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心のゆくえ  作者: ゆきのいつき
3章
97/124

ep91.お勉強ぱにっく?

 昨日の沙希ちゃんと優衣ちゃんの鉢合わせにはびっくりしちゃった。

 沙希ちゃんがくるのはもちろんわかってたけど……まさか優衣ちゃんまで同じ日にくるだなんて……。ボク、ぜんぜん聞いてなかった……。


 春奈のやつめぇ、絶対わざとなんだからぁ。


「はぁ……」


 ダイニングテーブルにつきお母さんが入れてくれたあったかいココアを飲みつつ、昨日の沙希ちゃんと優衣ちゃんの壮絶なバトルを思い出し、おもわず嘆息した。


「あら、蒼空どうしたの? ため息なんかついて」


 お昼ごはんのお片づけをしてるお母さんがボクのついたため息に反応し、問いかけてきた。


「はわっ、べ、べつに、なんでもないよ。ちょっと昨日のこと思い出してただけ……」

「なるほど。ふふっ、なかなか面白い組み合わせだったわね? あの2人、方向性は違うけど……きっと似たもの同士なのね。間に入ってた渡里さんだったっけ? 2人の勢いに押されてちょっと気の毒なくらいだったわね?」


 お母さんは、ボクの言葉に昨日のことを思い出したのかちょっと苦笑いしながらそう言った。だいたい直接その場にいたわけじゃなくキッチンでボクたちのサポートしてくれてたのに、それでも様子がわかっちゃうくらいなんだから……相当な大騒ぎだったんだよね。


「エリちゃんはマジメだもん。2人の言ったこと真に受けちゃうから、一生懸命フォローしようとしてくれて……ボクだけだったら、きっと今頃お熱出して寝込んじゃってたよ。

 ほんと、春奈ったらイタズラ好きなんだから……ああなるってわかってて時間合わせちゃうんだもん……ひどいや」


 ボクはそう言って、2人を遭遇するようにした春奈に文句をたれる。

 ちなみに春奈は、その優衣ちゃんたちと今日も遊ぶらしく、お昼前に出かけちゃってて今はボクとお母さん、2人でお家にいる。ちーちゃんも朝から出かけててボクが起きたときにはもう居なかった。

 なんかさみしいけど仕方ない。まだお外行って遊んじゃダメってお母さんに言われてるし、そもそもまだ街中を歩く自信、まったくないし……。


「でも蒼空、きっとあの2人……案外楽しんでたのかもしれないわよ? なんだかんだ言ってずっと一緒におしゃべりしてたでしょ? ほんとにいやな者同士なら、そんなことにはならないんじゃないかしら?」


 うーん、そう言われればそうなんだけど……。あれをおしゃべりって言うんだろーか?


 ……沙希ちゃんと、優衣ちゃん。


 どっちもボクの大事なお友だちだけど、ボクから見るとまるで水と油。お母さんが言うように楽しんでたようには見えなかったんだけどなぁ……。

 でも、そう言われてみればなんのかの言って、結局帰るまで一緒に居たんだもんね……。


「そ、そうなのかなぁ? ボク、未だに女の子の気持ちなんてよくわかんないし……おしゃべりだって付いてけないし……」

「ふふっ、蒼空ったら。そんなこと考え込むことでもないでしょ? 別に男だ女だなんて考えないで、自分の思ったことや気持ちを大切にすればいいんだし、おしゃべりなんてそれこそ人それぞれ。気にすることなんて全然ないと思うわよ?

 ……それに、お母さんから見れば蒼空はもう、十分すぎるくらい女の子してるんだけどなぁ?」


 洗い物を済ませたお母さんが、そう言いながらボクの方に近づいてきてアタマを撫でてくれる。ボクは首をちょっとすくめつつ、でも気持ち良くってつい目を細めちゃう。


「はにゃあ、そ、そんな、ボクが女の子っぽいだなんて……。そんなこと、……ないと思うんだけど……」


 ボク、そんな女の子っぽいことしてる気はないんだけど……。

 あ、でも、かわいいお洋服着せてもらうとうれしいし、お買い物、お母さんたちと一緒に行くのはすっごく楽しいし……それって女の子っぽいっていうのかなぁ?


 うーん、わかんないや。


 ――蒼空は自分が普段なにげに行なってるしぐさや、振る舞い自体すでに、女の子特有のものに変わっていることへの自覚がまだまだないのであった。しかもそれは結構以前からのことであり、そもそも蒼空を見て男の子っぽい子だなんて感じる人は皆無なのであるが――。


 ううぅ……ま、とりあえずいっか。

 沙希ちゃんたちのことも、ボクのことも……どうせ今悩んでたってしょうがないもんね。それより……、


「それでねっ、お母さん。お話変わるけど……ボク、ガッコいつから行っていいの?

