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心のゆくえ  作者: ゆきのいつき
2章
52/124

番外編.合格祝い、あるいは優衣の策略

「優衣~! 亜由美~! ゴメン、お待たせ~♪」

「春奈っ、蒼空ちゃん! 遅いよっ、もぉ~」


 優衣ちゃんが待ち合わせ時間に30分ほど遅れたボクたちにちょっと怒ってる。


「ごめん、ごめん! いつものごとく、ばか姉が準備に時間かかっちゃって」

「うるさいっ、春奈! ボク馬鹿じゃない。 それに遅れたの、絶対ボクのせいじゃないもんっ!」


 春奈のやつ、またボクに遅れた原因押し付けてる。

 ボクは全然悪くないのに。


 春奈がボクの着てくお洋服、あれでもないこれでもないって、散々迷ってなかなか決めないからバスに乗り遅れたんじゃないさぁ!

 まぁ、ボクもなかなかお洋服決められないってのもあるけどさ……、それでもあれはボクのせいじゃないもん!


 でもさ、ばか姉はないよね? ほんとひどいや。



 ボクたちの待ち合わせ場所は、駅前のショッピングセンターの中にあるマックだ。

 今日は優衣ちゃんの提案で、みんなの高校入試合格と春奈の誕生日のお祝いをかね、カラオケパーティーをしようってことになり、とりあえずマックに集合することになったのだ。 それにしても3連休の中日の日曜日ってこともあり、どこも人でいっぱいだ。


 優衣ちゃんと亜由美ちゃんは、先にオーダーを済ませてハンバーガー……、食べちゃったみたいだ。 今は残ったポテトをちょっとずつつまんでは食べて、って感じでボクたちの来るのを待ってたみたい。


「ほんとにごめんね、遅れちゃって?」

 ボクは席に付き落ち着いてからもう一度キッチリ、遅れたことを2人にあやまった。


「うん、もういいよ? 蒼空ちゃん。 これくらい私がいっつも優衣に待たされる時間のこと思えば大したことないし。 気にしないで?」


 亜由美ちゃんが気にしなくっていいって言ってくれたけど、ちょっとヤバメの発言が混じってたような……。


「ちょっと、亜由美ぃ! 私がいつそんな遅刻したっていうのぉ? そんなのありえないし」


 やっぱし……。

 優衣ちゃんが亜由美ちゃんの発言にかみついて、ずいぶんすっとぼけた調子で言い返してる。


「あら、優衣。 よくそんなこと言えたわね? なんなら今ここで一つづつ、あげつらえてみましょうか?」

 中学1年のときからだから、けっこうあるわよ? って言いながら亜由美ちゃんが優衣ちゃんの顔を覗き込む。


「うっ。 ……えへへぇ。 まっ、いいわ。 今日のところは勘弁しておいてあげるよ」


 優衣ちゃんよわっ! っていうか亜由美ちゃんつよっ!

 やっぱ亜由美ちゃんは敵にまわしちゃダメな人だよね……、覚えとこ。


「春奈っ、蒼空ちゃん。 2人ともなんか食べる……よね? 私たちは悪いけどもう先に食べちゃったけどさぁ」


 優衣ちゃんがそう言いながらもちょっと時間を気にしてる。

 そっかぁ、カラオケって確か優衣ちゃんが予約してくれてるって春奈言ってたっけ。 ボクたち遅刻しちゃったから余裕あんましないのかなぁ?


「あっ、私もういいから。 お姉ちゃんどうする?」

「う、うん。 ボクは元々食べる気なかったから……」

 春奈ったらやっぱ、遅刻したこと気にしてるみたいだ。 いつもだったら絶対食べるのに……。


「じゃ、OKだね。 ってことで、とっととここは出てカラオケしに行こ~!」

 春奈が元気に言う。 調子いいんだから、もう。


「あんたが言うか? あんたが! ったくぅ……」


 優衣ちゃんはどこか納得出来ないって表情だ。 そりゃそうだよね。

 でもまぁ、すっぱり気分を切り換えたみたいで、さっきの春奈じゃないけど元気良くこう言う。


「まっ、いいか。 それじゃいっちょ行きますかぁ!」



* * * * * *



 駅前からバスで、地中海のリゾート地みたいな名前のカラオケ店前まで来たボクたち。

 駅からここまではバスで5分弱、歩いても20分とかからない。 でもみんなボクに気を使ってバスで行こうって言ってくれた。 ほんと気を使わせちゃってゴメンね。


「あら、そういえば蒼空ちゃん。 杖突いてないね? 大丈夫なの?」


 亜由美ちゃんがボクにそう聞いてくる。


 そうなのだ。


 ボクは最近、ようやく杖なしでも少しくらいの距離ならふらつかずに歩けるようになってきたのだ!

