RE:4
目が覚めると、俺は自分の家の俺の部屋のベッドにいた。・・・・いつから?
俺は母さんに、いつ戻って来たかを尋ねた。聞くと、昨日、戻って来たばかりだと教えてくれた。
いろいろと準備が大変だったから疲れているんじゃない?と母さんは言っていた。
・・・そういえば・・・そうだったかなと思い始めた。
母さんは、まだ身体は本調子ではないけど・・頑張って!・・ と言うので、俺は次の日から学校に通うことにした。
・・・同時に、逢の事も気になるため、学校に行ったら調べようと思っていた。
学校に行く途中、ポケットに手を入れてみると、あの時の手紙があった。けれど、「10」という数字は消えていた。・・・考えるのが面倒だったから、俺は再びポケットに手紙をしまった。
学校に着くと、初めに逢の下駄箱を探したが、見つからなかった。・・・・ただ・・・見知らぬ名前の人の下駄箱があった。 「三浦 メグル」
教室に行ってからも逢の座席を探したが、これもなかった。代わりにあったのが三浦メグルの席だった。
「よぉ!翔!元気になったか?」
誰かが俺の名前を呼んだ。振り向くと達也がいた。達也は幼いころからの親友だ。
「久しぶり!達也!・・・あのさ、・・・」
俺は達也に逢の事を尋ねたが、達也の記憶から逢の存在が消えている事がわかった。
・・・と同時に、一つわかった事、俺が入院している間に、転校生が来たらしい。・・・もうわかるよな?「三浦 メグル」だ。
その後もクラスの子に逢の話をしたが、誰一人として記憶に残っていなかった。転校生の三浦には、わかる筈もないと思ったから、彼には尋ねなかったが。




