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心のゆくえ  作者: ゆきのいつき
3章
111/124

ep104.ちーちゃんの幸せ

いつもの投稿時間に間に合いませんでした……。

「いやっ!」


 そう大きな声を出すなりテーブルから離れ、よろけて倒れそうになりながらも自分の部屋へ逃げるように戻って行った蒼空。


 残された3人はしばし呆気に取られ、発作的に動いた蒼空の後姿を見つめる。


「蒼空ったら、人の話しを最後まで聞かずに……、ほんと困った子。はぁ……」


 日向はそう言ってため息を付きながら額に手をやる。


「私、呼び戻してこようか?」


 我に返った春奈は呼び戻すかどうか、2人に伺いをたてる。


「叔母さん、蒼空ちゃんをあまり責めないでやってください。

 蒼空ちゃん、今日はずいぶん疲れちゃってたみたいだし……。また明日にでも、落ち着いてから……改めてお話してみます。

 春奈ちゃんも……今はそっとしておいてあげて、ね?」


「うう、まぁ、ちー姉がそう言うのならそうするけど……。ったく、お姉ちゃんったら、大切なお話だっていうのに! ほんとばか姉め~」


 どうやら千尋の話の内容を知っているような口ぶりの春奈。それだけに余計蒼空の態度が気に食わないのか、日焼けした顔をふくれっ面にし、尚もぶつくさ文句を言い続けている。


「ふふっ、春ちゃん。そうやってふくれてるところ、蒼空ちゃんとよく似てるよ? やっぱ姉妹だね」


 千尋のその言葉に更にほっぺをふくらまし文句を垂れる春奈。


「え~! あんなワガママ姉と似てるだなんてうそでしょ~? それに私あんな子供じゃないし~。ちー姉、まじ勘弁だよっ」


 強気な言葉とは裏腹に、なんともにやけた表情がにじみ出てくる春奈。そんな春奈を見て千尋、そして日向は顔を合わせて微笑みあう。


 春奈は「違う、違うって~」などと否定の言葉を重ねるが、なんともその表情にしまりはないのであった。



 しかしまぁ、結局のところ、蒼空には甘い、柚月家の人々なのである。



* * * * * *



『コンコン』


 翌日の朝。

 月曜日の今日は本来なら学校なのだがこの日は春分の日。学校はお休みである。

 明日は終業式ということもあり、さすがに朝錬もない春奈がドアをノックしていた。


 が、返事がない。


『コンコン』


 再度ノックするもやはり帰ってくる言葉がない。


「お姉ちゃん、ノックしたからねぇ……、入るよぉ」


 いつも蒼空にノックしろと文句を言われている春奈。ノックしたことを誰ともなしに主張してから、軽く笑みを浮かべ静かに部屋へと侵入する。

 そしてベッドで眠る蒼空を見た春奈はその表情をみるみる険しいものへと変えていく。


「ちょ、ちょっと、お姉ちゃん! 何そのカッコ~。まさか着替えもしないでそのまま寝ちゃったわけ~?」


 まだ起きてもいない蒼空に向って思わず声を荒げる春奈。

 ベッドに横たわる蒼空の姿は昨日のパーティーの服装のままで、どうやら着替えもせずにベッドにもぐりこんでそのまま眠ってしまったようである。枕に顔をうずめるようにして眠る蒼空はまさに潜り込んだというにふさわしい様相で、ベッド脇から侵入したらしいその姿は掛け布団も斜めがけとなり、小さな足がその布団からはみ出したまんまで靴下も脱いでいない始末だ。


「ほらもう、お姉ちゃん、起きて? ほんっと、だらしないんだから! せっかくのお洋服もしわくちゃになっちゃってるし、髪も結ったまんまだし、そもそもそんなカッコで寝てカゼでもひいたらどうするの~」


 軽く体を揺すられながら声をかけられれば、いやでも目が覚めるというもの。


「ふぇ~? な、なぁにぃ?」


 なんともとぼけた返事を返してきた蒼空。

 どうやら春奈の剣幕で目は覚めたものの、置かれている状況に頭が付いていけてないようである。そんな蒼空を他所に更にたたみかける春奈。


「ふぇ~じゃないっつーの。ほら、お姉ちゃん、起きて!

