39話 名古屋は、車のメッカ?
子爵より初めての移送任務の依頼を受けた、片倉吾郎は、策を練り作戦を実行し始める。
佐藤執事長に東京駅で別れ、東北新幹線にて仙台に向かった。片道1時間40分くらいでつく。その間、仙台から名古屋行きの飛行機の予約状況をみる。おお、空いていた。予約1座席っと!!「ちょっと待って!2座席にしなさいよ」とエリさんからクレームがきた。「えっと、さすがに二人は目立つんじゃあ・・・」とどもりながら来ては不味い事を匂わせた。「じゃあ、私がいくから貴方は残りなさい」とエリさんは引いてはくれなかった。「まいったな・・・まあ、いいか、独りは寂しいしね。」予約席を2座席にした。「でも、ホントに大丈夫なの?荷物類に紛れ込ませて宅急便で送ったのでしょう?途中荷物を奪われないでしょうか?」とエリさんが心配していた。「えっ、そんな物送ってないよ?アレは、ホントにただの粗品と着替えだけだよ。そんな物送ったら宅急便が迷惑じゃないか!」と真面目に自分は答えた。「えっ?でも任務は??」とエリさんは目を見開いて聞いてきた。「ああ、自分達は、ルーキーですからね。そんな大事な荷物を持たせるわけがないじゃないですか。囮ですよ、オ・ト・リ!まあ、さすがに荷物は確認してあるだろうが、自分達にも、追跡者が来ているかも知れないからね。荷物を送れば、それを確認すれば自分達は白!囮確定と認識するから戦闘も起こらない!自分はゆっくりと仙台に帰れるわけだ。」その言葉を聞いてエリさんもさすがに、えぇーって感じだ。そんな感じでワイワイやりながら仙台に帰ってきた。さてと、次は空港へ向かうか!勿論手ぶらでだ。
電車に乗り換えて、空港へ向かう。その間荷物の状況をスマホで確認した。まだ、東京の物流ターミナルにあるらしい。まあ、明日のAM指定で配達希望にしていたからな!回りを見ても見覚えがない人しかいない、さすがに新幹線で途中で降りたのだろう。まあ、アレだけ騒げばな!囮なのはわかるだろうしな。さてと空港に着いた。空港で簡単に昼食をとり、(エリさんにファーストフードを食べさせたらビックリしていた)すぐに飛行機に乗った。あと1時間と15分くらいだ、それで名古屋に到着する。さて、こちらは上手く行きそうだ。向こうはどうかな?上手く行けばそろそろ着いているはずですが・・・確認しようにも、飛行機ではスマホが使えないので確認出来ない。ただ無事に着く事を祈るしかする事がなかった。
無事に名古屋へ、着くとターミナルには彼が待っていた・・・そう佐藤執事長である。エリさんはなんでいるの?と目をパチパチしていたが、すぐに自分が何かしたのを知り、脇をつねった。
「予定通りいきましたね!佐藤さん!」と自分は佐藤執事かに詰め寄り握手をした。「ええ、片倉様の読み通りでした。一度検問に合う事までその通りでした。」と佐藤執事長がにこやかに笑いながら成功した事を報告してきた。「ああ!なるほど!佐藤に荷物を運ばせたのね!遣りますね片倉君!でもね・・・私の執事に勝手にその様な事をさせるのは、少しばかり問題意識が足りないのではなくて?最低でも私には、教えて頂きたかったのですが・・・」と不信感もあらわにして質問してきた。「えっと何も荷物を運ばせてはいないですよ?ですよね佐藤さん?」と佐藤執事長に確認した。「ええ、手荷物を持ってきたりするとかえって目をつけられるのでなにも持ってきたりしないでください。との事でしたので・・・実際検問もありましたが私には、荷物もなにもないので殆どノーチェックでした。代わりに車の代行をお願いした部下が、検問にかかり一通りチェックされたそうです。」そうですか・・・やはりそうなりましたか。まあ、予想通りだな。さて、こちらは、どうやら無視された様だしゆるりといきましようか。佐藤さんまた車の手配までさせてすいませんでした。「いえ、ただ今回は土地柄で、メーカーは限られまして名前で選ばせて貰いました。その名は、王冠!!まあ、時間がなかったのですいません!探す手間がなかった。のでこれになりました。でもいい車だと思いますよ」と佐藤執事長は謝罪をしてきた。いえいえ、自分はあなたのおかげで安全な移動手段を手にいれる事ができるんです。正に大助かりです。さてと早速出発しましょう。
車を出して見ると、スゴイ!なんか9割は、同じメーカーだ!流石はご当地です。色合いも何となく同じ色が多い!これはもし追跡されてもすぐに撒けそうだ。まあ、それも計画のうちなんだけとも、誰も信じてくれないだろうな。さて、早速研究所へ行きますか。
次回予告、囮なのは、どっち?
(赤エリ)ねぇ?
(片倉君)・・・何?
(赤エリ)なんで私に教えてくれないの?
(片倉君)・・・何となく?
(赤エリ)・・・ゲシ!はけコノヤロウ!
(片倉君)いや、あの最近エリさんの態度が露骨すぎるんだけど。
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