「うん! ちょっとくらいの距離なら杖無しでも大丈夫なんだっ♪ 4月からガッコ始まるし、ちょっとでも足を慣らしとこうかと思って、なるべく使わないようにしてるの」


 これも毎日、お家でかかさず歩く練習してたおかげかな? えへん。


「へぇ~、すごいね、努力してるね? 蒼空ちゃん」

「えへへぇ、がんばってマス!」

 ボクはどうだって感じで得意げな表情を作ってみせちゃった。


「でもすぐ、もうだめフラフラって言って、バッグから杖出して使っちゃうのよねぇ~」


 は、春奈ったら言わなくていいことを~!

 ボクは春奈のほうをキッとにらんでふくれっ面をして言う。

「もう春奈っ、そんなことないもん! 杖なんかださないもん。 見てなよぉ~」


 ボクが興奮して春奈にくってかかろうとするところを亜由美ちゃんが間に入ってきた。

「ちょ、ちょっと2人ともこんなところでケンカしないでっ、まったく。 春奈もいいかげんにしなさいよ? もう」

「はぁ~い、りょうか~い!」

 春奈は舌をぺろっと出して、亜由美ちゃんにあやまる。


 その時ボクは見た。 春奈のやつってば、ボクのほうを見て"いぃー"って顔をした!


「はぁるなぁ~!」


 ボクが春奈にトツゲキを仕掛けようとしたところで……、

「は~い蒼空ちゃん、ここまでにしときましょう、ねっ! いいかげんお店ん中、入りましょ~!」

 ちょっとこめかみのあたりをぴくぴくさせた優衣ちゃんに後ろから抱え込まれ、止められちゃった。


 怒ってる? 優衣ちゃん。 怒ってるぅ?


「ごめんなさぁい……」


 ボクはしゅんとなり、春奈は特にこたえた風もなく……、ボクたちはカラオケ店にようやく入っていった。


# # #


 受付前まで来ると、いろんなお客さんがいっぱいいてすごく騒がしい。 大人の人のグループや家族連れ、女の子のグループ、それに……男の子のグループ。

 男の子たち、ボクたちのほう見てなんか話してる気がする……やな感じっ。 人のほう見てしゃべらないでよぉ。 あぁ、早く部屋に入っちゃいたい。

 ボクは心細さから、さっきまでケンカしてた春奈の腕をぎゅっとしちゃった。


「もう、お姉ちゃんったら……しょうがないなぁ。 大丈夫だよ、こんなとこで誰も何もしやしないって?」

「う、うん……そうなんだけどさっ。 なんかどうしても不安になっちゃうんだもん……」

 

 やれやれといった表情を見せる春奈。

 だって不安なものは不安なんだもん……仕方ないじゃないさぁ。


 そうこうしてるうちに、優衣ちゃんが受付を済ませてこっちに戻ってきた。

 亜由美ちゃんもどっかで携帯してたみたいだけど、優衣ちゃんが戻って来るのと同じくらいにうまい具合に戻ってきた。


「えへんっ! とってあるのステージルームだよ? すごいでしょ? さっイコ♪」

 優衣ちゃんがとった部屋の自慢をしながら先へと進んでいく。


「へぇ、優衣~ステージルーム取れたんだ? すごいじゃない。 競争率高かったんじゃないの?」

 亜由美ちゃんが感心して聞く。


「そりゃあもう、この日にために色々手をまわし……。 まっ、まぁいいじゃない。 それより早くいこっ! 時間もったいない」

「あっ、そっ、そうね。 そうだったわ。 急ぎましょう、急ぎましょう!」


 何だろ、2人とも? 変なの。

 ボクは訝しみながらも、やっと受付周りから離れられた安心感からか、たいして気にもせずそのまま優衣ちゃんたちに付いていった。

 春奈はなんだか知らないけど、ずっと沈黙したままだ。 なに考えてんだか? 春奈がおとなしいなんて、なんかろくなこと起きないような気がしてきた……。



 ――そしてそれは的中した。



「ここ、ここ! ステージルーム。 すごいよぉ、驚くよぉ? いろんな意味で。 蒼空ちゃんも心して入ってよねぇ?」

 優衣ちゃんがニヤっとしながら言い、ドアを開け……、大きい声でこう言った。


「やっほー! おっまたせ~!!」


 優衣ちゃんがそう言って中に入ると、カラオケルームにしては広めで優衣ちゃんの言うとおりステージの設けられてある部屋の中にはすでに先客がいたっ!


 えっ? ええぇ~!


