RE:6
すべては幻想・・・そう思えば、楽になる話ですよね・・・
そう、思い込み・・・
・・・・本当・・に?・・・
☆では、どうぞ~☆
俺は、家に帰ってから、すかさず中学生の卒業アルバムを探した。
そして、調べた。逢が載っているか、いないかを、調べるために・・・・・、
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ページをめくる・・・どこでもいいっ!、どこかのページに載っていればいいんだ!・・・
急いで・・けれど隅々まで丁寧に探す・・・、見つけ出すんだっ!!・・必ず・・!!
まぶたを閉じる時間さえ、今では惜しい。。
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・・・・・・マジかよ!?そんな事って・・ねぇだろ!?・・・
やっと、証明することができると思っていたのに、結果は、惨敗だった。
・・・・・どこにも載っていなかった。
どうして!?・・・なんで!?・・・・なんでアルバムに載っていないんだよ!?
――――――――俺は拳を床にたたきつけた――――――
そんなのありかよ・・・何もなくなっちまったじゃないか・・・。
唯一の手掛かりがあると嬉しく思っていたのも虚しく、俺の希望は消えていった。
アルバムになら、逢が載っていると思った。そして、載っていたら "いた" という証明ができたのに・・・。
もしかして・・・達也の言っていた通り、俺って記憶障害なんじゃ・・・。
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信じたくはないけど・・、・・・でも・・俺は、"逢がいた"という証拠を証明するモノが、ほかには思い浮かばなかった。
アルバムに逢が写っていたら、証明できると考えていた俺があまかった・・・。
・・・もしかしたら、本当に俺は勝手に・・
―――――「逢」という人を想像で創っていただけかもしれない―――――
と思うようになった。
・・・信じたくはない――――――― が、
そう ――――夢の中でとか、もしくは幻想? ――――― って、これも馬鹿馬鹿しいけど、そう考えた方が楽になるし、みんなの記憶に逢が存在しないっていうのにも説明がつく。
俺は、幻想と恋をしていたのか・・・・
――――と思うと情けないって思えてきた。
どっと疲れが身体にきた俺は、そのまま晩御飯も食べずに、お風呂にも入らず、ベッドに横たわり目を瞑った。
―――――――気持ち悪いって思うなら、そう思っても俺は別に構わない――――――
・・・・・・・それでも今、・・・俺は会いたかったんだ・・・
夢の中でなら逢に会えるかなと思った。だから、逢の事だけを考えながら、想いながら俺は、深い闇に落ちていった。
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映し出される世界では、逢がいた。やはり俺は幻想に恋をしてしまったんだ・・・・と、その時は思った・・・。
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