16話 協会からの招待状
明日からの長期休暇、片倉吾郎は本気で悩む!この長期休みを如何に効率良く休み遊び倒すか?彼は、本気で考えている。如何に宿題を最短で終わらせるかを!これさえ終われば!天国ハッピーエンドまっしぐらだ!
朝のニュースの時間です。昨日福島南部から一頭の巨大爬虫類が茨城県に侵入しました。幸い被害者はなく、瀬戸際で射殺に成功し駆除されました。以後この方面の駆除用電磁波の強化の問題で現在検討がなされています。では、次のニュース・・・
またまた、自分達は固まってしまいました。巨大爬虫類ってまんま恐竜じゃないですか!どうなってるの?誰もまたこの事に追及しないし!ウーン・・・もう学校行くか。相棒もなんか釈然としてない。
通学路もいつもの道、バスの混み具合まで同じでもここは、異世界・・・。
クラスに着くと、ヤッパリあいつがいた。
「片倉君、おはようごさいます。昨日は良く眠れまして?何やら体調がすぐれなかったとか?」にゃろう!知っている癖に!
「ええ、あの後体調が良くなりまして、3時間目からは出席したんですよ。ああ、そういえば藤原さんは休みでしたよね。大丈夫何ですか?まだこちらで風邪を引いて無いとのことだったのでもしかしたらと思ってましたがヤッパリ違いましたか。」と知らないフリっと。あらそうですかフフフ。そうですよあははは、とお互い黒い笑いの応酬が始まる。しかし、朝礼の時間になる。先生が次々名を呼び始める。今日は土曜なので午前中で終わり、午後からは自由になる。しかも、今日で学校はお休み!8月21日までの長期休暇つ・ま・り!夏休みなのだ!
気分が高まり、何時もより元気な返事をしてしまった。落ち着け自分!
「おう、えらく元気がええな!気持ちは解るがまだ夏休みではない!先生に下手打って夏期勉強会に出席しろ、とか言われても助けんからな?ワハハハっとそうだ、片倉と藤原!お前ら放課後に情報処理室まで来るように、北倉先生から伝言だ。必ず行くように!じゃあ朝のホームルームは終わりだ」と言って職員室へ行ってしまった。
周りから、からかわれたが当然何のようなのかわからないといったら。お前、赤エリになんかして、先生に訴えられたんじゃね?と誠に不本意な予想が帰ってきた。んな訳ねーだろ!逆はあるが・・・といいかけた時!背筋に悪寒処か、背骨が氷ついた!!
後ろから・・・視線を感じる振り返ったらたぶん、神話の様に石化するに違いない!さあ・・・次の授業はっと古典か・・・準備準備!
授業中、ずっと視線を感じるのだった。怖え~。
放課後まで耐えられず、いい加減そう睨むなと言ったら、あらそんなことはしませんわ、ただ・・・あら?ネクタイが曲がっていますわよ?と言ってネクタイを直し始めた。え、え、え、ちょっとまっまっと思った時!ギュギュキューッ!て音がでるくらいに首を絞められた!死ぬ!殺す気か!
周りからからは、「仲良いなお前ら・・・」お前ら全員節穴か?眼科行け!
放課後の情報処理室
「チワー、片倉吾郎でーす。出頭しましたー。」と元気良く挨拶した。だってもう学校休みだし!
「あら、待ってたわ!こちらの奥に座っていて」と言って別室に行って封筒をもってきた。
偉いゴージャスな封筒だね?そして、1通を自分に、もう1通を藤原の前に置いた。なんすかこれ?
「貴方、片倉吾郎君と藤原エリザベスさんに招待状よ、東京の協会からね。こないだの件が上層部まで上がったらしく、君に正式に協会からオファーがきたの。その通知がそれね!確認して見て。」なんのオファー?と思いつつ封筒に手を伸ばし、封筒を見てみた。ちゃんと蝋封してあるよ!!!開けて見ると中身は、新幹線の往復チケットと招待状が入っていた。
「日時、明日18時より当家でパーティーを開きます。心よりご参加をお待ちしております。追伸、わからない事があれば、隣にいるだろう彼女に教えてもらいなさい。彼女も招待してあるので案内人は彼女に一任します。エスコートも彼女に依頼してあるので気にせず参加してください。それでは、明日楽しみに待ってますよ。 ウィリアム 」
「なんか、すごい人違いの様な気がするのですか??それに、これ?蝋封ですよね!あの貴族とか映画でやるやつ!このウィリアムって人、貴族ですか?」とうろたえながら言っていると・・・「あら?良く知ってましたわね?そうよ!彼は、子爵。ウィリアム子爵よ。歴としたイギリスの古い系譜の貴族ですわ!」とエリさんなんか嬉しそうですね!
「彼は、私のイギリス過ごした時の恩師よ!」成る程ね。そうなると当然・・・「じゃあ、明日君の家に迎えにいってあげるから、準備しておきなさいね。それではまた明日、ごきげんよう!」と言って行ってしまわれた。あの笑顔に押しきられ、断れなかった・・・面倒だなぁと思う、片倉ズであった。
次回予告、赤い襲撃!
(片倉君)ヤベーは、パーティーでなんか絶対自分なんかやらかすわ!
(諏訪野)まあ、そんなにきにしなくても・・・
(片倉君)いや、多分だめだ!エリがもうツボにはまったらしく、笑いが止めら無いらしい!絶対アイツは、止める気は無いのだろう。
(赤エリ)楽しみ~!