 その、だいぶ休んじゃってるし……。もう今すぐにでもガッコ行きたい。それに……、このままだとボク、留年しちゃうんじゃないのかな? だから早く行かなきゃ!」


 ボクの問いかけに、笑顔だったお母さんのお顔が真剣なものに変わってくる。そしてそのままボクの隣りに座ってお話を始めた。


「蒼空、そのことだけどね? 退院のお話しが出た頃には、12月も半ば過ぎには学校に行けるようになれればって、思ってたんだけど……予定してたより退院の日が延びちゃったでしょう? それに……蒼空の体の具合もまだまだ万全とはいえないわよね?」


「う、うん……。そう、だけど……でも、だいぶ歩けるようになってきたよ? お熱だってたまに出てもすぐ下がるし……それにこれは以前からもこんなだったんだし。きっと、もうちょっと。もうちょっとで大丈夫なんだもん!」


 な、なんだか怪しい雲行きに、ボクは必死に大丈夫だってアピールした。


「蒼空? 気持ちはわかるけど、ここで無理しちゃ、それこそ今までの苦労が無駄になっちゃうかもしれない。また調子崩して入院するようなことになったら大変だわ。

 だからね? 学校へは一度お母さんと一緒にご挨拶にだけ行って……そうね、終業式くらいは出席させてもらって……本格的に復学するのは年明けからってことにしたいの。

 それとね、留年のことだけど、それに関しては学校側が2学期の授業内容に関して補習をしてくださるそうなの。それで追試を受けて、及第点をとれば単位をいただけるそうよ。

 補習自体は冬休み中にあるようだから、他の補習を受ける生徒さんたちに混じって受けるようにすればいいそうよ。

 さっきのお話とちょっと矛盾して、年末に学校に出なきゃいけないけど……お母さん、送り迎えしてあげるから、それだけはがんばりましょ? どう、できる? 蒼空」


 はわっ、ほ、補習? な、なんか、大変なことになっちゃってる。お母さんったらいつの間にそんなこと聞いてきてるのぉ?

 むうぅ、ガッコには行きたいけど、補習だなんて……。

 ううっ、でも留年はもっといや。ただでさえボク、みんなより遅れてるのに更に1年遅れるだなんて、絶対いやっ!

 お母さんに送り迎えしてもらうなんて、ほんとはすっごく申し訳なくって、迷惑かけちゃっていやだけど……でも、それを言うのは逆にわがままになっちゃうんだろうし、いっつも気にしちゃダメって言われてるし……。


「う、うん。で、できる。出来るよ! ボク、がんばる。それにお勉強は、入院中だってやってたし、今もちゃんとサボらずやってるもん。

 それに中間考査の内容とかバッチリわかってるし、期末考査だって春奈からそのうち答案見せてもらえるし。……だから、きっと補習なんか受けなくたって、それなりの点数取れちゃうもんね~」


 ボクはそう自信たっぷりに答え、お母さんはちょっと目を丸くし……そして笑顔を見せてくれながら言う。


「まぁ、それは頼りになるお返事ね。それじゃ、そういうことでお話進めるわね? 蒼空はそれまで、今もやってるってことだけど……それ以上に、お勉強がんばっておいてね?」


「うん、わかった、まかせといてよっ! でも、面倒かけちゃってごめんね? ボク、ほんとにがんばるから……だから、よろしくお願いね、お母さん」


 ボクはそう言ってお母さんにお願いし、お話に夢中になってちょっとさめつつあるココアを慌てて飲みほした。


 うん、あま~い。


 満足そうに笑顔を浮かべるボクを見て、お母さんは笑みを深め、またボクのアタマを撫でてくれた。


 えへへっ、お母さん……大好きっ!



* * * * * *



「こんにちは、瑛太っ。ちゃ~んとお勉強してる?」

「な、何だよ~、久しぶりに会ったと思ったらいきなり勉強の話しぃ~? 信じらんねぇよぉ~」


 沙希ちゃんと優衣ちゃんの襲撃のあった休み明けの月曜日。

 ボクは診察のため、病院にきて……診察終了後、喜多村姉弟と病院内のカフェレストランで待ち合わせしてたのだ。もちろん、通院の日時を瑛太と確認しあってたから、待ち合わせは時間通り、バッチリだったよ。