 ボクは思わず後ずさり、部屋から出ようとした。 けど、一番後ろにいた亜由美ちゃんがうふふと笑いながらそれを許してくれなかった。


 そんなぁ、亜由美ちゃんまでぇ……。


「おせぇよぉ森崎ぃ~! おれ達もう待ちくたびれちまったぜぇ」

「えへへぇ、ごめん、ごめん。 でも文句なら春奈と蒼空ちゃんに言ってちょーだいね? 遅れた原因はあの姉妹なんだからねぇ?」

「えっ? あぁ、そ、そう。 ま、まぁそんじゃ、しょうがないかぁ……」


「ちょ、ちょっと青山ぁ! それ聞き捨てならないんだけど。 どうして私だと文句言って、春奈や蒼空ちゃんならいいわけ~? んんっ!?」

 優衣がたいそうな剣幕で悠斗に突っ込みを入れる。


「あ、いやっ、べつに柚月ならいいってんじゃなくてさぁ、その、なぁ? アキラ~っ!」


 優衣の問い詰めに窮した青山……悠斗は、晶に助けを求め、言葉を振る。

 突然振られた晶は、頬をポリポリかいて仕方なく言う。


「まぁまぁ、森崎さん。 そう突っ込まないで……。 それに今日はぼくらの合格祝い、兼、春奈ちゃんの誕生日のお祝いでしょ? 柚月さんが主賓なんだからさ、大目に見てあげてよ。 ね?」

 山下がその中性的な顔、やわらかな物腰でやさしく言う。


「ううっ、山下ぁ……、あんた、とっさによくもまぁ」

 やさしくそういわれ、優衣は勢いをそがれ、もごもご言いながらも引き下がるのだった。


 そう、部屋にいた先客は初詣で蒼空も顔を合わせた、青山 悠斗 と 山下 晶 だった。

 そして……、

「智也? 智也もちょっときなさいよ、紹介したげるから」


 優衣は親しげな風にもう一人の名を呼ぶ。


「えっ? ああ、了解~!」

 呼ばれた男子は、ベンチソファーに座って曲探しに夢中になってたようだが、身軽な感じで優衣たちのほうに近寄ってきた。


「蒼空ちゃん? いいかげんこっち来てよ? 黙ってたのはあやまるから」

 

 優衣はそう言って蒼空を見る。



 蒼空は今だ入り口近くで硬直しているのだった。


「ほらお姉ちゃん、いこ? 青山や山下とは正月あったじゃん? お姉ちゃんも一緒に歩いたでしょ?」

「……うん。 で、でもぉ」

「でもも、へったくれもないのっ! さあさぁ」

 そういって春奈はボクの背中を押してくる。


 はぁ……、仕方ないかぁ。

 ボクはあきらめて男の子たちの前にちょっと及び腰ながらも出て行った。

 亜由美ちゃんはそんなボクを微笑みながら見てた。 亜由美ちゃんも今日は敵の一人だったのかぁ……がっくり。


「いらっしゃーい、蒼空ちゃん! ごめんね? だまってて。 だってほら? 言っちゃうと蒼空ちゃん絶対来ないと思ったからさぁ……にひひぃ」


 優衣ちゃんがまったく悪びれずに言う。


「もう、優衣ちゃんのいじわるぅ! これってみんな知ってたんでしょ? 春奈も」

「ま、まぁねぇ」

「ごめんなさいね、蒼空ちゃん。 優衣に口止めされちゃってて」

 

 春奈と亜由美ちゃん、あっさりみとめちゃった。


「まぁ、いいけどさ……ボクだけのけ者なんだ……いいけどさ」


 蒼空がまたいじけモードに入りだす。

 優衣はすかさず、

「じゃ、蒼空ちゃん! もう一人新顔紹介するから~! ほらほら」

 優衣は蒼空の肩をつかんで智也のほうに向ける。

「う、うん、わかった。 わかったからそんなに肩つかまないでぇ、いたいよぉ」

「あ、ゴメンごめん~! じゃ、紹介しま~す」


「こいつは、高橋たかはし 智也ともや、私たちはみんな同級生だよ? ほら智也!」

「あっ、ああ。 その初めまして。 そのよろしくです」

 そう言って智也は頭をかく。

 智也は悠斗や晶と違い、スポーツ刈りの頭で冬なのに色黒の顔はなかなか精悍で、いかにもスポーツマンといった感じで実際、野球をやっているのだった。 そして170cmを越える長身はこのメンバーの中で一番の高さだ。 この智也と悠斗、晶の3人でつるむことが中学生活での日常だった。