 起きたらすぐにシャワーね。ったく、年頃の女の子がお風呂にも入らず寝ちゃうだなんて。

 いい? すぐシャワー浴びるんだよ! 1人で大丈夫?」


「う、うん。だ、だいじょうぶ……だけど……」


 春奈にベッドから追い立てられるがごとく起こされた蒼空は、寝ぼけ眼をこすりながらそう答えるが、その顔はまだまだどこか遠いところを見ている。

 起き上がった蒼空のカッコは春奈の言うようになんともだらしない。かわいいグラフィック入りの長袖シャツは当然のごとく隈なくしわしわになり、キュロットパンツは裾がずり上がって、かわいらしい太ももがあらわになってしまっている。普通のスカートならパンツまで丸見えになっていたことだろう。


 追いたてられた蒼空は、まだまだぽやんとした表情を浮べながらもなんとかベッドから立ち上がる。

 めくれていたキュロットパンツの裾がはらりと落ち、ようやく太ももが隠れるも、そんなことにも全く無頓着な蒼空。そんな無防備な蒼空を見て春奈はため息をつくしかない。


「はいっ、着替え! ほら、さっさと行く!

 なんなら私が手伝ってあげよっか? まだまだ体も万全じゃないでしょ?」


 かわいらしい膨らみを見せている蒼空の胸にそれを押し付け、イジワルな表情を浮かべ聞いてみる。


「はわっ、い、いい。もうボク1人でも十分入れるから! でも、そ、その、ありがと春奈」


 蒼空はそう言いながら着替えを受け取ると、まだまだ半分眠ったような状態ではあるものの、よたよたとお風呂のほうへ向って歩いていくのであった。


「ったく、あのばか姉。……もっと自分の体に気を使えっての。カゼひいちゃったりしたらどうするのよ。ついこの間も、生理でバカ騒ぎしたばっかだっていうのに。懲りないんだから……」


 蒼空を見送りながらもそうつぶやく春奈。口ぶりとは裏腹にその表情はやさしい笑顔で満たされているのだった。



* * * * * *



「ううっ、春奈ったら……。最近ボクのことお姉さんって思ってないんじゃないかな?

 どんどん風当たりがきつくなってきた気がするぅ……」


 浴槽にカラダを沈め、なんとか口元までをお湯の外に出しながら、ついついぐちってしまったボク。


 ボクは春奈にお部屋から追い立てられるように出され、お風呂に入ってる。

 シャワーで済まそうかと思ったけど……まだまだ寒いし、やっぱ湯船に浸かってあったまりたくなっちゃったの。


 そんでもってお風呂に入ってるうちに昨日のことをだんだん思い出してきてしまった。


「あうぅ、ボク、なんであんなことしちゃったんだろ……」


 昨日。

 ちーちゃんはボクに大事なお話があるって言って、ボクや春奈、それにお母さん、みんな一緒にそのお話を聞かせてくれようとしてたのに……。


 ボク、途中で逃げ出しちゃった。

 なんて自分勝手なことしちゃったんだろ。


「ううぅ……」


 ボクはお湯を手のひらにすくい、それを自分の顔にぴちゃっとかけ、そのまま顔を手のひらで覆った。

 なんかボク、ほんと情けない……。


 湯船から立ち上がりお湯から出て、壁にある姿見で自分を映す。


 そこに映ってるのは女の子。

 どこをどう見たって普通の女の子の姿。

 まぁ高校生にしてはちっちゃくて、それに髪は真っ白で、目が赤かったりしちゃうけど。


 この姿になって2年半以上経ってこの間にはついに生理なんかも来ちゃって……。どんどん女の子としての経験も積んできてるけど。


 ボク自身は何か変わってきてるんだろーか?


 お世話になったちーちゃんが、ここから。ボクたちのお家から出ていっちゃう。それを聞いただけでボクったらあんなことしちゃうなんて。まだお話にも続きあるみたいだったのに……。


 ほんと、全然成長してない――。


「はぁ……」


 後でちゃんとあやまろう。

 うん、そんでもってちゃんとお話聞かなきゃ……。



 ……それにしてもボクのカラダ。

 

「ぜんぜんおっきくならない……」


 長い入院生活でやせ細ってたカラダはいくぶんマシになって、退院したころなんてあばら骨とか浮き出て、腕や足もなんていうか……がっりがりだったけど。そんな骨ばってたとこにもずいぶんお肉が付いてきてて、更にはお尻の方にまで付いてきたし、その……女の子らしいやわらかさとか出てきたと思う。

 胸だって、まぁ、春奈にはかなわないけど……まだまだこれから成長の余地はあると思う。ほら、生理だってまだきたばっかなんだし。


 これからだよね? きっと。目指せCカップなんだから。


 でも問題は背がぜんぜん伸びないってこと。


 だからボクはいつまでも子供扱いされちゃってるんだと思うの!

 瑛太にタメ口きかれちゃうのも、春奈やガッコのみんながボクを子供扱いするのも。

 今までの治療や、お薬の所為せいってこと……あるのかな?


