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アルケミスト~闇の世界で闇に生きる~  作者: 我流技褄
第2章 学院
15/19

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う・・・現実の忙しさが・・・

大変遅くなり申し訳ございません。暫く現実も忙しいので、更新が遅くなる可能性が高いです。ご了承ください。

||わたしは望む

||この世の奥義を

||私は望む

||この世の摂理を

||私は望む

||この世の知を

||そして私は払う

||この身の全てを

||この世ならざる者の為に


 時は流れる。それはもう驚く程早く。学院は長期休業期間となり、殆どの学院生は実家に帰っている。今学院にいるのは、家に帰りたくない生徒や成績が危険で挽回する必要のある生徒、そして研究などで立てこもっている一部の教師とその生徒だけである。

 かく言うヘルメスも、特に実家があるわけではないので、学院を拠点として行動している。何故「拠点」なんて言い方したかって?それは簡単、神格についての調査の為、レイラインの通過点を探す為だ。又、レイラインは幾つもの本数を走っていると考えられる為、その交差点にはゲートが出来る可能性があるのではないか、という考察ができたので、ゲートもついでに探しているのだ。エネルギーが交差するという事は当然特殊な事象が起きやすくなる。そういった訳で、大きな宗教の総本山があるところや、各国の王都、その他にも何かの儀式を行う場所を徹底して調べ、時には足を運んでいるのだ。

 で、今いるのは学院の北の平原にある名も無き環状列石だ。誰がいつ何の目的で作られたのかも分からないその列石は、見る限りただ石が並べてあるだけだ。

「さて、これがもし門となるなら、きっとどこかでエネルギー蜂起(ほうき)させれば良いんだろうね。」

何故そんなことが分かるかって?ここはエネルギー線の交差する場所だ。必然的に場の力は大きくなり、ちょっとした切っ掛けで直ぐに本来の能力を取り戻すことになる。もちろん、門とは限らないし、他の魔術関連の儀式の場である可能性も否定出来ないが、人一人居ないこの場では門である可能性を疑ったわけだ。


 徐に列石へと近づき、その中心へと向かう。そこが丁度エネルギーの交差する場である事を確認し、学院で学んだ魔術の知識を思い起こす。魔術とは、体内のエネルギーをリソースとして、それぞれ力を行使する物だ。ならば、力の行使まで持って行かずに、ただエネルギーを流せば、エネルギーをこの[場]へと与えられるはずだ。与えられたエネルギーにより、既に飽和しているであろうエネルギーが活性化し、本来の役割を果たす。ここまで考えた後、ヘルメスはエネルギーを周辺へと向けて放出し始めた。そして、変化は放出を開始して直ぐに表れた。


「!?」


気付いた時には、その場は先程までとは違う場所にいた。周りを見れば、列石は変わらずあるのだが、その周囲は平原から森となっているのだ。そして、何より・・・

(体からエネルギーが抜けていく!?)

相当危険な場所であるようだった・・・

久しく待ちにし主よとく来りて・・・

ということで次回、神格との会合・・・となるはずです。

神格がどちらの味方なのかはお楽しみに。

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