レレレの日常
レレレの日常について書いておきますね。
そんなこんなで商人の家に着いて、商人の倉庫で掃除をしていると、クロい犬の霊が襲いかかってきた。レレレが持っていたほうきで犬の霊を叩くとギャンと鳴いて後ずさる。「なるほどクロちゃんは倉庫の番犬として生きて、死んでからも倉庫の番犬をしてるんだね。」レレレがそう呟くと、犬の霊は驚いたようにレレレを見つめて、最初に攻撃してきた時の凶々しい雰囲気が薄れてしまった。
「そうだね、ぼくのほうきの力で君を消滅させることはできるけど、それよりも君のような忠犬はもしかしたら人間に転生するかもしれないから、自分の力で彼岸に向かった方がいいよ。」レレレがそう言ったら、犬の霊の凶々しい雰囲気は完全に消えて、つぶらな瞳の黒い犬の霊がそこに居て、レレレの言葉にしっかりとうなずいた。
それを見てレレレが「ガーテーガーテーパラガーテーパラソーガーテーボジソワカー」と真言を唱えると、犬の霊は光に包まれて空に向かって消えていった。
「さて、作業再開だね」と呟いて、倉庫全体をきれいに掃除して、商人に報告すると、商人は完全にきれいになったので依頼完了のサインをしながら非常に驚いていた、「今までたくさんの冒険者に依頼したが黒い悪量に襲われたなどと言って逃げ出す奴らばっかりだったのに」と呟いていたので、「それはあなたが以前に飼っていたクロちゃんが死んでも倉庫の番犬となってたから、説得して成仏してもらいました」とレレレはクロちゃんの映像を商人にテレパシーで送信したところ、商人は大粒の涙を流して、「これ、ウチの商品でそこそこ値段のするハチミツだけど持って帰って欲しい」と言って蜂蜜のツボを渡してきた。
結局、大根2本と蜂蜜のツボを持ってギルドに帰る途中で、肉屋の親父から声をかけられる。「この肉は古くなってしまったから、ダメな部分は捨てて、いい部分だけ、自分の家で食べるつもりだが、レレレが正確にダメな部分を浄化するなら、半分くらいあげるよ」と言ってくるので、「この肉のために死んだ生命があるのだから、食べることで供養してあげるのが大事だよね、」と言いながら、クリーンと鑑定と浄化を使って、食べれる部分だけを殺菌消毒してしまった。「相変わらず見事なスキルだねー、冒険者辞めてウチで働かないかい。」と言いながら、きれいになった肉を半分に切り分けて、油紙に包んで手渡してきた。
このように、冒険者ギルドでの依頼をこなしながら、街のみんなの小さな頼み事をこなし、食材などを入手して日用の糧とするような暮らしが、レレレの日常であった。
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