 診察結果については可もなく不可もなく。そりゃまだ1週間しか経ってないし、そう変わるものでもないんだろうけど……。

 あーあ、「もうお薬飲まなくて良いですよっ」なんて言ってもらえればうれしいのに。

 免疫抑制剤……、変な匂いするし副作用もあるし……あんまし好きじゃない。まぁ、そんなこと言っても、色んな症状抑えるためには仕方ないらしいんだけどさ……。


 それはともかく、瑛太には最近の自分の状況から、ついそんなことを言ってしまった。


 何しろ、お母さんとあのお話をして以来、毎日お勉強をいやって言うほどさせられちゃってるんだもん。ちーちゃんにまでお願いして、2学期のお勉強……。

 そりゃずっとお家にいるんだから時間はあるけど、ほんと、いくらがんばるって言ったとはいえ……もういやになってきちゃった。


「何言ってるの? お勉強は大事なんだよ? 瑛太、お勉強わからないとこあったらお姉さんが教えてあげよっか? こう見えてもボク、お勉強出来るほうなんだからね?」


 えへへっ、そう、これって憂さ晴らしっていうの? 瑛太にもボクの苦しみ分けてあげないと不公平だもんね? ああ、楽しい♪


「ふふっ、蒼空ちゃん。お勉強、すごくがんばってたんだってね? 瑛太なんてちゃんと学校通ってたときから、後ろから数えた方が早いくらいだったわよね? ほんと、教えてもらったら?」


 瑛美さんがボクの言葉に便乗してそんな言葉を瑛太にかける。なんでボクの成績のこと知ってるんだろ……お母さん、かな?

 それにしても瑛太、……なんか春奈とイメージがだぶっちゃうよ。でも瑛太は春奈と違ってスポーツは……無理だったろうから……そっか、きっとゲームや漫画ばっかでお勉強しなかったに違いないよ。


「ね、姉ちゃん! 何言ってんだよ~! 何で蒼空なんかに、べ、勉強教わらなくっちゃなんないんだよ~。そんなの、お、男のプライドが許さないんだからなっ」


 ぷっ、瑛太ったら男のプライドだって。

 まだ中1の子供のくせにさ。それにお顔だって、どっちかっていうと女の子っぽいかわいらしい感じなのに。……なんか一生懸命背伸びしてる感じがして、いじらしいや。

 ボクがそんなこと思ってたら瑛美さんがすかさず突っ込む。


「瑛太! なんかって何? 年上の女の子にそんな失礼な物言いするんじゃないの! それに、プライドうんぬん言うのなら、その前にちゃんと結果出してからになさい。力もないくせにそんなこと言ってもぜんっぜん、説得力ないわよ?

 蒼空ちゃん、ごめんね~。ほんと、口の聞き方がなってなくて。それにしても……まぁ、勉強のことはともかく、蒼空ちゃんも退院出来て良かったね~、おめでとう!」


「うん、ありがと~瑛美さん。おかげさまで無事退院できました!

 それと……その、ボク気にしてないから……瑛太のこと、あんまり怒らないであげて? それに白状しちゃうとねっ、ボクも今までお休みしてた分、お家でお母さんに勉強しろって言われてるの。もうほんと、いやになっちゃうくらいなんだも~ん」


 ボクはそう言って、2人にグチっちゃった。で、それを聞いたお母さんが一言。


「蒼空、いいの? そんなこと言って。あーあ、がんばってる蒼空に、今からストロベリーパフェ、注文してあげようと思ってたんだけどなぁ。残念だわ~」


 そ、そんなぁ……。ストロベリーパフェ~!


「はわわっ、お、お母さんっ! うそうそ、ボク、お母さんにはほんと、感謝してるの! お勉強だって自分のためだってわかってるよ、うん。そのぉ……ごめんなさ~い」

 

 ボクは、車イスの横で席についてるお母さんの腕にすがりつきながら、負けを認めて謝った。


「ふふっ、わかればいいのよ」


 にこやかに笑いながらそう言うお母さん。うへぇ、その笑顔、なんか微妙だよぉ。


 ふぃ~、でも、おかげでストロベリーパフェはなんとか死守できた。

 ほんと口は災いの元、気をつけなくっちゃ……。お母さんを怒らせちゃいけないってのは春奈ともいつも言ってることなんだから。


「ちぇ、なんだよぉ、結局、蒼空も勉強してるんじゃないか? そんならオレとおんなじじゃん」


 さっきのことをまだ根に持ってるのか、瑛太がひと言いう。くすっ、そんな余計なこと言わなきゃいいのに。


「瑛太、あんたと蒼空ちゃんを一緒にしないの。知ってる? 蒼空ちゃんって学年で20番以内に入ってたんですって。どっかの誰かさんと大違いだよね~」


 ほら、突っ込まれたぁ。


「げっ、蒼空もガリ勉の仲間だったのか~!」

「瑛太……あんたって、ほんと……しょーもない。まじ、蒼空ちゃんに教えてもらえば? ね、蒼空ちゃん」


 そう言ってボクに振ってくる瑛美さん。はわっ、ボク、あれ冗談のつもりだったんだけど……。まぁ、でも中1の勉強くらいなら……。


「う、うん。ボクは別にかまわないけど……その、お出かけするのは……」

「ああ、蒼空ちゃん、もちろんその時は、瑛太にっ、行かせるから。そんな、蒼空ちゃんみたいなかわいい女の子を自分の家に呼びつけるだなんて、まだはや……いえ、とんでもないことよね。ふふっ、日向さん、いかがでしょう?」


