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魔眼使いのおネエさん~魔眼と物理で問題解決~  作者: yatacrow


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第22話 テンプレ冒険者が荒くれ者だと誰が言った?


―― 冒険者ギルド ――


「……では、説明は以上になります。クエストはそちらの掲示板にありますからランクに応じたものを選んでこちらへお持ちください」


「「「「「 はっやっ!! 」」」」」


「おい、坊主お前ビージンちゃんの説明を適当に聞き流してるだろ?」


「そうだ、早すぎるぞ! 5分もかかってねぇじゃねぇかっ」


「……あー、テンプレってまだ続いてんのか。ランクシステム、ギルド内のルールの説明だろ? ビージンさんにも言ったけど、()()()()()()()()()


「なにぃっ? じゃ、ランクはいくつある? 昇格の条件はなんだっ!?」


「E~Aランク、昇格の条件はEランクが同ランクか一つ上のクエスト10回達成、Dが30回と試験(各ギルドの認定)、Bが100回と試験(ギルド本部の認定)、Aが500回と試験(ギルド本部の認定)と国家からの認定だっけか」


「クエストに失敗したときはっ!?」


「罰金だろ。それから魔物討伐のときには部位が証明になるとか、一般人に危害を加えない、冒険者同士は仲良く……だよな?先輩?」


「ぐっ!」


「俺たちより完璧かよ!」


「ルーキー、記憶力いいなー!」


「ふふふ、ベアーちゃん達の負けね」


「「「「「 ランスっ(さんっ) 」」」」」


「アベルちゃんが頭に入ってるって言ったんだから信じましょうよ。それじゃ新人さん、頑張ってね」


「テンプレ終わった? それじゃビージンさん、これよろしく」


「これはDランクのオーク討伐ですよっ!? 新人には無理ですって!!」


「一つ上のクエストだから受けられるだろ?俺にはチートがあるんだ。問題ねぇんだよ」


「……しかし、新人に無謀なクエストを受けさせないのも私たちの仕事です。出来ませんっ!!」


「坊主……、ビージンちゃんに無理言って困らせるんじゃねぇぞ……!!」


「ガキがルール覚えただけで粋がってんじゃねぇってんだ!!!」


「さっきから外野がぎゃあぎゃあとうるっせぇなぁ!!!!」


「「「「 ああっ!? 」」」」


「人の事にいちいちうるさいって言ってんだよ。

 だいたい冒険者は早朝から仕事を請け負って働きに行くんだろうが。

 お前らはここでぐだぐだぐだぐだと食っちゃべってるだけじゃねぇか!!

 悔しかったら討伐でも何でもやればいいだろ? 俺はお前らがビビって受けなかったクエストをルール内で受けてやるって言ってんだろがぁ、ああっ!?」


 ──しーん……


「……ひどい」

「あたぃだって心配して言ったのに……」

「ぐすっ」

「ベアーちゃん、ひどいよねっ!」 

「うん……、イノスちゃん、ありがとっ。ぐすんっぐすんっ」


「「「「「 うわーん!! 」」」」」


『……彼らのメンタル弱すぎませんか?』


 彼ら……は、魔物に襲われて身体が自由に動かなかったり、老齢により日中の新人冒険者の指導員だったり、町の案内や掃除、違法馬車の検挙などの仕事をするしかない冒険者達だった。



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