130.妹来訪
「ふーん。予想外だわ。」
ジーナとマラッカさんと連れ立って、マリム駅で妹のヴィータを待っていた。
鉄道から降りてオレを見付けたヴィータがこちらにやってきて第一声がこれだった。
「オイ。まず挨拶だろ。」
「あっ、そうね。えーと私はヴィータ・モンタニ。ミケル兄の妹です。いつも兄がお世話になってます。」
「私はジーナ・モーリです。ジーナと呼んでくださいね。お兄様のミケルとは文官同期です。今は国務館で管理官をしてます。」
「私はマラッカ・シルヴァです。マラッカと呼んでください。王国立メーテスで働いている文官で、お兄様の同僚です。よろしくお願いしますね。」
「へぇ。管理官って偉いのよね。ふーん。やっぱり兄さんは都落ちの落ち溢れなのね。」
また、この妹は、何てことを言うのだ。
「おい。ジーナが特殊なだけだ。それにマラッカさんに失礼だぞ。」
「あっ。ごめんなさい。でも、ジーナさんは呼び捨てでマラッカさんは「さん」付けなのね。」
「いや、それは……。」
「私は、文官学校で三年間一緒だったから。」
「そろそろ私もさん付けを止めてもらえないかしら。」
いや、今ここで、突然さん付けを止めるのは……ムリだぞ。
妹よ、何故、今、ここで、そんな話をするのだ。
「……そのうちに……」
「あっ、兄さん照れてる。」
「お。お前……そんな事より、お前の荷物は?」
「鉄道の人に預けたんだけど……。あっ、あそこにあるのが私の荷物。」
ヴィータが見ている方では、鉄道の職員達が各車両から、客の荷物らしきものを運び出している。
「で、お前の荷物は、これか?」
目の前には、麻縄で縛られた大きめの布袋があった。
まあ、持てなくは無いだろうけれど、マリムの中心街を担いで歩くのは少し大変かな。
「それで、お前が泊る宿は、何て宿なんだ?」
「海の幸って宿なんだけど……有名らしいんだけど、兄さん知ってる?」
「あら、マリム駅からそんなに離れていない宿ね。有名な高級宿だわ。」
ジーナは、その宿を知っているらしい。当然の事ながらオレは宿を必要としてないから知らない。やっぱっり頼りになるのは、長年マリムに居る同期だな。
しかし、有名な高級宿なんて良く予約できたな。伝てなんて無いだろうに。
「よく、そんな宿を取れたな。」
「マリム旅行代行店ってのが、ピンナの街に出来たのよ。ベルナルドさんに頼んでそのマリム旅行代行店というところに手数料を払って予約してもらったの。」
「えーと。そのベルナルドってのは、お前の婚約者だったか?」
「えっ?忘れたの。義弟になるのよ。」
「いや、忘れた訳じゃないぞ。」
「そぉお?」
そう言いながら、ヴィータはオレの顔を覗き込むように見てきた。
忘れていたかどうかと言われれば、忘れてたのに近いかな?
大体会ったことも無い人物の名前なんて、直ぐには思い出せない。
何となく聞き覚えのある名前ってだけだ。
「名前しか聞いたことが無かったから、確認しただけだ。」
「ふーん。まあ、いいわ。そういう事にしときましょ。」
「じゃあ、荷物がこれだけなら、宿に向かうぞ。」
駅舎から出たところで、ヴィータは興味津々の表情で彼方此方を見ていた。
「あの荷馬車。人が乗ってる。」
「背の高い建物が一杯。」
「人が一杯。」
ジーナの案内で、その高級宿に向かった。
「おい。あまりキョロキョロするなよ。昼はどうした?」
「まだ食べてないわ。」
「そうか。じゃあ、荷物を預けたら、昼食にしよう。」
道すがら、最近のモンタニの様子なんかを聞いた。訪問してからまだ3ヶ月ほどしか経ってないから、変るはずもなかった。
どこそこの家の牛が子供を産んだとか、まあ、そんな話だけだった。
ジーナはオレが持っている荷物の大きさを考慮して人通りの少ない道を選んでくれた。
2刻ほど歩いて、宿に着いた。
その宿は、二つの区画を跨って建っていた。宿に入って宿泊の手続をした。
ヴィータは、紙の束から、何枚かの紙を宿の人に渡した。
「ようこそいらっしゃいませ。ヴィータ・モンタニ様。お一人様三泊で受け賜わっております。」
宿の受付の男性が書類を見て、台帳のようなものと見比べて挨拶をした。
その時、ジーナが、
「あっ、そうそう、商業ギルドに行かないとならないんじゃなかったかしら。」
と言い出した。
商業ギルド?何だ、それは?
