身は?」

 緊張をはらんで、問いかけた。

「おもちゃだよ。君は、信じるか? こんなもので世界が破滅してしまうなんて」

「……」

「そうだよ。核のボタンだよ」

 さすがに、仙道は言葉を失った。

「安心しろ。これ事態が爆発するわけじゃない。なかのボタンを押したら、発射基地に知らせがいく。最終確認のあと、そこの担当官が発射スイッチを操作するようになっているんだ」

「本当に……核が撃てるんですか?」

「おもちゃと言ったろ。本当に撃てるのかなんてわからない。押したこともないし、今後押すこともありえんからな」

「日本に核ミサイルがあるということですか!?」

「日本は、もってない。だが、むこうさんがいっぱい持ち込んでる。そのうちのどれかが発射されるのかもしれんし、そもそもそんな発射基地など存在しないのかもしれん」

 こんな重要なことなのに、総理はなにも理解していない。怒りを通り越して、あきれてしまった。

「言ったろ。総理なんて、ただのお飾りだと」

 その言い訳にも、腹が立った。

「それじゃあ、なにがなんでも……これを渡すわけにいきませんね」

 テログループにも、権力の側にも。

「どうするつもりだ?」

「これを餌にして、ここから逃げられるように交渉します」

「なにバカなこと考えてるんだ」

「あなたと官房長官がいれば、これを操作できるんですよね?」

「そうなる」

「だったら、あなたはまだ殺されないはずです」

「これが回収され、ボタンを押したと同時に用済みだよ」

「核の発射が、彼らの目的なんですか?」

「わからんが、それ以外になにがある?」

 この状況を考えれば、たしかに総理の言うとおりだ。日本の……世界の破滅を望む者がいるなんて、にわかには信じられないが……。

「でも、回収されなければいい」

「どうやって、ヤツらを敵にまわして生き残るつもりだ?」

「テログループを使います。まだ《フラミンゴ》と名乗った女性は残っている」

「そいつにも渡せないんじゃないのか?」

「渡しません」

「なるほど、利用だけしようっていうのか。まるで政治家みたいなものの考え方だ」

「あなたたちといっしょにしないでください……」

 仙道は、次の一手を考慮しはじめた。夜明けを待ってはいられない。

 あることを考えた。

「進みましょう」

「どこへ?」

「この奥へ」

「バカか? 樹海で尽き果てるつもりか?」

「どうせ、殺されるんでしょ? だったら、銃弾で死ぬか、樹海で死ぬかのちがいだけです」

 仙道は立ち上がった。

 イヤそうながらも、総理も続いた。

 まだ、交渉は終わっていないのだ。


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