惑星ガイアのものがたり

【惑星ガイアのものがたり】
幼馴染で恋人未満の二人の科学者が、日本の東北地方に設立された研究所で発生した事故に会う。
二人は、魔法が普通にある古代文明の世界に転生する。
自分達がおかれている状況や、転生の原因を究明したいと願った二人は、古代世界に現代文明の技術を容赦無く持ち込んでいった。
平和に技術確立をしていった二人だった。
二人の技術開発もあり、しだいに、隣国との関係が悪化していく。そして、隣国の侵攻による戦争に巻き込まれてしまう。
様々な危機を乗り越えて、この世界の成り立ち、魔法の起源などを科学技術を駆使して理解していく。そして、ついに、転生の原因を掴む。
その原因から、この宇宙、惑星ガイア、未来の地球を知る。

【はじまりのものがたり１】
実験中の事故で消滅してしまった二人は、地球ではない場所にそれぞれアトラス子爵の息子のアイル、グラナラ騎士団長の娘のニケとして転生する。
二人は協力して、その時々で、必要だと思うものを作っている内に、二人が居るアトラス領は発展していった。
発展を妬む隣領地の貴族が幼い二人を誘拐しようとするが、撃退する。
アトラス領の山脈は鉱石の宝庫だった。
北部、国境付近で金を見付けたが、隣国も砂金として領有している川で発見していた。
砂金の元になっている鉱山を奪おうとして、隣国はアトラス領に侵攻してくる。
二人は、侵攻に備えて、様々なものを作り撃退に成功する。
国王などの指示により、そのまま隣国へ侵攻し、隣国を征服してしまう。
その功により、アトラス家は侯爵に、グラナラ家は子爵に陞爵する。
戦争の首功として論功行賞された二人は、国王の配慮で婚約することになった。