「あの、柚月 蒼空です。 よ、よろしくお願いします……」

 蒼空はだんだん消えゆくような声で挨拶をする。


 智也はみんなから事前に聞かされてはいたものの、その蒼空の姿にさすがに驚いているようで、こちらもなかなか言葉が出ない。 で、出た言葉がコレだった。


「か、かわいいねっ。 それに、き、きれいな髪の毛だよね。 その色って染めてるの?」

「えっ? 染め、る?」


 みんな一瞬かたまった。


 悠斗と晶が智也の頭を左右から同時にたたく。


「いって! なにすんだよっ?」

 智也が頭を抱えながらぼやく。


「ばっか、おまえってば、ホントばかだよな? オレ以上かぁ?」

「智也。 君ってあれだけ事前に説明しといたのに……なんっにも、話きいてなかったんだね~?」

 あきれた悠斗と、晶ですらひとこと言う。


「智也ったらほんっと、バカね。 それでよく私と同じ四葉に入れたよね? まぁそれは悠斗もだけどさぁ」

 悠斗がそれに文句を言おうとするが、優衣の話はまだ続く。


「いい智也。 蒼空ちゃんの髪はなんにもいじってない、生まれたまんまの髪なんだからっ。 あんなにキレイな髪を染めただなんて、ほんとにもう! 無神経!」

「私も弁護できませんね。 高橋くん、今日はとりあえずバツゲームでもしてもらわないと話になりませんね?」

 ついに亜由美まで……。


 みんなにいいように攻めたてられる智也。 まさに踏んだり蹴ったりである。


「もう勘弁してくれよ~、悪かったよ。 別に悪気があったわけじゃないんだってば」

 精悍なスポーツマンもこうなっては形無しだ。


「くすっ。 うふふふっ」


「蒼空ちゃん?」

「お姉ちゃん?」

「笑ってる、蒼空ちゃん笑ってるよ? なに? もしかして智也、ぐっじょぶ? 結果オーライなの?」


 優衣の思考はちょっとアレなのだが、とりあえず蒼空の緊張は解けたようだった。

 悠斗と晶はちょっと釈然としないといった感じでお互い顔を見合す。


 ――いきなりあんなこと言われたときはビックリしたけど、考えてみればボクにああやって遠慮無しに言ってきた人って、この子が初めてのような気がするよ。


 そうだよね、こういうのが普通の反応なんだよね……。

 でもその後のみんなの反応。 それに高橋くんのあたふたする姿ったら……。


「ふふふっ、なんか面白いねっ。 みんなありがと! 気、使ってくれて」

 

 ボクはなんとなくお礼がしたくなってきちゃって……、そう言った。

 みんなまた驚いてボクを見てた。


 そして、みんな高橋くんのこと、まだ背中たたいたり、頭ポンポンたたいたりしていじり倒してる。 楽しい人たちだよね。

 良かった……。 ボクはこの人たちと友だちになれて。



「じゃ、ちょっとしたハプニングもあったけどカラオケパーティーはじめよ~!」

 優衣ちゃんが一気にテンション上げて場を盛り上げる。


 ボクも入ってきたときの気分と違って、男の子と遊ぶことに違和感が少なくなってきた気がする。 楽しくなってきたよ!


 で、でも、ボク歌って……全然、知らないや。


 ちなみに優衣ちゃん、青山くん、高橋くんの3人は県立の四葉高等学校に合格した。 そこは県じゃちょうど真ん中くらいの偏差値の普通科高校だ。

 そして亜由美ちゃんと山下くんも同じ公立の普通科高校だけどレベルが段ちだ! 合格した県立天ヶ崎第一高等学校は県でも2番目に偏差値の高いエリート高っていってもいいところだ。 亜由美ちゃんも山下くんもすごいや。 ボクなんかと大違いで、ほんとに勉強、がんばってるんだなぁ……。


 ここはカラオケはもちろんだけど、お食事とかも出してくれるから誕生パーティーとかするのにももってこいのトコロだ。

 春奈の誕生日もみんなしてお祝いすればすっごく楽しいし、春奈もそれはうれしそうにしてた。(これで春奈も15才なのだ)

 

 ボクもいやいやながら歌、いくつか歌わされちゃった。 優衣ちゃんったら、せっかく男女で来てるんだからって、男の子とデュエットするのが当然! なんて言ってくるし。

 亜由美ちゃんと青山くんは付き合ってるから(そ、そうなんだ?)って春奈と優衣ちゃん言ってくるし、高橋くんとはまだ会ったばかりだし、で結局、山下くんと歌うはめになっちゃった。

 ボク全然うまく歌えないから山下くん迷惑だったんじゃないかな?


 もう、ほんとみんな強引なんだ……。



 でも優衣ちゃん。

 色々言いたいこともあるけど……。

 男の子と遊ぶのもまだまだ慣れないとこあるけど。

 


 こんな楽しいパーティー、開いてくれてありがとう!

 


なんかまとまりのない……長い話に。

でもとりあえず、番外編はこれで終わりです。


次から3章に入ります。

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