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システムナビゲーションと一緒!  作者: ハヤニイサン
第二章ゴフリン村のゴブ子
10/29

蹂躙



 この世界に来て最初に感じた周辺の印象は、鬱蒼とした木々。その木々の葉から漏れ出る微かな日の光。日の光が差しているにも拘らず、陰って見えていた木々の陰鬱さ。しかし同時に、肌に感じる風はどこか湿気を孕んで生暖かくも心地良い。そんな自然の息吹を感じさせてくれてもいた。


 だが今はどうだろう。


 木々は密集しているし、足場には下草が生え、踏み場に困る程だ。けど、そんな中にも色とりどりの野花が咲いており、木漏れ出る日の光を一身に浴びようとする様は正に儚げでもありながら、力強さを感じる。その野性味あふれる花達から香ってくる何処か甘酸っぱい香りは、俺の心を騒つかせるには十分で、俺は傍にいる彼女の存在と相まって今にも宙に浮かびそうなぐらいである。


 そう、彼女は地面から少し浮かんで俺の背後辺りに付いてきている。そういった状況もあり、彼女に即発されて浮かび上がっても可笑しくないと感じているワケなのだ。


 まぁ こういった事は別段不思議でもなんでもない。彼女は実体が無いので、こういったホバリング移動も出来るのだろうし、見る限りにおいて、障害物も物ともしていないようだ。


 ただ、そんな事は今はどうでもいい。俺の方が問題だ。


 なぜなら、俺は山歩きや森歩きをしたことが無い。

 その所為なのか、【器用値】が上手く発動(・・・・・)して何もない平地と同じような感覚で歩けていた。

 要は…地面から突き出た木の根っこや下草、野花を文字通りに蹂躙(・・)しながら歩いてしまっていたのだ。


 今の俺は細心の注意を払いながら森歩きの歩行訓練を重ねている最中。無論、周囲の気配にも気を配っているが、やはりそれは二の次になっている始末。


 その理由は、何とあのシスターシャが御冠になってしまったのである。思い出したくもないが、その際の言葉は…



『ケンタロウ君!

 私は、木さんや草さん、野花さんを踏みつけるな

 とは言いません。

 彼ら彼女らは

 他の生き物さん達から踏みつけられながらも

 精一杯お日様の光を得ようと頑張っているからです。

 けど!

 そのように踏み躙ってしまっては流石に可哀想です!

 ケンタロウ君!

 【器用値】が問題なのも解りますけど、

 こればかりは、

 早急に常識をブレイクスルーしてくださいね?』



 と、最後に笑顔を浮かべたのだが、今までに見た事のないような、能面の様な、其れでいて、慈愛溢れる…いや、あれは慈悲なのだろう。俺に対して情けを掛けたのだ。次は気を付けましょうね?次の機会は存在しませんよね?というそんな慈悲溢れる笑顔。


 あんな怖い…優しい面もあるんだな、と思い返しながらも、細心の注意を払って歩いていたお蔭か、歩き方は意識しないでも熟れてきた。ちょっとした匙加減だったからね。なので、これからは五感を総動員して気配を読むことに慣れようと意識を切り替える。


 先程も一応五感を集中させていたので、此方も熟れてきた感はあるが…


 視覚については、マッピング機能でシスターシャと認識を簡易的に統合しているので、周囲の景色を覚えるのは比較的楽だ。但し、違和感を見つけるのは難しかった。何かコツを掴まなければならないかもしれない。

 聴覚については、風に因って木々や草花が騒めく音と、獣に因って騒めく音を聴き比べる作業をする。

 触覚については、前述の聴覚との併用で、肌に感じる風と周辺の風の奏でる音とを総合して聴き比べるという作業をこなした。最初の頃はおっかなびっくりだったが、シスターシャの逆鱗に触れて敏感になっていた所為か、今となっては、聴き分けることが出来てきた。この場合は【器用値】のお蔭もあるだろう。

 臭覚については、縄張りの為のマーキングというべき、オシッコの臭いを判別しなければならない。驚くべきことだが、やろうと思えばそれなりに判別できたのだ。というのも、麝香や甘酸っぱい匂いに紛れて、オシッコ特有の鼻に付くアンモニア臭がかなり判りやすいというのも理由の一つだ。能力値が高くなっている為だろうが、鼻の感度も調節が利くようなのでありがたい話だ。


 完全に気配を断たれていると探るのは難しいが、中々どうして自分でも吃驚する程の習熟度だと思う。



 余談ではあるが、この世界の野生動物を初めて発見――というか見つけられてしまったというか――した。この異世界は環境的に俺の居た世界と近いせいか、動物はほぼ同じ姿形をしていた。鹿や狼等。若干の相違はあるが、目立って変わった形をしているわけでは無い。寧ろ、体色や毛色が異なっていた。所謂、保護色なのだ。茶系では無くカメレオンに近い迷彩色と言った方が適切なのかもしれないが。それはゴブリンを見た時から思っていた事でもある。

