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心のゆくえ  作者: ゆきのいつき
3章
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ep84.外泊……春奈の気持ち

「ただいま~! お姉ちゃん、帰ってきてる~?」


 土曜日もお昼をまわり、久しぶりの自宅でお母さんの手作りごはんを食べ、ボクの定位置であるTV前のソファーに座り、見るとは無しにTVを付けてまどろんでいたら……これも久しぶりの玄関から聞こえてくる春奈のおっきな声。


 ほんと春奈ったら、高校生にもなっていつまでも子供みたいなんだから。


「くすっ」


 思わず失笑してしまうボク。……こんな雰囲気もなんか久ぶり。

 帰ってきたんだなぁ……。


 そう思ってる間にも玄関からリビングに向け、ドタバタと騒がしい音がどんどん近づいてくる。


「お姉ちゃん!」


 息を弾ませながらも呼びかけてくる春奈の声。

 そしてそれに答えるボク。


「春奈、おかえり! もう、玄関であんなおっきな声だして恥ずかしいんだからぁ。女の子なんだからもっとおしとやかになりなよ~?」


 ボクは開口一番、そう言ってなるべく普通に聞こえるよう話しかけた。


「お、お姉ちゃん。な、なによぉ、人がせっかく久しぶりに帰ってきたお姉ちゃんの顔、早く見ようと思って慌てて駆けつけたっていうのにさっ、ひっどいんだから~!」


 春奈がそう言いながら、リビングの入り口からボクの前にまわって来て、ふんぞり返って立ちつつ、ほっぺを膨らませる。


 お互い見つめあうボクたち。


「「ぷっ!」」


 しばらく見つめ合うも、ガマンしきれずどちらからとも無く吹き出して、そこからはお互いくすくすと笑い合う。それはなかなか止まらなかった。


 ……そしていつしか、ボクたちの目には涙が浮かんでいた。


 2人でしばし感傷にふけったあと春奈が更に言う。


「お姉ちゃん、ほんとお帰り。お家に帰ってこれて……良かったね。……私、ほんと……うれしいよ!」


 春奈はそう言うとボクの横にボスンと座り、そのままボクを包み込むように腕を背中まで回してきて……ボク、抱き寄せられちゃった。


「ありがとう、春奈。今まで心配かけてごめんね! でも……ひゃう。ちょ、ちょっと、は、恥ずかしいって、春奈ぁ!」


 ぎゅうっとボクを抱き寄せる春奈。

 ボクのほっぺがちょうど春奈の胸に押し付けられるようになって、そのやわらかな感触は気持ちいいけど……ちょっとこの体勢、恥ずかしすぎだよ!


「ふふっ、てれちゃってかわいいんだから! ま、これくらいで勘弁しといてやるか。これ以上やってお姉ちゃん、疲れさせちゃまずいもんね」


 春奈はそう言ってボクからカラダを離し、その離れ際にボクのアタマをささっと撫でる。


「も、もうっ春奈ったら! 調子に乗ってぇ。ボク、子供じゃないんだから! 春奈のお姉ちゃんなんだからね? わかってる? もう~」


 ボクはそう言って、春奈を上目使いににらみつけ、ほっぺを膨らませて見せる。

 ほんと、アタマまで撫でてくれちゃってさ、帰ってくるなりこれじゃ、お姉ちゃんの威厳まるで無しじゃんかぁ。……まぁ、とは言っても威張れるようなことなんにも出来てないけど……。


「はいはい、わかってまちゅよぉ~、だからおとなしくしましょうねぇ~」


 ボクの抗議の言葉を聞くと、更に輪をかけて子供扱いしてくる春奈。


「もうっ、春奈ったら~!」


 ボクは小さな手をぐーにして、春奈の肩をポカポカ叩いて見せる。(もちろん本気じゃないよ)


「わ~! お姉ちゃんが怒った~!」


 そう言うと、ボクの両手ぐーの攻撃を巧みに手のひらを使って受け流す春奈。

 そうやってじゃれ合いながらもボクたちはずっと笑顔のままだ。


 ボクは今、この時が、こんな時間が……現実になって……ほんとにほんと、うれしい。

 春奈の楽しそうな顔を見ながら、こうやってふざけ合うことが出来るようになるなんて……ちょっと前まで、とても思えなかったんだもん。


 まだ今は外泊だけど……。

 でも……こうやってお家に戻ってこれたんだ。


 ボクを助けてくれた、いろんな人たち、そして大切な家族……。



 ……ほんと……感謝してます。



 急に動きを止めたボクを心配し、顔を覗き込んでくる春奈。


「お姉……ちゃん?」


「春奈……」


 ボクの目にはふたたび涙が溢れ、まぶたから今にも零れ落ちそうになっていた。


「春奈……ずっと心配かけてごめんね。お姉さんらしいこと……なんにもしてあげられなくてごめんね。……これから、これからきっと、きっとお姉さんらしくなるから。春奈のこといっぱいいっぱい大事にするから。だから……これからもよろしくね!」


