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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第二章 セラピスト編
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第12話 発覚

 さとしとみゆは大阪のホテルにて泊まっていた。テレビを付けると超能力者の真偽に関しての議論が繰り広げられている番組がしていた。その番組は、各大学の教授が集まって超能力を科学的に見るというものである。超能力を否定する大月教授の見解では。

 「例えばスプーン曲げがありますよね。物理的性質を持っている以上、形を変形させたりなどをするには物理的な力を加えないと曲がりません。そのスプーンを曲げることが出来るとおっしゃるあなたは、他の物を曲げることはできるのですか?」

ここで超能力を研究している、芹騒は大月教授に対抗する。

 「この宇宙空間には、暗黒物質という物があり、目には見えない物質が宇宙空間に飛び交っています。この暗黒物質を使うことができれば、何らかしらの力を出すことが出来るようになります。」

 「あなたは暗黒物質を知ってるんですか?」

なんとも醜い議論が続くのである。それをみていたさとしは呆れてチャンネルを変えた。変えたチャンネルにはニュースがやっていて、名古屋でムタチオンが強盗をし、現金6000万円を奪ったという事件をやっていた。この犯人は第3支部の下層部が捉えて、ムタチオン刑務所に連行された。ムタチオンは犯罪を犯せば、直ちに刑務所に送るという特別な法律が設けられている。このような、ムタチオンの犯罪は年に数十回程度は起きているという。

 一方、新潟のさとしの家では、下層部の山本がさとしの家に訪問したが、さとしはいなかったので、さとしの携帯に山本から電話が掛かってきた。さとしは電話に出ると、山本は思いがないことを口にする。

 「使徒佐さとし及び川田みゆは我々が調査した結果、ムタチオンであるということが分かった。M部隊である我々がそれを知って見逃すわけにはいかない。明日までに戻らなかったら、我々もそれなりの対応をする。」

さとしは言い返す。

 「何を言ってるんですか?俺はムタチオンでも何でもないですよ。」

とぼけるさとしに対して確信を付くことを山本は言った。

 「とぼけても無駄だ。お前たちの細胞は我々が摂取している。紛れもなくムタチオンだ。」

 「なぜお前らがそれを持ってるんだ。」

 「なぜか知りたければ明日までに戻ってくるんだな。」

山本はさとしらに戻らなかったら、さとしらを連行すると言ったのだ。

なぜ下層部の3人は細胞を持ってるかというと、さとしらは検討が付いていた。

 一方の下層部3人では。

 「奴らは必ず戻ってくる。」

と言っていた。

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