 まぁ、人間以外にもゴブリンみたいな脅威を齎す人種が居れば解らないこともない進化の過程ではある、と思われる。



 閑話休題。


 …五感を集中しながら歩いていると…獣同士の縄張りが重なり合った獣道の先から、水の流れる音と匂いが強くなったのが判った。

 足をそちらの方へ向け歩いていくと、やはり渓流…砂利や石が多いので中流域であろう。川の流れに沿った見事な河原が視界に広がった。



 川の流れは留まる事を知らない。諸行無常。



 俺は〈Immortal〉…不変であるのに、目の前に広がる川の流れを見て、そんな世の中の理を夢想する。

 夢想する事で、同時に世の理から外れていると意識せざるを得ない。咽喉の渇きを覚えていない所為だ。恐らくこれが〈SE〉を供給されている弊害になるのだろう。そうはいっても、飲みたくない訳でもないので、水分補給の為と人間力をチャージする為にここで一服する事にする。



「シスターシャ。

 一旦ここで休憩しようか。

 今度はこの川を下って行って、

 集落を見つける事にしようと思うけど。」


『はい。

 ケンタロウ君、お疲れさまでした。

 もう、森歩きには慣れたみたいですね。

 最後の方は、気配も上手く察知出来ていたようですし。

 凄く素敵でしたよ♪』


「そう?

 そう言ってくれるなら、頑張った甲斐があったな。

 これも、シスターシャの激励があっての成果だからね。」 



 と言った具合に、休憩する事に…


 シスターシャは川岸から水面を覗き込み川の流れゆく様を見ているようだ。


 俺は川の水を飲むべく、俺もシスターシャの横に並んで、水面を覗き見る。水は透明度が高く、太陽の光をキラキラと反射させつつ、サラサラと流れゆくせせらぎの音もまた風情がある。


 清流の煌きを隣にいる彼女と重ね合わせながら、触れてみたいという欲求が強くなった。なのでさっそく実行に移す。水に触れてみて解ったが、確かに冷たいという感触はある。しかし、もしこれが致命的な温度であったとしても、俺は平気で触れることが出来ると瞬時に理解できてしまった。

 これもまた〈Immortal〉の影響なのだろう。これ以上考えない為に、水を掬い飲むことに…

 だが、そんな健闘もむなしく。水は勿論美味しく感じることが出来るが、飲食に対しての欲求、渇望染みた食欲というモノを己の内から感じれなくなっている事実。

 といっても、美味しいと感じられるだけまだマシなのかもしれない。〈Immortal〉になったデメリットとしては寧ろ軽い方ではなかろうか。


 気を取り直して、シスターシャを見てみれば、案の定、俺を心配しているようだった。だから…



「シスターシャ。

 この川の景色はどうだい?」


『…はい。

 とても美しく思います。

 水がお日様の光に煌き、

 様々な流れの形を私の目に映して楽しませてくれます。

 どの角度から見ても、

 キラキラと光る箇所があって、見てて飽きないですよ。

 ケンタロウ君はどうですか?』


「シスターシャ…

 君に…君の感想をそっくりそのまま返したいぐらい

 同じ気持ちだよ。

 …って と、ところでさ、

 俺、生水飲んじゃっ―――――」

『ケンタロウ君!後ろっ!!』


 シスターシャが叫ぶや否や、俺は後ろを振り向く。そしたら…


 わぁ!ビックリ!矢が顔面スレスレに迫ったまま、静止(・・)しているではないか。


 そう、矢が空中で静止していたのだ。つまりは、【思考加速】状態なわけだが、いつ発動したのだろうか?俺じゃないとすれば彼女しかいないじゃないか。



「シスターシャが発動してくれたんだよね?

 ありがとう。

 でも、ワードが聞こえなかったけど、

 もしかして、シスターシャは無くても出来るのかな?」


『…そうみたいです。

 私も今の今まで気付きませんでしたけど、咄嗟の事で…

 …ケンタロウ君が無事で…発動できて良かったです。』



 うーん…まぁ、今は【思考加速】が発動した事よりも、この矢を放った奴を確認すべきだ。


 矢の向きや角度から辿って、大凡の放たれたと思しき場所に目を凝らして見れば、矢を放った直後の体勢のままで静止している人物が居た。


 俺と同じ人種だと思うが、身なりに関しては、獣の皮を鞣したのだろう、迷彩柄で周囲と溶け込みやすい服装だった。肌は白人系だが、日に焼けて少し赤くなっている。髪の色は茶色で、顔は…イケメンだ。背は俺と同じぐらい。