 ボクはとうとう頬を伝わり流れ出した涙もそのままに、一気にそこまで言って春奈を見つめた。


「お姉ちゃん。お姉ちゃんったら……。うん、わかったよ。これから先、せいぜいお姉ちゃんを頼りにさせてもらうから。 だから、今は早く元気になろうね! それまではしっかり応援するからさ! ねっ」 


 そう言いながらハンカチを取り出しボクの涙を拭ってくれる、春奈。


「うん、もう少し……もう少しだもんね。がんばるよ」


 春奈ったら、自分も涙……いっぱい流してるくせに……まずは自分の涙を拭いなよ。そう思いつつも、ボクは少しばかりの決意の言葉を口にして、春奈に泣きながらも笑顔を向けた。


 こうして久しぶりの姉妹対決はお互いが泣いてしまってドローってことで終わった。

(あはっ、なんかわけわかんないや)


 ちなみにそんなボクたちを、お母さんはそばでずっと微笑みながら見てたらしい。

 は、恥ずかしい……。



* * * * * *



「お風呂、ほんとに入るの? 大丈夫かなぁ?」


 ボクの外泊をみんなで祝い、久しぶりに家族みんなでお食事をしたのち。

 食堂でのんびり団欒を楽しんでた中、お風呂に入りたいと主張したボクに春奈が心配の声を上げる。


「大丈夫! 病院でも時々入ってたんだから! まぁ、シャワーだけだったけど……」


 ボクはお家に帰ったら何はなくとも、お風呂に……湯船につかりたかったから、こればっかりは絶対ゆずりたくない。


「お母さん? お姉ちゃん、あんなこと言ってるけど、ほんとに入って大丈夫なの?」


 春奈ったら用心深いなぁ、お母さんに確認しちゃうなんて。

 ボクは思わず不安になってお母さんの方を見て、どんな言葉が発せられるか……緊張した面持ちで見つめてしまう。


「あらあら、蒼空ったらそんな緊張した顔して見つめちゃって……。安心なさい、入ってもいいわよ。ただし、わかってると思うけど、1人で入っちゃだめよ? 春奈、一緒に入ってあげなさい? 転ばないよう、よくよく注意してあげてね」


 お母さんのその言葉にボクは満面の笑みで答える。


「ありがとーお母さん! ボク気をつけて入るから。春奈っ、よろしくね」


 ボクはもう春奈と入るの恥ずかしいってことよりも、お風呂に入れるうれしさから思わずそう言ってしまった。


「えっ、う、うん! わかったよ。じゃ、私準備するから、ちょっと待っててね」


 春奈がちょっと拍子抜けしたような表情を見せつつも、そう言って準備しに部屋へ戻って行った。ふふっ、きっとボクが素直に一緒に入ることに同意したからビックリしたに違いないよ。

 そりゃ一緒に入るのは恥ずかしいけど……、何ごとも優先順位があるんだもんね。今はお風呂に入るのが第一だもん、恥ずかしいなんて言ってられないんだ。


 さ、ボクも準備しなきゃ。


「蒼空ちゃん、大丈夫? 手を貸そうか?」


 ちーちゃんがそう言って、気遣ってくれる。


「ありがと、ちーちゃん! でも大丈夫。足、今からでも慣らしておかないと強くならないし……それに、お家はお母さんが手摺りをいっぱい付けてくれてあるから大丈夫!」


 ボクはちーちゃんにお礼を言いつつ、ゆっくりとイスから立ち上がり、杖を突きながら手摺りのある壁際に寄り、しっかりとそれを掴む。

 その上で、心配そうに見ていたちーちゃんやお母さんを見て、ニッコリと微笑んでみせた。

「蒼空、体を馴染ませるのは大切だけど、無理して怪我したら元も子もないのよ? 千尋ちゃんにそばに付いててもらいなさい。千尋ちゃん、面倒かけるけどそばで見ていて上げて? お願いね」


 ううっ、お母さんったら。大丈夫なのになぁ……。でもお母さんの心配もわかるし。


「ちーちゃん……ごめんなさい。そばで見ててもらっていい?」

「ふふっ、もちろん! 叔母さん、しっかり見てますからご心配なく。じゃ、蒼空ちゃん、お部屋までがんばって」


 こうして、ボクはちーちゃんが見守る中、手摺りを手がかりに、ゆっくりゆっくり、一歩一歩、確かめながらお部屋まで歩いて戻った。まぁ、とは言ってもお部屋まで廊下を隔てってちょっと歩くだけなんだけどね……。


# # #


 お姉ちゃんとお風呂かぁ、なんかすっごく久しぶりだなぁ。

 前一緒に入ったのっていつだっけ?