「いえ。お客様は既に手続がお済みですので大丈夫です。その紙を見せていただいても?」
そう言われた妹は、受付の男性に紙の束を見せた。
受付の男性は、紙の束を確認して、そのうち一枚を取り出した。
「はい。この紙は商業ギルドピンナ支部の確認証でございます。保証人はピンナ子爵様ですね。ヴィータ・モンタニ様も領主の娘様と記載があります。マリムでお買い物の際には、この紙を店にお見せくだされば何も問題はありません。」
「へぇ。今は、そんな事になってるんだ。」
何でも知っていそうなジーナにも知らないことがあるのか。
「鉄道に乗るまえに、マリム旅行代行店で鉄道の乗車証といっしょに渡されたのよ。なんだか大切な書類って言ってたわ。これって何なのかしら、その時説明を受けたけど、何を言われたのか良く分からなかったの。」
それから、ジーナは、他領の住民が宿泊費用とか高額のものを購入しようとする場合には商業ギルドの確認証が必要になること、特に手形で決済する場合には必須だと説明してくれた。
「へぇ。じゃあ必要な手続きは、全部マリム旅行代行店でしてくれたという訳なの?」
マラッカもその説明を聞いて感心している。
「ふーん。じゃあ、この紙って凄く大事なものじゃない。」
今更のように妹がそんな事を言う。大切な書類だと説明を受けたんじゃなかったのか?
「それでは、係の者にお部屋まで案内させていただきます。」
案内の人に付いて建物の奥に行くとエレベーターがあった。
エレベーターにオレ達が乗り込むと、上の階に動き始める。
「えっ、この部屋、上に動いているわ。」
オレも昔は驚いた。妹も期待に反することなく驚いたみたいだ。
エレベーターは3階で止って、妹が宿泊する部屋に案内された。官舎よりは少し狭いかな。部屋も一部屋で浴室、洗面所とトイレがあるだけだ。
妹は上機嫌だ。調度品も高級そうだな。
「ねぇ、ねぇ、ねぇ。どっちが本命なの?」
部屋に荷物を置いたところで、突然妹に訊かれた。
いや……それは。
オレは、妹の耳元に近付いて声を落して応えた。
「そもそも、二人が側に居るときにそんな事訊くか?」
「あっ、それもそうね。でも、鉄道って凄いわね。マリムもそうだったけど、王都にも1日ぐらいで着くんでしょ。座ってれば良いだけなんて狡いわ。
王都の魔法学校から領地に戻るときに鉄道があったらどんなに楽だったかと思うと、何となく悔しいわ。」
妹は誤魔化すようにそんな事を言い出した。
ふと、2人を見ると、じっと、こちらを見ている。
気まずい……。
「じゃあ、昼を食べに行こうか。マリムの名物は屋台なんだが、海浜公園まで行くか?」
「ちょっと。それはダメでしょ。」
「そうよ。妹さんは街を観たいんじゃないかしら。」
ジーナとマラッカさんが揃って否定してくる。
「屋台と海浜公園って、マリムの案内にも書いてあったわね。」
「ここからだと、少し離れていて時間が掛かるわ。今日は着いたばかりだから、街の雰囲気を観て回ったほうが良いと思うけど。時間のある明日の昼に行った方が良くない?」
「そうね。そう言われたらその方が楽かしら。」
「じゃあ、どこか食べに行きましょう。ヴィータさんは、肉と魚、どっちが良い?」
「マリムはどっちも美味しいわよ。」
「魚って殆ど食べた事無いんだけど……海に居るのよね?」
あれ?妹も王都に居たことがあったよな。
良く良く思い返してみたら、文官学校に居たころに魚介類は食べたことが無かったかも知れない。
ガラリア王国の大半の領地は海から離れたところにある。
生徒達に馴染みの無い食材は寮では出てなかった。
オレも魚介類を食べたのは文官になってからだったかも知れない。
