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王道の勉強法とは⑤
また1週間が経過した。
大学でもいろいろあって、時間の経過が速く感じられる。
「宿題はできたかね? 」太郎吉先生が訊いてくる。
「やっと理解できました。
『睡眠』と『ルーティーン』と『処理速度』でしょうか? 」私が言うと、
「そう、そこじゃな。さすがに実体験しとる者は察しがよい。」
太郎吉先生、『わが意を得たり』といったところ。
「勉強というと、すぐに『教材』は何を使うかとか、
使い方のテクニックとか、そういう方に目を向けられがちだ。
また、学者連中は、学習者の『認知』特性とやらに目を向けがち。
目線が高すぎるんよ。
目線を向けるべきは、『体』、
学習者そのものと、
とりまく環境の整備が最優先。
そこが整備されとらんのに
勉強させようとするから無理がある。」
「どうしたらいいのかな?
私はそういう意味じゃ、
ウチはお金持ちじゃないけど恵まれていたんだと思うけど。」