 春奈は着替えを準備し、脱衣所で蒼空が来るのを待ちながら、何とはなしにそんなことを考える。

 確か、競技会の直前くらい(ep.63です)だから7月かぁ。

 もう4ヶ月以上も前のことなんだ……。


 あれからほんと……いろんなことあったよね。

 あの時はまさかこんなことになっちゃうなんて……夢にも思ってなかったけど。


「春奈ぁ、お待たせ! さ、お風呂入ろっ♪」


 春奈がいろんなことを思い起こしていると、蒼空が、千尋に見守られながら浴室に現れる。


「あ、ちー姉ちゃん、ごめんなさい。私がお姉ちゃんと来ればよかったんだよね」


 春奈はそこまで気が回らなかった自分に軽く気落ちしながらも、千尋にお礼を言う。


「ふふっ、気にしなくっていいよ。私もたまには蒼空ちゃんと触れ合いたいしね。じゃ、蒼空ちゃん、久しぶりのお風呂なんだし、姉妹でゆっくり入るといいよ」

「うん、ちーちゃん、ありがとう! またちーちゃんも一緒に入ろうね」

 

 そう言って千尋にお礼をいい、見送る蒼空。

 そんな蒼空を見て思わず驚く春奈。


 うわっ、お姉ちゃんったら、ちー姉ちゃんに一緒に入ろうだなんて! ちょっと前のお姉ちゃんじゃ考えられないよ、そんなコト言うだなんて。

 春奈がそんなコトを考えていると蒼空が手摺りを伝わりながら器用に脱衣所までやってくる。さすが車イス時代から不自由に慣れているというべきか? あんまり喜ばしい慣れとはいえないけど……。


「どしたの春奈? 入らないの? 早く脱いじゃいなよ?」


 つい呆けてしまってた春奈に、蒼空がよたよたと服を脱ぎながらも声をかける。


「えっ、そ、そうだね。……でも、なんかお姉ちゃんと一緒に入るの久しぶりだよね」


 なんだかいつもと調子が違う蒼空に春奈は戸惑うばかりだ。

 うーん、何が違うんだろ? 春奈は服を脱ぎながらも考え、あっさり思い至る。


 そう、恥ずかしがらない! これなのだ。


 今までだったら、こうやって私の前で服を脱ぐだけでも恥ずかしそうにしてたのに、今なんてこっちが言う前から自ら服を脱ぎだしてる。あまつさえ、私に「早く脱ぎなよ」だなんて言ってくるほどだ。


 何よそれ、面白くないなぁ。これじゃだめだ、こっちが主導権握らないと!


「ほんと久しぶり。最後に一緒に入ったときって、確か……ボクがお風呂入ってたら春奈が急に入ってきたんだよね?」

「お、お姉ちゃん、よく覚えてたね? でも、こうやってまた一緒に入れるようになったんだもん、良かったね。……あっ、大丈夫?」


 お互い下着姿になり、最後の一枚ってところで蒼空がバランスを崩し倒れそうになる。

 やはり、最後の一枚……パンツは足の弱っている蒼空には厳しいのだろう。春奈は蒼空の肩を支え、脱ぎやすくしてあげる。


「あ、ありがと、春奈。よ、よいしょっと」


 春奈に支えながら何とかパンツを脱ぐ蒼空。そんな時にも特に恥ずかしがるそぶりも見せず、あまりにも普通だ。


「……つ、つまんない~!……」


 春奈はそんな蒼空を見て、思わずそんな感想をつぶやいてしまう。


「へっ? 春奈、なんか言った?」

 

 そんな春奈の呟きを聞きつけ、問いかける蒼空。


「はわっ、ううん、なんでもない! なんでもないよ~! さっ、早く入ろっ、こんなとこにずっといちゃ、カゼひいちゃうよ!」


 どうもペースのつかめない春奈なのであった。


 つまるところ、蒼空があまり恥ずかしがらなくなったのは、ひとえにこれまで女の子として生きてきた時間ゆえ、色々な女の子たちとも一緒にお風呂に入ってきた経験ゆえなのだが、春奈にとっては蒼空はまだまだ男の子気分の抜けていない、最初のイメージが濃厚に残っているのだった。

 蒼空にしてもまだまだ恥ずかしい気持ちはあるのだが、今はお風呂に入りたいという一心から、そんな気持ちが薄らいでしまっていた。それにもちろん一番安心できる家族、春奈だからということもあるだろう。