それからは、三人であれやこれや話をしながら街を歩いていく。オレはその後を付いて歩いているだけだ。
妹がオレと話をすると、先刻みたいなとんでもない事を訊かれそうだからその方が良いと言えば良いんだが。
結局、妹は魚に挑戦してみることにしたみたいだ。
暫く歩いて、辿り着いたのは「海の恵」という店だった。
前にも来たな。この店。
「あら?ジーナさん。」
店に入ってすぐに、ジーナが声を掛けられた。声を掛けてきたのは食事を終えて席を立とうとしていた女性だ。
良く見ると、ボーナ商店の店主だった。確か名前はリリスさんだったかな?
「それに、あなたたち2人は、工場を建てるときに居た文官の人達ね。あら、そのお嬢さんは初めてね。」
凄いな。オレ達の事を覚えているのか……。
それから、ジーナはリリスさんにオレの妹がマリムに遊びに来たので、これから街を案内することを説明した。
「あら、そうなの。じゃあ、この後、私の店にいらっしゃいな。お安くしてあげるわよ。」
そう言うとリリスさんは会計を済ませて店を出ていった。
「ねぇ、ねぇ、ねぇ。今の人って誰?」
「ボーナ商店っていう店の店主だよ。」
「えっ、ボーナ商店?店主?兄さんそんな人と知り合いなの?」
妹はボーナ商店を知っていたみたいだ。あんなド田舎に居る娘にまで知られているって、ボーナ商店ってどれだけ有名なんだ。
料理を注文した。
妹はお勧めの煮魚を選んだ。
程なく食事が出されて妹は恐る恐る食べ始めた。どうやら気に入ったようだ。
美味しいを連呼している。
オレ達は、ボーナ商店との係りを話しながら食事を摂った。
「へぇ。兄さんはそんな事が仕事なのね。でも、工場なんて造るの大変なんじゃないの?」
「いや。そこはオレ達は何もしてない。」
「そうね。何だか唖然としてただけね。」
「それってアイルさんとニケさんでしょ。あれは何度見ても不思議よね。」
「えっ。何、何、なに?何の話をしてるの?」
マラッカが、工場を建てる時に使われた、ニケさんの魔法とアイルさんの魔法の説明をした。
あれは、口で説明しても伝わるような気がしない。
案の定、妹の顔には疑問の色がある。
「それって、そこらにある岩なんかからその工場っていうのをあっという間に作ったってこと?」
「まあ、建物はそこらにあった岩が元だったけど、道具類は特殊な鉱石が元になっていた。それもニケさんがあっと言う間に調合して金属になった。」
「そんな魔法なんて知らないわ。魔法学校でも金属を作る魔法なんて教わらなかったし。」
「そう言うけど、鉄道を王都まで通したのは2人の魔法でだぞ。」
「えっ、でも鉄道が通ったときには沢山の騎士さんがやってきて鉄道が出来たってベルナルドさんが話してたわ。」
鉄道を敷設するときに騎士が沢山居たかもしれないが、それは多分2人を守るためだろう。鉄道の敷設はあの魔法で行なった筈だ。
実際、座り込みなんて事件も起こったしな。
厳重に警護されていた筈だ。
そんな説明をするとまたややこしくなりそうだな……。
そんな事を考えている内に食事が終った。オレは4人分の支払いをして店を出た。
先に店を出ていた三人は、店の前で話をしている。
「それで、これからどうするんだ?」
「妹さんがボーナ商店に行きたいんですって。」
とマラッカ。
「ボーナ商店は一番行きたかった店なのよ。それに、兄さんの仕事の成果が見られるってジーナさんが言ってたわ。私には、ちゃんと見てお父さん達に報告する義務があるの。」
義務って、単に興味本位なんだけだろ。
別に何処に行くのか決めてなかったから、ボーナ商店に行くのは全然構わない。
だけど、オレ達の成果って何の事だ?