 それともボクのこのカラダ……の、所為、なのかな?



 あーあ、早くおっきくなれればいいのに。


「くちゅん」


 はわっ、いっけない。カラダ冷えてきちゃった。

 こんなのでカゼひいちゃったりしたら、それこそ春奈に子供扱いされちゃう。


「何やってるんだろ、ボク」


 そうつぶやきながらもボクは今一度湯船に戻ってカラダを沈め、冷えたカラダを暖め直したのは言うまでも無いことだ。


 

 お風呂から出たボクに待ち構えてた春奈が、「遅い~」と文句言ってきたのは十分予期出来てたことだったからボク的には全然問題なしなのだ、うん。


 

* * * * * *



「蒼空ちゃん、おはよう! お風呂入ってたんだね。シャンプーのいい香りがしてくるよ」


 お風呂から上がり、春奈に手伝ってもらいながら髪を乾かして軽く後ろに流し、すっかりさっぱりしたボク。今日はお家でごろごろしてるだけだから髪は結わずにこのままで居るつもり。たまにはストレートもいいと思うんだ。

 支度がすんだところで、朝ごはんのため食堂に向ったボクは、そこで珍しい人と遭遇してしまった。


「ち、ちーちゃん! そのぉ、おはよう。め、珍しいね? 朝の、こんな時間にここに居るだなんて」


 ボクはちょっとうわずった声で、それでもなんとかお返事を返した。


「ふふっ、そうだね。私ったらいつも朝遅かったからね。今まで蒼空ちゃんたちと顔合わすことなんて、ほとんどなかったね」

「う、うん。ちょっとびっくりした」


 ボクはちーちゃんにちょっとぎこちない会話をしながら、昨日と同じようにダイニングテーブルに腰かけた。


「その……昨日はごめんね? 蒼空ちゃん疲れてたのに……あんなお話しちゃって」


 席に座りボクが落ちついたのを確認すると、ちーちゃんがそう言ってボクに謝ってきた。


「そんなっ、それはボクが言うことで……、ちーちゃんは何も悪くない。悪くないんだもん」


 ボクはちょっと強めの言葉でちーちゃんにそう返した。

 遅れてやってきた春奈がそんなボクの隣りに座る。


「ちーちゃん。せっかくお話があるってみんなにお話ししようとしてたのに、ボクったら……あの、その……」


「ほらお姉ちゃん、しっかり!」


 春奈が背中を軽くたたくように撫でてきた。もう、わかってるよぉ。


「その、途中で逃げ出しちゃたりしてごめんなさい! あの、だから、そのぉ、昨日のお話、もいっかい聞かせてください! ……だめ、かな?」


 ボクは向かいに座ってるちーちゃんにぺこりとアタマを下げ、それからそろそろと上目使いでちーちゃんの方を窺い見る。

 んー、へ、返事がない。

 どうしたんだろ? ボクは弱い視力なりに、それでもしっかりちーちゃんの様子を窺おうと尚もしっかり見つめる。


「お、お姉ちゃん、それはだめ、ダメだよ~」

「はぇ?」


 春奈が「あちゃ~」とか変な声を出しながらボクになんか言ってきた。ったく、何だって言うんだろ? こっちは今大事なトコなのに~。


「そ、蒼空ちゃん。そんな頭なんて下げなくていいから。(ううっ、もうかわいいすぎっ! その上目使いはダメ! どうにかなっちゃいそう……)

 そ、それじゃ、改めてお話させてもらうね。あっ、でもその前に朝ごはん、済ましちゃおう。ね?」


「うん、わかった! ほんとごめんね、ちーちゃん。今度はボク、ちゃーんと最後まで聞くから」


 ちょっと赤いお顔をしてるように見えるちーちゃんに、ボクは今日初めてかもしれない満面の笑みを浮かべてそうお返事した。


 ちーちゃんのお顔が更に赤くなったように見えた――。



# # #



「そういう訳でね、その、私、6月に結婚することになったの」


 ちーちゃんから聞かされたお話にボクはもうアタマがまっ白になっちゃった。

 け、結婚? 出て行くだけでなく、け、結婚するだなんて。


 

「それでね、実はね。その……、お腹に赤ちゃん……いるの」


 自分のお腹をやさしくさすりながらそんなコトを言うちーちゃん。



「は、はわっ」


 はぇ~!


 ち、ちーちゃん。あか、あか、赤ちゃんって、はい~?


