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あらすじ

国内最大の穀倉地帯を要するモラス領主の娘、ベレニスは、二人姉妹の長女。

縁談がもちあがるものの、婿をとって家を継ぐ決意ができず、時間の猶予をと、聖職者になった父の弟に還俗してもらい、自分の替りに後を継いで欲しいと家を出奔。


男装の剣士として、叔父のいる聖都を目指そうとする。


旅の安全を図るため、隊商に加わろうと向かった繁華街の酒場で、一人酒を飲んでいる黒衣の剣士、シルヴァンと相席するが、緊張からか眠ってしまう。

シルヴァンのはからいで、一夜の宿を得る事はできたものの、シルヴァンには女だとばれてしまう。


シルヴァンはシルヴァンで、黒鷲として巷間に名のしれた剣士であったが、その強さゆえに他人とは距離を置かれていた。そんな距離を飛び越えて、懐に入ってきたベレニスを憎からず思うようになり、ベレニスと共に隊商へ加わる。


男で通しているベレニスを気遣うシルヴァン。仲間からは、男同士で愛し合っているものとみなされてはいたが、順調に旅は進んでいく。


途中、シルヴァンの兄である国王夫婦からちょっかいをかけられたり、盗賊からの危機を乗り越えながら、無事聖都へたどりついた二人。


しかし、ベレニスは先回りしていた家令に叔父と共に領地へ連れ帰られてしまう。

一方シルヴァンはベレニスの縁談の相手が自分である事を知る。


モラス領でのお家騒動に翻弄されながら、実は互いが縁談の相手だった事を知ったベレニスはシルヴァンと結ばれる。

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