「じゃあ、ボーナ商店に行こうか。ところで、ジーナ。オレ達の成果って何だ?」
「今、ボーナ商店であの新しい糸で作った衣装を大々的に展示してるわよ。
リリスさんのところでは、新しい衣装の作り方や染め方を開発していて、考案税申請書の相談が幾つも出てきてるわね。」
そう言えば、夜勤やなんかで、街にもあまり出てなかった。
休みにマリムの街に出ても、グループメンバーと一緒に海浜公園あたりでのんびり過していた。
あの糸でどんな服が出来てるのかは少し興味があるな。
それからオレ達はマリム駅の方へ移動した。
また、オレ以外の三人であれこれ話をしている。
時々ヴィータは何かを指差して、一緒に居る二人に聞いている。
目にするあらゆる物が珍しいんだろう。ここは何処にも無いもので溢れている。王都に居たことがあるとはいえ、森と牧草地と素朴な家しかない領地から出てきた妹の目には、何もかも新鮮に映るんだろうな。
「えっ、これ全部がボーナ商店なの?
おっきいわねぇ。あの人、本当にこの大きな店の店主さんだったの?
凄いわねぇ。」
ボーナ商店は街の一等地にある。通りの向いはエクゴ商店だ。アトラス領屈指の商店がここらへんに集まっている。
ボーナ商店は三ブロックに跨っていて、右は注文服とアクセサリ類の店。真ん中は布地と既成服の店、左は紙類と文具の店だ。
案の定、妹は迷うこと無く右の店舗を選んで入っていった。
店の中に入ると、「新製品」と書かれている板が天井からぶら下がっているのが目に飛び込んできた。
その下には、様々な意匠の衣類が並んでいる。
良く見る形の衣装や、ドレープを強調した衣装。さらに高級料理店で見た制服の様な衣装もあった。
「わっ、凄い。」
ヴィータは顔を紅潮させて目がキラキラしている。
しかし、妹よ。凄い以外の単語を忘れたのか?
オレも並んでいる衣装の一つを手に取ってみた。
これがアセチルセルロースで作った衣装か。
滑かな表面と光沢がある。
光沢がある布で作った衣装なんて見たことが無いな。
噂では、西方の王国に光沢がある布を作れる商店か工房があるらしいが、そんな高級品を目にすることなんて無い。
陛下や宰相閣下が着ていた服はそんな布地を使っているのかな?
