9話 巫女様登場!!!
長い捜査を抜け!謎の女性に出会い、いよいよ謎の核心にせまる!数々の難問題を仲間の協力でかわしいよいよ、解決の糸口が見えてきた!
昼休み体育館裏にて・・・
「あれ、いないな??てっきり、よくきたな、待っていたぞ、さあ始めよう戦いの時を!!!とか言われるかと思っていたのだが・・・期待がはずれてしまったな。」何処の昭和の熱血学生だ!と上から言われたが、解っているお前も同類だ!
しばらくすると・・・「おや、ずいぶん早いですね、昼食は食べられたのかい?」と後ろの山側から声がかかってきた。山ははげ山で、運動部が鍛練の場として利用しているくらいだった。「遅れてしまって大変申し訳ない。こんなに早くからいらっしゃるとは、思いませんでした。ちゃんと時間まで指定しておくべきでしたね」といって自己紹介してきた。
「私の名前は、諏訪野 香苗といいます。
クラスは2ーEです。よろしくお願いします。」
と丁寧な挨拶とつまらない登場だった。
「丁寧な挨拶ありがとう、では私達も自己紹介したほうが良いかしら?」とエリさんが確認すると、貴女は有名人だからいいわと断れてしまった。
「じゃあ私は有名じゃあないので、しますね。2ーCの片倉吾郎です。上はおんなじ片倉吾郎だから、
コイツには片倉 霊ってことにしている。」すると上からどもーって言って挨拶している自分の幽霊がいた。
それじゃあ、本題にはいりますか。
「昨日の石神神社の件なのですが、あの霊的な処理を貴女がしたと言ってましたよね、貴女は今の学校の状態を把握できている・・・で良いでしょうか?」と知らない人が聞いたら何だよそれ?言われそうだ。
「ええ、知ってます。処置をしたのは最近ですが・・・あのままだと問題があるので、少しでも表に出ている念を散らす為にあのような処置をしました。でも、今のままでは、いつか暴発するかもしれません。しかも、地下に沈み切った念は、恐らく私達に牙を剥くと思う・・・」と少し申し訳ないような感じでいってきた。
「あの処置には、どんな効果があるのですか?」とエリさん、コチラは少し偉そうなんだけど・・・イメージの性なのかな?
「ああすることで、対象に、祈る、願う等の御祈りを捧げる事とで、その念が少しだけ召還されるの!
だから本当は、一杯参拝者が来てくれるのがいいのだけれど・・・」と香苗さんか、しゃべっている時に・・・
「・・・今、揺れているよね?地震・・・」赤エリさん凄く怖そうだ。身体が少し震えている。
「いえ、たぶんだけど、この揺れは恐らく地下に沈んだ霊達の仕業でしょう・・・地震速報もでてこない、早く何とかしなければ大変な事になるかもしれない!」香苗さんイイ人だー!でもなんで石神神社なんだろう?聞いて見たら何でも、そこが実家の担当の神社だからとか、今では雷神社、風の音神社、小力神社、山の神神社そして石神神社がそれにあたるらしい、この中で一番近くにあったのが石神神社ということらしい。石神神社の由来を聞いて見たら・・・
「石神様は、女性限定で願いを叶える神様らしいの
ただ、男性に関わる恋愛とかはだめみたいな」なんだそりゃ随分我が儘な神様なんだな?男性神なのかな?男の願いをなんで俺が!みたいな!!!ならば手がない訳じゃない!
「そっちは何とかしてみるよ、まあ出来るかどうかは運次第だと思うけどね」ニマニマしながら言っていたら、キモいって言われた・・・。
そういえば、地下に沈みこんだ霊はどうなったのたろうと聞いて見たら、もうどうにもできないのだそうだ、あとは何かしら災害が起きるだけだそうだ・・・あの菅原道真の祟りみたいなヤツだそうだこえー。まあ、出来るだけの事をやりましょ・・・
ネットとツイッターを駆使して、石神さんを紹介してみた・・・当然少しだけブラフをかけておくが。
翌日・・・行列が出来る程参拝者がきていた!ウーン、ネットって怖えー!ただ諏訪野さんから感謝されたのは嬉しいが・・・
次回予告、地下潜伏の祟り神???
茸作者(次回はいよいよ戦闘モードに突入だよ)
サクラ(アタシはー?)
茸作者(たぶん、活躍するんじゃないかな?)
サクラ(たぶんじゃだめー!)
両女性(・・・嘘ッポイ予告・・・)
茸作者
読んでいただきありがとうございます