「ほら、お姉ちゃん、シャワーかけたげるからとりあえずそこ、座って」

「うん、お願い」


 2人して浴室に入り、春奈はまず蒼空にそう言ってシャワーを浴びせてあげる。座らせたのはもちろん転ぶことを恐れてのこと。蒼空もわかってるから素直に従う。


「うーん、気持ちいい!」


 湯温を調節して蒼空にお湯をかけてあげると、そう言って気持ち良さげな顔をする蒼空。

 春奈はそんな蒼空を笑顔で見つめるが、ふとその背中に目をやるとその表情が曇る。


 春奈の視線の先には蒼空の背中。


 その背中は以前一緒に入って体を流してあげたときとは明らかに違う。

 全体的に細くなり、背骨が浮き上がり、そして肩甲骨からあばら骨まで……くっきりと浮かび上がってしまっている。座るとそれがことさらはっきりわかってしまう。


 あの事件のあと目を覚まし、時間をかけ、やっとふっくらと……女の子らしくなってきていたお姉ちゃんの体だったのに……。

 春奈はそんなことを考えると、思わず目頭が熱くなってきてしまう。


「春奈? どうしたの」


 シャワーを背中にかけたままなかなか動きを見せない春奈を訝しんで蒼空が声をかける。

 そんな蒼空の声にハッとして自分がぼーっとしていたことに気付く春奈。


「あ、ううん、なんでもない。ごめんねお姉ちゃん。それっ!」

「はわっ! ちょ、ちょっと春奈、いきなりアタマからシャワーかけないでよ~」


 さっきまでの自分を誤魔化すようにシャワーを勢いよく蒼空に浴びせかける春奈。

 いけない、いけない、私がこんなことでどうするの。そりゃ今まで入院してたお姉ちゃんがこうなってるのは仕方ないじゃん。

 これからお母さんと一緒に、お姉ちゃんを入院前の元気だった頃の姿に少しでも早く戻れるようにしたげればいいことじゃん!


 春奈は自分の中できっちり自己完結し、気持ちを切り替える。


「ふふっ、お姉ちゃん! 覚悟なさいねぇ、これからじゃんじゃん、お姉ちゃん復活のためにがんばっちゃうからねぇ?」

「ふぇ? 何、何なの春奈? 急に何言い出してるの?」


 突然の春奈のがんばる宣言にまったく付いて行けない蒼空。

 まぁ、当然だろう。


「いいのいいの、お姉ちゃんは気にしないで。私にまっかせなさ~い!」


 自信たっぷりのドヤ顔で蒼空を見る春奈。

 そしてそんな春奈に戸惑う蒼空を立ち上がらせ、浴槽へと促す。


「もう春奈ったら……わけわかんないよ。……でも、なんか知らないけど、ありがと! きっとボクのことで色々考えてくれてたんだよね?」


 蒼空のそんな言葉にビックリしつつもにやける春奈。

 さっすが姉妹。そのあたりは以心伝心ってやつなのだろうか? 春奈は思わずそんなことを考えながらも、蒼空が入った浴槽へ自分もシャワーを浴びてから、勢いよくダイブする。


 狭い浴槽でそんなことをすれば? やはり……、


「わぷっ、は、春奈~! もう何してくれるのさ~!」


 思いっきり、お湯の波を顔面にくらい、つぶらな赤い目をパチパチさせながら猛然と文句を言う蒼空。


「あら、ごめんあそばせ~!」


 なんとも似合わない言葉で返す春奈。それが更に蒼空を刺激する。


「も、もう、春奈ったら~!」


 蒼空が大人しかったのはここまで。

 ここからは久しぶりの姉妹ゲンカの始まり……。


「春奈ぁ~、これでもくらえ~!」


 かわいい小さな手を水かきにし、幾度も春奈にお湯を浴びせかける蒼空。

 春奈にパシャパシャとかかるお湯。

 当然、アタマから寝れねずみになる春奈。


「お、お姉ちゃん、やったね~!」


 春奈の目が怪しく光り、その手がお湯の中に没し、そして……勢いよく水面に向ってかき上げられる。


 それからの様子は言うまでも無く……。


 そしてそれはお風呂場からの激しい水の音と、きゃっきゃと聞こえてくる蒼空たちの声を聞きつけた日向が、その場に駆けつけ、ドアを開けて一喝するまで続いた。



「蒼空! 春奈! いい加減になさいっ!」



 それはもう一瞬でお風呂場は氷点下の空気になったという……。



少しずつ読者の方が増えているようでうれしいです。


読んでいただきありがとうございます。

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