あんな仕事をしたので、糸や布について詳しくなった。天然の素材の糸は如何しても糸を撚るときに長さの違う繊維が糸から飛び出して細かな突起だらけの糸になる。工場で連続して生産した糸はなめらかな表面の糸になる。
「ねぇ、ねぇ、ねぇ。これ兄さんが関わった工場で作った布なの?」
「いや、布じゃなく糸だな。しかし、本格的に生産を始めたらしいとは聞いてたけど、こんなに沢山の衣装を作ったんだな。」
「あら、あら、あら。いらっしゃい。早速来てくれたんですね。」
何時の間にか、リリス店主がオレ達の側に来て声を掛けてきた。
「素敵な衣装ですね。この布は、あの工場で作った糸を使ってるんですか?」
リリスさんにマラッカが問い掛けた。
「ええ、そうですよ。皆さんのお陰で、工場も順調に操業をしてます。
それで、申し訳ないのですが、皆さんの名前までは把握できてないんです。
申し訳ないのですが、お名前をお聞かせいただけませんか?」
「私は、マラッカ・シルヴァです。」
「オレは、ミケル・モンタニです。」
「私は、ヴィータ・モンタニと言います。兄がマリムに居るので遊びに来ました。」
「あら、モンタニ男爵家の方だったのね。じゃあ、ヴィータさんは、モンタニから来られたのかしら?」
「リリスさんは、モンタニをご存知なんですか?」
意外に思って、リリスさんに訊いてみた。
「ええ、そりゃあそうですよ。モンタニ領は農業が盛んな場所でしょ。鉄道が出来て、モンタニ領からは、羊毛、綿、麻を沢山仕入れてますわ。それに、ある意味アトラス領のライバルですからね。」
「いえ、単なるド田舎ですよ。アトラス領やマリムとは比べようもないです。」
「ふふふ。でも、アトラス領も5年前までは、東の辺境のド田舎でしたわ。
それで、ヴィータさんは気に入った衣装がありました?」
「ええ。この新製品と書かれてある衣装。光沢があってとっても素敵です。
でも、お高いんですよね?」
「そうですね……今は新しい製品という事でかなり高くして売ってますけど、原材料が木材ということもあって、実はかなり安く作れるんですよ。原価を考えるとそのうちに綿や麻より安くなるでしょうね。ふふふ。でも、これは内緒ですよ。」
「手形って使えますよね?」
そう言って、妹は先刻宿で見せていた書類をリリスさんに見せた。
「あら、保証人にピンナ子爵様が居ますね。ひょっとすると?」
「ええ。婚約者の家なんですけど。」
「あら、あら、あら。それは、それは。良縁ですね。ピンナは鉄道が通ったので、これから発展しますわ。
今、ピンナ領に支店を出す準備をしてるんですよ。」
「ピンナにボーナ商店が出来るんですか。それは楽しみです。」
「お支払いはモンタニ家の手形を使われるんですね?」
「えーと。ピンナ子爵家の手形でも良いでしょうか?
結婚して、ピンナで着る服ならピンナ子爵家の手形で良いって言われてきたので。」
「あら、あら、あら。それは、それは。お優しい婚約者の方ですね。
保証人の欄に、ピンナ子爵家ご当主様の名前がありますから、大丈夫ですよ。
そうですか。それなら、新しい衣装は、他の綿製品と同じ価格でお売りしましょうか。
これからもご贔屓にしてもらわないとなりませんからね。
ピンナ子爵家に縁があるならなおさらですね。」
それから、妹たち三人は、普段着る服、夜会で着る服、馬で移動するときの服……。数えきれない程の衣装を誂えていった。
ジーナやマラッカは他人が着替えて、衣装を見せるのを一向繰り返しているというのに、飽きたりしないんだろうか?
オレは、既に限界を越えてしまって、妹が何を着ても「いいんじゃないか?」以外の言葉を言えなくなっていた。
妹の着替えに付き合っていたら、すっかり陽が傾いていた。
満足した妹は嬉しそうにしている。
一緒に来てくれたジーナとマラッカさんには感謝だな。
「ねぇ、あれ。何?何か空に浮かんでいる……。」
妹が硬ばった表情で空の方を指で指し示した。
妹が指した先、領主館の上空に夕日が当って光っている飛行船があった。メーテスの紋章が付いている。あれはメーテスの標準仕様の飛行船だな。だったら、アイルさんやニケさんじゃないだろう。天文台にやってきた飛行船だ。そういえば今日は二週目の初日だから、仮配属された文官達も乗ってるんじゃないかな。今日から夜勤か。ご苦労な事だ。