 ボクのお顔はもうまっ赤になってるに違いない。


 ああ、ボクもう、何も考えらんない……。

 

「あう、あうっ、はええ……」


「もう、お姉ちゃん! わけわかんないことぶつくさ言ってないで、いい加減、落ち着きなよ~、ほんと子供なんだから~」


 あうあう言ってなかなか復活しないボクを見て、春奈がいい加減いらついたのか文句を言ってきた。


「ふみゅう、だ、だって……、だって、ちーちゃんが、ちーちゃんが居なくなって、赤ちゃんにぃ」


「はぁ? もう、お姉ちゃん、何変なこと言ってんの? もうしっかりして!」


「ちょっと、春奈、落ち着きなさい。そんなに蒼空をゆすっちゃだめよ。蒼空もほら、しっかりなさい!」


 ボクの肩を持って揺すってた春奈をさすがに見咎めたお母さんが注意し、ボクもしっかり叱られた。


「「は、はーい!」」


 もちろん2人して謝った。


 それにしても、それにしたって……驚くしかないよね?



 お相手は同じ大学の教育学部の講師さんだそうで、4つ年上のその人とは2年くらい前からお付き合いしてたらしい。そんでもって、ボクん家を出たあとは、2人でアパートを借りて住むんだそうだ。


 で、赤ちゃんは今3ヶ月だそうで、春奈は「お正月のときの……かもね」なんてつぶやいてた。


「それで、ずいぶん急だけど、姉さんにはもう報告したの?」


 お母さんがちーちゃんに質問してる。

 そ、そうだよね、瑞穂伯母さんがこのこと知ったらなんて言うんだろ? ちーちゃん、叱られちゃったりするのかな?

 ボクと春奈はもう興味津々で、ちーちゃんの返事を待つ。一時の混乱から冷めたボクはもう、春奈同様その先の話が気になってしかたない。

 そんなボクたちをお母さんが呆れて見てくる。


「はい、母さんには先月……、病院で結果が出たときに電話で報告しました。確認するのが遅いって叱られちゃったけど……すっごく喜んでくれました。

 いつ結婚するんだ? いつ帰ればいいんだ? とか。もう質問攻めに合って大変でした」


 苦笑いしながらもそう話してくれたちーちゃんは、なんだかすっごく幸せそうな顔をしてた。


 それにしても伯母さんはやっぱり伯母さんだった。

 伯母さんは「なんでそんなことしたの?」なんて怒ったりはしない。すっごく前向きな人なんだもん。それがちょっと面倒くさいこともあるけど……やっぱ大好きな人だ。

 それに……お母さんの大好きなお姉さんでもあるしね!


「それでね蒼空ちゃん。出来たら披露宴にはぜひ蒼空ちゃんにも出てもらいたいなと思って。あ、もちろん春ちゃんや、叔母さんにも出てもらうから心配いらないよ?

 それに式自体もね、そんな派手なことはしないで、身内とお互いのお友だちだけを呼ぶだけの慎ましやかな式にしたいなって思ってるから、ほんと気を使わなくても済むし……、どうかな?」


「ひ、披露……宴?」


 ボクはちーちゃんの思わぬ提案にしばしほわっとしてしまった。


「ちー姉、それって人前式ってやつ? なんか素敵! お姉ちゃん、もちろん出るよね?」


 春奈が大きな目をきらきらさせてちーちゃんに式のことを聞きつつ、ボクにも振ってきた。


「う、うん。もちろん……出たいけど……」


 ちーちゃんにはいっぱい、いっぱいお世話になってるんだもん。

 もちろん出たい。出たいけど……ボクは自分の体力にあんまり自信が持てないから……もしそれに出席して、何かあったりなんかしたら……。


 迷惑だけはかけたくない。


 そう思うと簡単に出るって言うわけにもいかなかった。

 そんなボクの気持ちを察してくれたのか、ちーちゃんが言う。


「蒼空ちゃん。まだ日はあるんだし……今すぐお返事しなくていいんだからね。式は6月だから……、それまでにお返事もらえれば大丈夫だから」


 ちーちゃんのその心遣いがとってもうれしかった。


「うん、わかった。その……あのね、ちーちゃん」

「なあに? 蒼空ちゃん」


 ちーちゃんがちょっと不思議そうにボクの方を見る。

 ちょっと早いけど……、ボクは精一杯の気持ちをこめて言った。



「結婚おめでとう!

 赤ちゃん……無事生まれるといいねっ」


「う、うん! ありがとう。ありがとう……蒼空ちゃん」



 そんなちーちゃんの声は、かすかにうわずってて……、後になっても、しばらくその言葉が耳に残ったボクだった。



読んでいただきありがとうございました。

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