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新人ギルドマスターの苦難~問題ばかり持ってくるな!~  作者: コウモリ


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1/7

プロローグ

読んでいただけるとありがたいです。


市役所の一室、午後4時30分。

窓口業務も落ち着き後は、定時を待つだけのはずだった。


「佐藤君、ちょっといいかな」

突然、課長に呼ばれた。この時点で嫌な予感がしていた。

書類の不備か、クレーム案件の押し付けか、それとも厄介な住民対応か。だが、そのどれでもなかった。


「佐藤君に君に異動辞令が出ていてね。来週から松永ダンジョンに配属になったから準備よろしくね。」

「........はい?」

差し出された紙には、確かに自分の名前があった。

『2025年8月10日付けを持って、松永ダンジョン支部の支部長に任命します。』


「いやいやいや、待ってください!そんな急に言われてましても。てか普通ギルドの職員がなるものでしょ!僕、公務員ですよ!?」

「君も知っているだろう。1年前ダンジョンの管理は、民営化されたがすべてではなく今でも一部ダンジョンは、市町村で管理されている事を」

「今回のダンジョンも我が市で管理しているものでね。そこで君に異動の辞令が出たのだ。」

「それにしたってなんで自分何ですか!」

「君クレーム処理が得意だろう?。」

「……それとこれとは話が違いません!?」

「同じようなものだよ」

「まぁもう決まったことだから。頑張ってくれ!」

話を強制的にぶった切られた。これから、どうなっていくのだろう

=======

それから一週間。

 引き継ぎやら引っ越しやらに追われ、気づけば赴任当日になっていた。

 本来なら新しい職場について調べるべきだったのだろうが、そんな余裕はなかった。

(まあ、古参の職員もいるって言ってたし……なんとかなるだろ)

 今思えば、このときの自分は、軽く考えすぎていた。


家から車で二十分。目的のギルドに到着した。

少し古びてはいるが、しっかりとした建物だ。


「今日からここが新しい職場か……不安だけど、ちょっと楽しみでもあるな」


そう呟き、意を決して扉を開ける。その瞬間、「危な――っ!?」

何かが、ものすごい勢いで飛んできた。「え?」

次の瞬間、鈍い衝撃が頭に直撃する。

遠くの方から「あー……」という気の抜けた声が聞こえた。

(え、なに今の……?)

状況を理解する前に、視界がぐらりと揺れる。そして意識が暗転した。

これが、佐藤優の支部長としての最初の出来事だった。


読んでくださりありがとうございます!

ぜひ、ブックマークとポイント評価よろしくお願いいたします!

22時に更新となります。

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