 少しばかり気になったので、横目でチラリとシスターシャを確認すれば、何事もなく普段と変わらない印象だった…いや、少し気が立っているのか、笑顔がちょっと怖い…かな?森歩きの時に怖い笑顔の存在を認識してしまったので、区別がつくようになってしまった自分もまた怖い。


 それよりも、こいつの狙いは何だろう。


 同じ人同士で遣り合う理由…順当にいけば、盗賊だろう。シスターシャみたいな綺麗な女の人が居れば、まずその傍に居る害虫を駆除しようとする。別に変じゃない。

 次は、村・街、延いては国同士の争いに因るものか。これも定められた領域に不審者が居たら、排除される理由になる。問答無用なのは過激すぎるが。

 最後は、排他的な人種だった場合だ。


 順当に行けば盗賊なのだが、ちょっと気になる点があるので、シスターシャに確認する。



「シスターシャ。

 君は実体が無いって言ってたよね。

 俺は、俺の脳を依代にしてるから

 君が見えてて当然だと思ってたけど

 俺以外の生き物に、君って見えてる?」


『私の場合は、

 恐らくケンタロウ君以外には認識出来ないと思います。

 以前にも言いましたけど、

 高次元生命体は各々役割・司っている事象があります。

 その事象を高度に認識していないと

 その司っている高次元生命体もまた認識し得ません。』


「っ!?

 そういえば、

 君は【システムナビゲーション】と共に生まれたって言ってたね。

 ゴメンよ。

 嫌な事訊いちゃったみたいだ。」


 俺が認識し得ているのは、もしかしてコード解析の賜物…か?


『いえ…

 今、ケンタロウ君と共にある幸せ。

 私は自分の境遇に大変感謝していますから。

 …それより、この人はどうしましょうか?

 いきなり矢で撃つのは酷いと思います!』



 あぁ シスターシャは大丈夫そうだ。けどやっぱり怒ってたみたいで、凶行に及んだ悪漢に対する眼差しは幾分冷ややかである。イケメンざまぁ…とは思はなくもない事もない


 話を戻せば、悪漢にはシスターシャが見えていないので、彼女が目的だという線は消えた。つまり、俺だけが目的という事。

 まぁ、彼是考えていても埒が明かない。


 一応、矢をギリギリ避けたという体で、位置取りをして



「シスターシャ。

 今回は俺が【思考加速】を切るから。

 後、翻訳の準備は整っていると考えていいよね?」


『勿論です。

 と言いたいところですが、

 一つケンタロウ君に

 お話ししなければならないことがあります。』


 といって、シスターシャは真剣な顔つきになった。


「あぁ、何かな?」


『ケンタロウ君。

 日本語から翻訳する際にケンタロウ君とは

 簡易的に認識を統合しながら喋るのですけど、

 その時、ケンタロウ君には、

 日本語で喋っていると認識を誤認させながら、

 私が、

 ケンタロウ君の口を使って

 彼方側の言語で喋る事になります。

 つまり、

 一時的に私がケンタロウ君の身体を乗っ取る形になってしまうのです…

 済みません。

 私にはこれ位しか解決方法が見つけられませんでした。

 もしかしたら、違う方法も見つかるかもしれませんから、

 時間を貰えれば、もっと考えてみますけど…』


 俺は、シスターシャの言葉を理解しながらも、これ以上彼女の口から何か喋らせるのはマズいと感じ、被せ気味に言う。


「俺は、シスターシャを信じているよ。

 乗っ取るといっても喋る時だけでしょ?

 況してや、俺の意識がある状態だし。

 全然問題ないよ。

 たとい少しばかり問題が生じるとしても

 それが何だっていうんだい?

 俺は君に心を奪われて、既に虜になっているよ。

 そんな俺を今更乗っ取ったって

 高が知れてるじゃないか。」


『……』



 うん?また俺、やっちまったのか??てか、最近…シスターシャと出会ってからの俺が可笑しい。前から可笑しいかもしれないが、特に可笑しくなってる。いや、これはもう、完全にイカれてやがる。


 

『フフッ。

 ケンタロウ君。

 有難うございます。

 ケンタロウ君の冗談で、

 少し気が楽になりました。』



 ……うーん。決して冗談なわけでは無いのだが。一応感情も乗せて喋っていたつもりだったんだけどな…俺の感情は敢えて読まなかったのか?何故だ?怖かったからだろう。何が?俺の真意について知るのが…か。



「…よし!

 じゃあ、【思考加速】解除!」


『……』


「……」


「【思考加速】オフ」



 そして時は動き出す。


 少し締まらなかったが、今は置いておく。置いておくったら置いておくのだ。



 矢が俺の頬の横辺りを通り過ぎるのを感じ、直ぐ様矢を撃った張本人に声を掛ける。



「『おい、どういうつもりだ!?

