出現したモノ
登場人物
リシュ・レーン 駆け出し盗賊
リティア・ウィンフィールド 姉御 背後からの刺客
シンシア・ルフィン パワー系プリースト 姐さん
アリッサ・ハーメイ 放し飼いサモナー かぴばら
ララ・ヘルミナ お子様メイジ 雨がっぱ 蝶
ジーン・トアロ 盾ありウォリアー
マリア・ヴェルナーデ ドリル
ジェフリー マシュマロボディ
ルーファス 大剣メイジ
ティアナ 意識高い系のプリースト
リリィ トゲ 魔法少女 倍返し
ガルシア ヒゲ面
ウォーレン・ジーク シーフのマスター
ー戒律の間 混沌ー
ジェフリー達が忽然と消えた魔物と出会っていた時、
リティア達もまた、同じ様な部屋を発見し
ティアナやアリッサと中に入って地面に描かれた魔法陣や
壁の側面にある怪しげな燭台を調べていた。
「勝手に入っちゃったけど、何なんだろうねここー」
部屋中にビッシリと刻まれた魔法文字を興味深く観察しながらアリッサは呟いた。
「さあ、何か特別な部屋な事は間違いないわね」
「しっかし頭ヘンになりそうや、この文字数、どんだけ書いとるねん」
ティアナはしゃがみこんで文字を調べているが
リティアは部屋そのものに呆れて燭台の方を手で探っていた。
「あなた盗賊でしょ、こんな古そうなの得意じゃないの?」
保存状態が悪すぎたせいで文字が欠けたり風化してるのを
眺めていたティアナが毒づく
「ムリ言いなさんなや、いくら盗賊とて得意分野あるもんやで」
燭台のに刻まれた文字を綺麗に拭き取りながら
ティアナのムチャぶりを華麗に返す姉御
「ふーん、そういえばさっきから思ってたんだけど
あなた、私とPT組んだ事ない?何か似てるのよねー、あの暴走ウォリアーと」
唐突なティアナの言葉にビクッと反応したが、
「さ、さよか、うちはずっと盗賊一筋やし、人違いちゃうかな
組んだとしてもシーフとして組んでるはずや」
「二人ともー、そっち何か見つかったー」
明らかに挙動不審になったリティアの後方から
2人と反対側にいたアリッサが声を掛けた。
「おおっ、この燭台の文字が意味ありそうや」
「で、なんて書いてあるの?」
「えーと、戒律の火を灯すな、になるんかな」
燭台の下にあるプレート状なものに刻まれていた文字を
解読したリティアは2人に聞こえる様に読み上げた。
「戒律ってアライメントだったわよね、あなた達も混沌なの?」
しゃがんでいたティアナは立ち上がって2人の方を見て問いかける。
「あー、うちとアリッサは混沌やで」
「そだよー ティアナもそうなのー?」
”えっ!?””うわっなんや!?”
アリッサが返事をしたと同時に部屋の中が淡い白色の光に包まれ
魔法陣が輝いて光が収束すると中央に鎌を持った魔物が現れた。
「な、な、何よこいつっ」
「うっそやろ、ウォーカーやんけ、何で急に現れとんねん」
「うわぁ、すっごい気味悪い」
突如として部屋の中央に現れたモンスターに3人は驚嘆したが、
リティアが2人より早く動いてウォーカーのヘイトを取った。
「こいつはやばい奴なんや、ティアナ、沈黙を使って
こいつの近くに来たらあかんで」
2人から遠ざけようとするリティアに頷いて
アリッサの手をとって隅の方へ向かうティアナ
「私はー?魔法使っていーの?
隅の方へ向かいながらリティアに問いかけるアリッサ
「あかん!魔法防御が異常に高いやつなんでほぼ効かへん
デバフ系なら大丈夫やと思うんで頼んだで」
そう言うとリティアは鎌の攻撃を見切りながら
2人から距離を取って攻撃主体の短刀を抜き身構えた。
お読み頂き有難うございます。
拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。




