↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
PR
104/274

第104話 見渡す限り

 崖から落下したさとしは奇跡的に怪我は少なく、気を失っていただけだった。

 気が付いたさとしは、起き上がり落ちた崖を登ろうとしたが、不思議なことに崖が見当たらなかった。

 「ほとんど斜面にそって落ちたからすぐそばに崖があるはずなんだがどうなってんだ。」

  

 いくら進んでも落ちた崖には到達しない。そこにあるのは茂みだけだった。しかしおかしいのはそれだけではなかった。

 「標高のわりには気温が高いな、むしろ暑い。しかも空気もそれほど薄くない。そんなに落ちてるはずはないんだが。」


 標高1000m近くまで登っていたので少なくとも標高0m地点よりも6℃は気温が低いはずだがむしろ地上より暑かったたのだ。


 「しかも湿度がやけに低い、乾燥地帯にでも来た気分だ。どうなってんだ。」


 しばらく進むと川が見えてきた。


 「川だと、こんな所に川なんてあったか?」


 しかもその川は物凄く幅が長くて向こう岸が見えなかった。さらに見渡す限り草原が広がっており、明らかに妙高山とは違う場所だった。


 「これはおかしいぞ、明らかにここは違う場所だ。しかもこんな大規模な川は日本には無いはず。」


 山を登っていたので大きな山が無いか辺りを見渡すが、草木があるだけで何もなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。