  此方は敵対する意思は無いぞ』」



 って、ちょっと待ってくれ。何か声が二重になっているんだが…しかも内訳としては、俺が日本語でしゃべって、それに被せる様にシスターシャが彼方の言語と思われる言葉を話している。

 これ実際に喋ってみて…実践してみて解ったが、ひょっとすると、これってシスターシャが滅茶苦茶大変なんじゃないか?いやいや、大変どころの騒ぎではない。こんなの同時翻訳ってレベルじゃないぞ!


 ヤバイヤバイヤバイ…シスターシャが愛おし過ぎる!こんなことを平気で請け負ってくれている、俺の為に頑張ってくれている彼女が堪らなく愛おしい!!


『「!!

  ――――だと思っていたが…

  話せるという事は、人だったか。

  済まない。――――だと勘違いした。

  此方も敵対の意思はない。」』



 何か、彼奴は重要なことを喋っているようだし、また、固有名詞だと思われる部分は聞き取れないが…



 そんな事よりも だ。



 スピーキングの時もそうだが、ヒアリングの方も二重だ。一応相手の声を主体として日本語で認識出来ているが、シスターシャの声の様な印象も受ける。

 あー もう駄目。我慢できない。これはシスターシャに伝えなきゃ治まらない。今すぐに!今!ナウ!ジャストナウ!!


「シスターシャ。シスターシャ。」


『はい!何ですか?

 何か問題でもありましたか?

 一応【思考加速】を発動させますね。』


「シスターシャ。

 有難う。翻訳するの大変だよね。俺なんかの為に、本当に申し訳ないよ。君が無理していないか心配になる。大丈夫かな?無理じゃなかったとしても辛かったら遠慮なく言ってね。」


『ケンタロウ君…

 そのような事で呼んだのですか?

 私の事は気にしなくていいんですよ。』


「いやいや、

 こういうのは、思った時に伝えておきたくて。

 シスターシャは、乗っ取るって言ってたけど、

 そんなのは全然些末な事だった。

 君は何倍も苦労している。

 俺はそんな君が堪らなく得難い人だと感じるんだ。」


『ケンタロウ君…

 ケンタロウ君の気遣いはとても嬉しいです。

 ですけど、

 まさかこの事を言う為だけに私を呼んだのですか?』



 そんなわけありませんよね?という微笑みを言外に匂わせながら浮かべていらっしゃるので、俺は若干狼狽えながらも…



「え、えーっと…そう!

 あの人、固有名詞喋ってたよね?

 あれって多分【ゴブリン】の事だと思うんだ。

 俺を見間違えるってのは、大凡ゴブリンしかいないし。

 まぁ、体格的には全然違うけど、

 何処かで俺の顔を見て判断したんだと思う。」



 まだ真偽不明だが彼奴は敵対の意思が無いとも言っている。こうなってくると、彼奴は悪漢では無かったし、今の俺はシスターシャに免じてイケメンでさえ赦せる程の度量を持っていると自負しているので、奴の名前は…そうだな【狩人君】にしよう。



『…解りました。

 先程の固有名詞は【ゴブリン】で登録します。』


「後さ、あの人が名乗ったら

 【狩人君】という名前にしてもらえるかな?」


『はい。

 それも名乗り終わったら登録しておきますね。

 後はもういいですか?』


「あっ、最後に。

 シスターシャ。

 君に頼ったり信じる事しか出来ない

 こんな情けない俺だけど、

 これからもどうぞ宜しくお願いします。」


『…ケンタロウ君。


 私を頼ってくれて…

 信じてくれてありがとうございます。

 そんな直向きなケンタロウ君だからこそ

 私は貴方の信頼に

 私の力の許す限り、応えたいと思う事が出来るんですよ。』



 あぁ…もうさぁ、これさぁ、翻訳機能が元でこんな素晴らしい展開に発展したけどさぁ、ぶっちゃけここまで甲斐甲斐しく翻訳機能を拡張してくれてると、ただ単純に翻訳機能改、ってだけだと味気なさすぎるよな。


 ……よし!今から君は【新訳シスターシャブースト】で決まりだ!!



「決めた!シスターシャ。

 シスターシャが関連付けて、

 君が頑張ってくれている翻訳機能の名前だけど、

 【新訳シスターシャブースト】って名前にしよう!

 これだけ君が頑張っているのに

 君の名前を冠さないのは、間違っていると思うからね。

 どうかな?」


『…少し気恥ずかしいですけど。

 ケンタロウ君の情熱が凄く伝わっても来ますから、

 私は構いませんよ。』


「おっし!

 じゃあ【シスターシャブースト】は頼むね。

 【思考加速】オフ」



 俺は、熱く滾る思いを無理矢理胸に抑え込んで、目の前の相対する人物と改めて向かい合ったのであった。





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