 瑛美さん、なんかすっごく積極的。キレイな女の人にそう言われちゃうと、ボクもう圧倒されちゃう。あはっ瑛太なんかもう、縮こまっちゃってる。くすっ、面白~い。


「あらあら、お話がとんとん拍子に進んじゃってるけど。 まぁ、瑛太君1人で来るってことでなければ、私は全然かまわないわよ? そうすれば蒼空もお勉強にもっと身が入るだろうし?」


 はうぅ、お母さん……実はさっきのこと、まだ根に持ってる?


「お、お母さん! もう勘弁して~、ボク、これからもお勉強がんばるからぁ。っていうか、今までだって……別にさぼってなんかないんだもんっ」


 ボクは言っててだんだん悲しくなってきて、ちょっと目頭が熱くなってきちゃった。


「そ、蒼空、ごめんごめん。お母さんちょっと言いすぎた。ほらっ、もうすぐパフェが来るわよ? そんなお顔してるとお店の人に笑われちゃうわよ?」


 お母さんがボクの様子にちょっと焦って、慌てて背中を撫でてくれる。そんでもってパフェの話なんかしてボクの気持ちをそらそうなんてしてくる。

 もうっ、ボク、そんなことで釣られたりなんかしないもん!


 ふんだ、ボクいっつもマジメにお勉強してるもん。さぼってなんかないもん!

 ……ボクはもうすっかりいじけモードに突入だ。


「あーあ、やっぱ蒼空ってお子さまだよなぁ? すぐ泣いちゃうんだもんな。いいよなぁ、女の子って。そうやって泣けば済む……」


『パシン』


 はわっ? な、なに?


「ね、姉ちゃん……」


 ほっぺを押さえてる瑛太。そしてその目からはジワジワ涙が浮かんでくる。


 ――それは瑛美さんが瑛太のほっぺを軽く叩いた音だった。


「瑛太。言っていいことと悪いことがあるっていつも言ってるわよね? そんな偏見もった考え、お姉ちゃんは許しません。あやまりなさい!」


 ボクは瑛美さんのその剣幕に出かけてた涙は止まり、お母さんと共にちょっと呆気にとられて2人を見つめる。

 瑛太はそれでもさすが中学に上がった男の子。それ以上大泣きすることはせずぐっとこらえてる。でも、それってかえって感情が高ぶったりするんだよね。ボクそんなことしょっちゅうだからよくわかる。


「ご、ごめん。ごめんな……さい、蒼空」


 瑛太ったらそれはもう必死に涙をこらえて、それでもボクにそう言って謝った。ボク、それを見てたらせっかく治まった涙がまたジワジワわきあがってきちゃう。


「うう、もういいから……。ふぇ……」


 もうなんだかわかんない。


 それからは、瑛美さんが瑛太を。そしてお母さんがボクを。

 お互いの保護者がそれぞれの子供(瑛太はまぁ瑛美さんの弟だけど)をなだめすかしてるという、変なテーブルが出来上がってしまった。

 注文してたパフェや飲み物を持ってきてくれたウェイターの人、きっとビックリしたろうなぁ? まぁ、無表情で何を考えてるかなんてわかんなかったけど。



 そのあと、……まるで何もなかったかのように楽しくお話が弾み、ボクもストロベリーパフェに舌鼓を打ち、大満足だった。

 うん、いちごショートが一番とはいえ、パフェも捨てがたい魅力だよ!


 そしてただ1人、瑛太だけは終始ちょっと納得いかないような表情を浮かべてた。

 えへへっ、がんばれぇ男の子~!



 それにしても……瑛太が家にお勉強来るってお話、ほんとにするのかな?

 はっきりしないまま、あの騒ぎだったし。


 よくよく考えれば、お家に男の子呼んだりなんかしたら、春奈の反応がなんか怖い……。

 瑛太のこと紹介してって言われはしてたけど……いきなりお家でって、どうかな?



 はうぅ、どうしよう。



蒼空の気持ち、秋の空のごとしです。


なんかまとまらないお話になっちゃいました。

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