24話 子爵《エルフ》からの指摘
遂に、社交界デビューした片倉吾郎!レディ達のダンスもこなし、紳士達の談話もかわし遂に子爵と出逢う!そして、子爵からは思わぬ一言をいただいた。君はもっと強くなれる!と
「ああ、良く来たね。取り敢えず初めての社交界デビューお疲れ様、楽にしてもいいよ。」と言ってソファーに自分達を座らせた。
「さて、先程の件だね・・・これは、エリ嬢にも言えることなんだが・・・まあ説明するより体験してもらえる方が早いかな?」と言ってティッシュを棒状にして構えた。「片倉君、避けずにこれを頭で受けるんだ。」と言われて自分はそれをうなずいて了承した。
「では、いくよ・・・」と言ったら、棒が突然光出し自分の頭に向かって来た!ヤバイ!と思ってすぐさま融合し防御した。
「ほう!思ったよりシンクロが早いね!びっくりだ!」驚かれた?驚いたのはこっちのほうだ!
「なっなにをするんですか?」と思わずあわてて言ってしまった。
「君は、このティッシュの棒が君にダメージを与えると思い、全力防御をしたね?それが君が能力を使いこなせて無い理由だね。」と言って同じようにティッシュを棒状にして光らせた。
「これを見て君は動揺し、防御を固めたが・・・実際はただ光らせただけなんだ。」と言って羊皮紙に刺そうとして棒状のティッシュがつぶれた。
「君は、見切りが全然なって無い、その力をほぼ全力で防御にまわしている。それでは、しばらくはダメージを受けないと思うがいずれ力が弱まり、一気にピンチに陥るぞ!」と言われた。うわ、メチャクチャ心当たりがある。
つまりはこう言うことだ。自分は恐がりなので思わずなんでも防御を優先にしているということなんですよね?
「防御が優先するのは良いことだ、生存確立も上がる・・・だが、見切りがないから全力になってしまっているわけだ。そこでだ!君はうちで簡単な修行をうけないかい?たぶん意外と簡単に治せると思うがどうだろうか?」ええ!修行ッスか!なんかヒーロー見たいですね。この件は気にしていたので二つ返事で了承した。
「じゃあ、明日から修行しますので今日は帰って疲れを抜いて来なさい。明日、うちの別荘でトレーニングします。場所はエリ嬢が知っているから大丈夫だね。それじやまた明日に会おう。」と言って呼び鈴を鳴らすと執事が来て、自分達を車まで送って行くように指示をだした。自分達は、執事の案内で外に出て、馬車に乗り駐車場まで戻って来た。
そこには、待機していた執事長佐藤さんがいた。待っていてくれたんだ。
車に乗って大使館を出た瞬間に気が抜け出した。
「ダメ、もう限界ッス!」と姿勢を崩し、首下を弛めた。エリさんには、だらしがないわね!と言われたが、自分もう無理ッス!佐藤さんも「初めての社交界は緊張するものです。我等に気にせずお休みください。」と言ってくれた。何て出来た執事だ!
「もう、しょうがないわね。」と言ってエリさんも了承してくれた。
「ところで、これからどうするんですか?自分はこっちに宿泊の予約はして無いのだけど・・・」すると、執事長様!「いえ、大丈夫でございます。こちらで用意させていただきました。別宅は、少し此処から遠いので近くで宿を予約しておきました。」
ホント、できる執事さんだねー。エリさんドヤ顔すんな!で、宿の前に来ました。
東京帝国ホテル・・・やり過ぎです。佐藤執事長!
次回予告、別荘は山梨県の別名、迷いの森!
(片倉君)つっ疲れた!
(赤エリ)今回は、簡単な紹介のみの談話パーティだから良かったじゃない。
(W子爵)まだ片倉君には、普通のパーティーは無理だろうしね。だから、立食パーティーにして、ダンスも無し、メンバーも協会関係者と身内で固めたんだ。
(片倉君)ダンスなんか踊れないッス!助かりました!子爵!!
(赤エリ)・・・ちっ!
(片倉君)今、舌打ちしたね、エリさん!




