表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔眼使いのおネエさん~魔眼と物理で問題解決~  作者: yatacrow


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/135

第78話 キターノ支部での話し合い


―― キターノの町 全域 ――


 ──ドドドドドドドドドドド



「なんだ?」

「地震か!?」

「まさか魔物の大暴走か!?」

「怖いよー!」

「家に避難しましょ!?」

「何か近づいてくるぞ!」


 ──ドドドドドドドドドドドドドドドド

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


「「「 あーくーにーんはぁっ 」」」


「「「 いねえぇがぁぁっ!!! 」」」


 この日、キターノの町に3匹の鬼が現れた。


 そして、この日を境に嫌がらせをする者も、護衛料を要求する者もいなくなった。


───

──


―― 冒険者ギルド キターノ支部 ――


 時は少し遡る。


「まずはここからお掃除しましょ」


「お昼前の軽い運動だね」


「……おけ」


「3人とも顔が怖いっす」


『目が笑ってないですよね』


 ──ぎいぃ……


「こんにちは、この中に『ぬこさま』のクランメンバーはいるかしらっ?」


「「「「「 なっ!? 」」」」」


「やっぱり黒いスーツの人たちだけ反応したから当たりなんだぁ」


『ぬこさま』の言葉に反応した一人がギルドの奥へと走って行った。


『ビガーに伝わりましたね』


(どうせ用があるんだから手間が省けるわ)


「これはこれは、()()()()ご高名なランスさん、そのクランは今は残念ながら解散していますよ」


「カノウチさんは確か『ぬこさま』のナンバー2でしたよね」


「(カノウチさんのことを知ってるぞ!)」


「(なぜあいつが俺たちのクラン名を知ってるんだ……)」


「(昨日は知らなさそうだったぜ……)」


「(なぜだ……)」


『ひそひそ話が丸聞こえです』


「よくご存知で……、貴様、何が目的だ?」


「ははっ、本性出たね」


「ガキは黙ってろ!」


 おーこわっとティラは肩をすくめてランスの後ろに下がった。


「目的ねぇ、あなた達とクランリーダーさんにお願いがあってきたの」


「お願いですか、叶えられると良いのですが……」


「「「「 ビガーさんっ!! 」」」」


「ああ、ランスさん、昨日ぶりですね。

 あれから何か分かりましたか?」


「ええ、町長のことも……あなたのこともね」


「……カノウチさん、お人払いを」


「おらぁっ! てめぇら、見せもんじゃねぇぞ!!」


「俺たちも冒険者だぞっ!」


「うるせぇっ! おい、ラーセム! お前も手伝えや!!」


「仕方ない、カノウチさんに従いましょう」


 そこから黒いスーツの集団がギルドのロビーを占拠するまで時間はかからなかった。


「では、ランスさん。()たちに何か用か?」


 ビガーは今までの人の良い笑顔を止め、残忍な笑みを浮かべた。


「豹変したっす」


「こわいよぉ♪」


『腐っても帝国のクランリーダーですか、なかなかの迫力ですよ』


「簡単なお願いなんだけど広い場所に移動したほうがいいかしら?」


「そうだな、色々と話が早いか。おい、訓練場に移動するぞ。()()余計なことをするなよ?」


「「「「「 うっす! 」」」」」


 これから話し合いが始まる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