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2話目 朝

4月の冒頭。この季節は特別なイベントがある。

それは――

「てか、起きろ、ユキ」

「……いやぁ」

「いやじゃない。このままだと遅刻だ。――二人共な」

「……あと一日」

「……時間ねぇ言ってんじゃボケ。忘れたか、今日から高校生だ」

そう。今日から高校生。そしてこれから入学式。

「……私休む」

「……よーし、お仕置きだな」

僕がそう言うと、ユキは、

「――……お、起きまする~っ」

慌てて――ガタンっ――ベットから落っこちた。


そんな慌ただしい双子の朝。

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